左官のプロが解説!知っておきたい専門用語一覧
「このページでは、左官工事で使われる専門用語を網羅的に解説しています。初心者の方から、施主、建築関係者まで、左官の知識を深めたい方はぜひご活用ください。」
この用語集は「経験豊富な左官職人と管理・監督者」によって作成・監修されています。KABE-DANメンバーについては一覧をご覧ください。
クリックすると詳細情報のページに移動します。
専門業者に依頼せず、住まいの改修・製作・補修を自分で行う行為や文化。道具・材料を自分で選び、計画→施工→安全管理→後片付けまでを担う事。
室内の一面だけを他の壁と異なる色・柄・素材で仕上げ、空間に視覚的な“アクセント(強調)”を与えるデザイン手法です。
日本語では「強調壁」「フォーカルウォール」とも呼ばれます。
アスファルトシングルとは、ガラス繊維基材にアスファルトを含浸させ、表面に鉱物粒を付着させた屋根材。軽量で施工が容易なのが特徴。
関西ペイントが開発した漆喰系塗料。抗菌・消臭など多機能な内装仕上げ材。
長い年月を経た素材や家具が持つ風合い、またはその経年感を取り入れたデザインを指します。建築分野では、古材、レンガ、金属、石、使い込まれた木部などを生かし、落ち着いた色調や摩耗感のある空間に仕上げる際に使われる用語です。
LIXILが1999年に発売した調湿建材の先駆けの商品。多孔質セラミックスを高温で焼いた呼吸する内装壁材。
LIXILが開発・販売する内装用の調湿機能付きタイル建材。多孔質セラミックスを用い、室内の湿気やニオイを吸放出することで、快適な室内環境を保つことを目的とした製品です。
スペイン発祥の高級塗り壁材で、主成分は天然消石灰です。日本国内でも内外装の仕上げ材として採用されることが多く、特に自然素材志向や健康志向の住宅に人気があります。
上品さ、優美さ、洗練された印象を重視するデザイン表現です。建築では、単に装飾が多い空間ではなく、色彩、素材、曲線、光沢、陰影などが過不足なく整えられた状態を指します。
屋根と柱だけで構成される簡易車庫。住宅の駐車スペースに設けられる簡易的な屋根付きの構造物で、雨や日差しから車を守るために設置される。
外壁左官仕上工法のひとつ。主に、外壁に多い。仕上材が乾かない時に剣山状の硬いブラシやワイヤーブラシで表面を数ミリ削ぎ落す工法。
換気を前提としつつ、湿気・温度・材料特性をコントロールしてカビの発生と再発を防ぐための総合的な取り組みを指す。特に塗り壁材(漆喰・珪藻土など)は、ビニールクロスとは異なる調湿・抗菌特性を持つため、材料選定も重要な要素となる。
厚塗りテクスチャを得意とする内装用左官材。粗めの骨材を含み、存在感のあるマットな質感をコテ仕事で表現できる“意匠寄り”グレード。
「亜鉛」「アルミ」「シリコン」を組み合わせた合金のことを指す。鋼板として屋根・外壁材に使用されている。
車両を壁・天井で囲い、出入口に扉(シャッター等)を備えた屋内駐車空間。風雨・盗難から車両を保護し、収納・作業を兼ねる用途も多い。
車庫を住宅に組み込み、暮らしと愛車を近づける住まい。
趣味性と防犯性を兼ね備えた都市型住宅に多い。
キッチン設備の後ろ側に位置する壁面、またはキッチンで作業する人の背後にある収納側の壁面を指す言葉です。現場によって示す範囲が異なり、コンロやシンクに接する壁を意味する場合と、カップボードを設置する壁を意味する場合があります。
グラスファイバーメッシュは、ガラス繊維を編み込んで作られた補強材で、塗り壁や外断熱工法のクラック防止に用いられる。
色、明度、濃度、質感などを一方向または不規則に少しずつ変化させ、境界を目立たせずにつなげる仕上げです。左官工事では、色の異なる塗り壁材を塗り重ねたり、乾燥前に境界をなじませたりして表現します。
DIY向けの室内用・珪藻土系左官仕上げ材(製品名)。粉体またはプレミックスとして販売され、壁・天井をマットな質感に仕上げるために用いる。配合や効果は商品によって異なる為、説明書に準して施工する必要がある。
調湿性能を持つ内装用の 珪藻土 系仕上げ材。施工性と意匠性を兼ねた現代的塗り壁材。
建物の隙間や継ぎ目を充填する柔軟な素材で、雨水や空気の侵入を防ぐ役割を持つ。主に外壁や窓周りで使用され、住宅の耐久性と快適性を支える。
クリスタルを使用した照明や幾何学模様を配したファブリックなどが特徴的。
革製品や金属など光沢のある素材やエナメルやベルベット素材もよく用いられる。
壁や柱の角に取り付け、角の通りを整えながら欠けやひび割れを抑えるための部材です。左官工事では、主に出隅や入隅へ先行して取り付け、その上からモルタル、薄塗り材、樹脂系仕上げ材などを施工します。
左官仕上げ面にコテ運びとコテ圧の差で生じるうねり状の凹凸や陰影。意図して残す意匠的な波と、フラット仕上げで生じる不具合としての波の両義がある。
骨材とセメントで構成される材料、外壁や道路などに使用される。
実際の構造コンクリートをそのまま見せるのではなく、左官材や意匠塗材などを使って、コンクリート打ち放しに近い色、型枠跡、目地、気泡、濃淡を表現する仕上げです。建築上の正式な構造名称ではなく、意匠イメージを示す言葉として使われます。
建物の外壁に使用するパネル形状の外壁材のこと。材質は、セメントや金属が主流。
シーラーとは、下地の吸水調整と上塗り材の密着性向上を目的として、仕上げ前に塗布する下地調整材。
住宅の気密性が高まった事により、目がチカチカしたり、頭痛、吐き気などの催す症状の総称。建材などから出るVOC(揮発性有機化合物)が原因とされている。
アイカ工業が製造している内装外装の仕上材。40年以上の実績があり、カラーは180色以上から選べる。
アイカ工業の外装用塗り壁材シリーズ。可とう性と低汚染で、汚れ・ひび割れに強い。
フジワラ化学(愛媛県)が製造する内装専用の珪藻土で基本25色(特注色可能)が販売されている。
単純で飾り気や無駄がない様。家具や物を増やさず配置し、色調や彩度を統一したインテリアのスタイル。
左官材料に微細な繊維を混ぜ込んで割れを抑え、靭性と作業性を高めるための添加材。
表面に凹凸をつけて仕上げる装飾性の高い塗り壁技法。
左官道具の 鏝 の中の一つで、発泡スチロール製のもの。 場作り(不陸整正)がしやすく、主に タイル 下地作りなどで使用される。
LIXILが展開する内装壁機能タイル「エコカラットプラス」の商品名です。砂岩に見られる流れるような模様を大判のタイルで再現しており、ひび割れ模様や結晶のような柄も意匠の一部として含まれています。
天然石に見られる色の重なり、粒状感、凹凸、層状の模様などを、左官材や塗材によって表現する仕上げです。実際の石を張る工法ではなく、セメント系・石灰系・樹脂系などの仕上げ材に、着色骨材や砂、石粉などを組み合わせて石の質感を再現します。
フランスの天然漆喰ブランド。自然素材を重視し、日本国内でも20年以上販売・施工の実績があるメーカー。
水と反応して硬化し、砂や砂利などを結合させる粉体状の水硬性材料です。一般的にはポルトランドセメントを指すことが多く、モルタルやコンクリート、セメント系下地調整材などの主な結合材として使われます。
アイカ工業が展開するメラミン不燃化粧板の商品名です。表面の意匠性や清掃性を備えたパネル材で、キッチン、洗面所、トイレ、店舗などの壁仕上げに使用されます。色柄や表面仕上げ、厚さ、適用範囲などは製品シリーズによって異なります。
鹿児島、宮崎の南九州が産地の「シラス」と呼ばれる火山灰からできている100%自然素材の外壁材。
粘土などの主原料を高温で焼いた陶磁器製の建築材料。今では機能性よりデザイン性重視で選ばれ建物の外壁や内装に使われている。
タイルに切れ込み(スコア)を入れ、そのラインに沿って割るための専用工具です。主に手動式(押し切りタイプ)が一般的で、刃で表面に筋を入れた後、テコの力で割る構造になっています。
タイル専用の接着剤。貼るタイルの厚さ、重さ、素材などと、ボンドの種類、貼る場所を考慮して用途に合ったものをを選ぶのが良い。
壁や床の表面にタイルを張り、目地を充填して仕上げる方法です。陶磁器質タイルを中心に、石材系やセメント系などの製品も使われます。
木枠と壁材の取り合い部分を 散り際 といいそこに隙間ができること。木の伸縮や経年劣化、地震などでの建物の揺れなどが原因とされている。
表面に光沢を与える仕上げ技法。高級感や清掃性を高める効果がある。
壁や床の表面に現れる凹凸・粒感・艶・鏝跡などによる質感表現のこと。左官では単なる「模様」ではなく、光の反射や陰影、素材感まで含めた“仕上がりの印象”を左右する重要な要素になる。塗り壁では同じ材料を使っても、鏝の動かし方、骨材の粒度、押さえ加減、光の当たり方
によって、見え方が大きく変わる。
フランス セニデコ 社が製造販売する建築資材。石灰が主成分、リーズナブルに本場フランス漆喰が楽しめる。
建物の室内と庭などの屋外空間をつなぐ、地面に近い高さへ設けられた平らなスペースです。住宅ではリビングやダイニングに面して設けられ、タイル、石材、コンクリート、木材などで仕上げます。屋根や庇の有無は計画によって異なります。
トラディショナルの略。流行にあまり左右されない伝統的なスタイル。
モルタル、しっくい、土、各種の左官材などを練り混ぜたり、一時的に受けたりするための浅く広い容器です。「トロ舟」「プラ舟」と呼ばれることもあり、樹脂製が一般的ですが、現場や用途によっては金属製のものも使われます。
自然素材や自然な色味・質感を活かした仕上げやデザインテイストを指す用語です。木・土・石などの素材感を活かし、過度な加工や装飾を抑えた“自然体の仕上がりを意味することが多く、色味としてはベージュ・白・生成り・淡い木目などが代表的です。
壁面に平瓦などを張り、瓦同士の目地を漆喰などで盛り上げて仕上げる日本の伝統的な外壁工法です。盛り上がった白い目地の断面が海鼠(なまこ)に似ていることから、この名称で呼ばれています。
英語の「遊牧民」を語源とするライフスタイル。オフィスワークだけでない新しいワークスタイルを指す言葉
太陽光、日射熱、風、外気温などの自然条件を建築計画に取り込み、冷暖房や照明などの設備への依存を抑えながら、室内環境を整える設計手法です。方位、窓の位置、庇、断熱、気密、通風、蓄熱、日射遮蔽などを組み合わせて計画します。
内装の縦横のひび、クラックを大幅に軽減。パルプ紙繊維・不織布の壁紙クロス工法。上から、漆喰、自然塗料が塗れる。
フィラーとは、下地表面の凹凸・ピンホール・微細なひび割れを埋め、平滑に整えるための下地調整材です。
左官材や塗り壁材を施工する前に、プライマーを下地へ塗布するための刷毛です。独立した規格名称というより、現場ではプライマー塗布専用として使い分ける刷毛を指すことが多く、使用するプライマーの種類や施工面に応じて毛質、毛丈、幅、硬さを選びます。
軽量セメントに砕いたレンガや石などを混ぜて作成したもの。本物のタイルやレンガのように見える壁材。
コンクリートブロック積みで モルタル を塗り付け・均し・積み上げるための専用鏝を指します。一般的な左官鏝に比べて先端が細く、モルタルをすくいやすく積みやすい形状になっているのが特徴で、ブロック積み作業に特化した道具です。
建築物の表面に発生する微細なヒビ。髪の毛の様に細いためこの名前が使用される。
英語 botanical(植物の・植物由来の)に由来する言葉。建築・インテリア分野では、植物モチーフや植物由来素材を取り入れたデザイン・スタイルを指します。
刺激臭を持つ揮発性の化学物質です。建築分野では、合板、木質ボード、接着剤、塗料などから室内へ放散し、シックハウス対策上の規制対象となる物質として扱われます。
大理石に見られる流動的な筋模様、色の重なり、半透明感、光沢などを意匠として再現した仕上がりを指します。天然大理石そのものではなく、左官材、塗料、壁紙、化粧板、タイルなどによって大理石のような表情をつくったものの総称です。
光沢(鏡面反射)を抑え、拡散反射で落ち着いた見え方に仕上げる意匠・質感の総称。材料側(艶消し配合・粒度)と施工側(押さえ方・表面粗さ)の両面で成立する。左官では漆喰や珪藻土、塗装では艶消し塗料で実現する。
「所有」という欲を削ぎ落した生き方、自分にとって本当に必要なものは何かを吟味し暮らしを構成する。
建物や仕上げの状態を点検し、清掃、部分補修、保護処理などを行いながら、性能と外観を維持するための継続的な管理です。左官工事では、漆喰、土壁、モルタル、珪藻土系仕上げなどの塗り壁について、汚れ、ひび割れ、浮き、剥離、粉化、カビや雨水の影響を確認する作業を含みます。
モールディングとは、壁・天井・床・開口部の境界や端部に取り付ける装飾的な帯状部材の総称です。
英語では Molding と表記され、建築・内装においては空間に陰影やリズムを与え、仕上げの完成度を高めるための意匠要素として使われます。
ベルギー製の左官の仕上げ材。薄塗りでコンリクート調の高い意匠性の仕上げが実現できる。
タイルの一辺が5cm以下の装飾用の 陶磁器質タイル 。トイレ、洗面、キッチンのアクセントとして多く使われている。
近代的なデザインで無駄のない削ぎ落されたシンプルさが特徴のスタイル。
黒・白・グレーなどの無彩色を中心に、色数や色相を抑えて構成する配色・空間表現です。建築やインテリアの現場では、完全に一色だけを使うという意味よりも、限られた色調で統一されたデザインを指すことが一般的です。
色鮮やかな色彩をもつ異国情緒ある雰囲気のモロッコ発祥のタイル。キッチン、バスルーム、トイレなど水回りに多く使用される。
高級感・上質さ・特別感を感じさせるデザインや空間のスタイルを指す言葉です。建築・インテリア分野では、単に価格が高いという意味ではなく、素材・質感・空間構成・照明・ディテールなどが統合されて生まれる上質な雰囲気を表現する際に使われます。
モルタルを塗る際に貼られている金網状の金属、網目構造にモルタル素材を押し込み定着させる土台。
主に熱帯地域に生育するヤシ科のつる性植物と、その茎を加工した材料です。日本では「籐(とう)」とも呼ばれ、家具、建具、かご、照明器具、装飾パネルなどに使用されます。
表面をあえて粗く、不均一なテクスチャを残す仕上げ方法を指します。
鏝(こて)跡や骨材の凹凸、刷毛目などを活かし、均一で平滑な仕上げとは対照的に、素材感・手仕事感・陰影を強調することが特徴です。
モルタル外壁の仕上げ材として価格も安い為、一般的な住宅で広く使用されている表面化粧材。
籐など編み込んだ家具とラグや高さの低いソファーやベッドなどを組み合わせた解放感を重視したスタイル。
既存建物に対して性能や意匠を再設計し直す改修のこと。左官の現場では、単なる補修ではなく、下地から仕上げまでを一体で組み替える工事を指す場合が多い。
建物の壁面に植物を立体的に配置し、植栽基盤、灌水設備、排水経路などを一体化した壁面緑化の仕組みです。生きた植物を使うものが基本ですが、室内装飾では保存加工した苔や人工植物による壁面も同じ名称で呼ばれることがあるため、仕様確認が必要です。
既存建物の下地や躯体を活かしつつ、主に仕上げ層(特に左官仕上げ)を更新・改善する改修工事を指す。左官分野では単なる美装ではなく、下地の状態を見極めて補修・調整を行ったうえで再仕上げする一連の工程が重要となる。
イタリア語で「田舎」の意味、欧州の農村の邸宅をイメージしたスタイル。
富士川建材工業か製造する内外装仕上材で国産漆喰を使用している。
8色の標準色があり鏝押さえタイプ、 掻き落とし タイプの二種類がある。
過去の時代を思わせる色、形、素材感などを取り入れたデザイン表現です。建築では、古い建物をそのまま指すのではなく、昭和期の住宅や店舗、洋館、工場建築などを連想させる空間づくりにも使われます。
レンガ積み(煉瓦積み)で使う専用の鏝(こて)で、主にすくう・置く・ならす、そして目地まわりを整えるための道具です。
仕上げ材を施工する前に必要な土台部分で、接着性・強度・平滑性を確保する役割を持つ。見えないが、建物全体の仕上がりと耐久性を左右する重要な工程。
仕上げ材 を施工する前に、表面の凹凸や汚れ、弱った部分を整える工程。密着性や耐久性を高め、仕上がりの美観を左右する重要な準備作業。
下地材とは、仕上げ材を施工する前に用いられる基盤材のこと。仕上げの密着性や耐久性を高め、ひび割れや浮きの防止に重要な役割を果たします。
下地調整剤とは、塗装や仕上げ材を施工する前に下地の吸水ムラや密着性を整えるために塗布する材料のことです。モルタル、コンクリート、ボード面などの表面に塗布して、仕上げの剥離や浮きを防ぎます。
仕上げ前に行う最初の塗り工程で、下地の補強や密着性向上、防水性の確保を目的とする。仕上げ材の性能を最大限発揮させるための重要な下準備。
下地や仕上げ面の平滑性にばらつきがある状態。 左官や仕上げ施工で最も避けたい欠陥の一つ。
下地の凹凸を整え、仕上げ層の密着を高めるために施される中間層で、仕上げの品質を左右する重要な工程です。
下地の不陸を整え、厚みと平滑性を確保する“中間層”を最終意匠として見せる左官仕上げ。
(;らんけいせき)大きさや形が1枚1枚違った天然の石で舗装によく使われる。庭の雑草対策にもなり、敷石の中で一番人気が高い。
(;キョウカベ)
日本の伝統的な左官塗り壁のひとつ。関西地方で採れる色土を主原料とした土壁。
左官工事や塗装工程の最終段階で行う層の施工。美観と表面保護を目的とし、色・質感・模様などの意匠を整える重要な工程。
建築物の表面に用いる最終的な被覆材。素材保護と意匠性を両立させる目的で施工される。
物事が終わること。物事をやめること。建築では後片付けや、仕上げ上で「納まり」のことを呼ぶこともある。
仕上げ材や下地が温度変化・乾燥収縮・湿潤膨張・地震やクリープで動くことを見越し、意図的に設ける“動ける隙間”。目地材(シーリング材・バックアップ材・目地棒など)で構成し、割れ・はく離・押し合いを防ぐ。
1560年、織田信長が桶狭間の戦いの出陣の時、熱田神宮に必勝祈願し勝利を収め、そのお礼として奉納して作られた塀。
住む人の健康に配慮し、空気質・湿度・化学物質・温熱環境などを総合的に整えた住宅のこと。シックハウス症候群の対策を背景に、自然素材の活用や換気計画、断熱性能の向上などを組み合わせて、長期的に快適な居住環境を目指す考え方。
入隅(イリスミ)とは、2つの壁や板が出合った面のへこんだ部分。「イリズミ」と言う場合もある。
材料内部に含まれた水分が凍結・融解を繰り返すことで体積変化が生じ、ひび割れ・剥離・表面崩壊などの劣化を引き起こす現象を指します。左官分野では、モルタル・コンクリート・タイル下地・塗り壁など、多孔質かつ吸水性をもつ材料で発生しやすいのが特徴です。
出隅(デズミ)とは、壁や板などの2つの面が出合った出っ張っている部分(角)。「デスミ」とも言う場合がある。
切付鏝(きりつけごて)とは、左官職人が壁や柱の角(かど)=入隅・出隅部分を整えるために使用する 鏝(こて)の一種です。
モルタルやコンクリート、左官材の表面を刷毛で引き、細かな筋目を付ける左官仕上げのこと。特に玄関アプローチ・土間・犬走りなど、雨で滑りやすくなる場所では定番の仕上げのひとつである。
壁や床、天井などの施工範囲に対して、目地、材料、模様、塗り分け、施工区画などの位置と寸法を計画する作業です。単に等間隔に分けるのではなく、開口部、柱、入隅・出隅、設備、建具、他工種との取り合いを踏まえて、仕上がりと施工性を整えます。
白を基調にパステルカラーなど明るい色調を組み合わせたスタイル。スカンジナビアンスタイルとも呼ばれる。
フランス南部のプロヴァンス及びコートダジュールの生活様式。
下地 の上に通常より厚い層(目安:数ミリ〜数センチ)でモルタルや左官材を複層塗りし、凹凸の表情・強度・面修正量を確保する仕上げ。
異なる部材や仕上げ材が接する部分の納まり。美観や防水性を左右する繊細な調整が必要。
コンクリート、モルタル、ALC、コンクリートブロックなど、吸水性のある下地に塗布し、左官材料に含まれる水分が下地へ急激に吸い込まれるのを抑える材料です。一般には合成樹脂系の液体が多く、製品ごとに指定された希釈率、塗布量、乾燥時間に従って使用します。
畳・襖・障子など日本独自の素材で構成される空間。素材感や余白を活かす設えが特徴。
土壁は、古くから日本で使われてきた塗り壁で、下地から表面まで土を使った壁のこと。調湿作用があるため、日本の高温多湿な気候に適した壁である。
玄関や勝手口に設けられる床仕上げの一種。靴のまま使える低床で、外と内をつなぐ空間。
屋内外の床面にコンクリートを打設して仕上げる作業。下地づくりや仕上げを兼ねた重要工程。
基礎(きそ)とは、建築物の荷重を地盤に安全に伝えるための最下部構造のことです。建物の安定性を支える“土台の下の土台”であり、住宅の耐久性や耐震性を左右する重要な要素です。
建物の外周で、基礎の立ち上がり部分の上端〜外壁の取り合い付近に見える“腰の帯”状の部分(またはその仕上げ)を指します。雨はね・汚れ・軽い衝撃から外壁下端を守りつつ、見た目の納まりを整える役割があります。
左官材料( 漆喰・モルタル・珪藻土 など)をコテで塗り付けて仕上げる壁仕上げの総称。クロス(壁紙)とは異なり、継ぎ目のない一体仕上げとなり、質感や風合いを自由に表現できるのが特徴。
色が変わる、色を変えること、「色変わり」と言い換えるとわかりやすい。原因としては紫外線、酸性雨などの自然現象と経年劣化などが考えられる。
ノンクラック工法と呼ばれる外壁下地の「ひび割れ」を保証する制度。
建物の外側に施工する最終的な仕上げ、またはその工程の総称です。外壁だけでなく、外部の柱・梁、軒天、庇、塀なども対象になる場合があります。
大谷町(栃木)で採れる軽石凝灰岩の一種。奈良時代の741年に寺の土台石として使われた。加工しやすく、建築や土木に広く利用されてきた。
左官作業において、塗り付けた材料の厚みや平滑性を一定に整えるための直線状の道具を指す。主にモルタルやコンクリートの下地調整や均し(ならし)工程で使用され、仕上がり精度を左右する重要な基準工具となる。
瓦と瓦の間の隙間を埋めて、瓦のズレ、風雨やスズメなどの小動物の侵入を防ぐ為の物。
モルタルや石灰系などの材料を鏝で塗り付け、押さえや引き摺りで表面を成形する仕上げ。
壁と床の取り合い部を保護し、納まりと見切りを整える横長の部材。掃除機やモップの当たり、靴・家具の擦れから壁仕上げを守り、隙間・不陸・配線の目隠しも担う。
建物の外周・主要間仕切りの直下に連続したフーチングと立上りを設ける基礎形式。
1階のみで生活空間を構成する住宅形式のこと。近年は「老後も住みやすい住宅」としてだけでなく、勾配天井や大開口を活かしたデザイン住宅としても人気が高い。
左官材で凹凸を消し、鏝で滑らかに整える技法。精度と手際が仕上がりに大きく影響する。
建物の開口部に取り付けられる可動部材の総称で、扉・引き戸・窓・障子など、開閉によって空間を仕切る部材を指します。木製・アルミ・スチール・樹脂など様々な素材があります。
新築や改築の際に必要な申請で、自治体の指定業者が審査を行う制度。
細かい粒状の模様がある花崗岩で、日本のお墓で最も多く使われている。
外観を良くする為に形状、色、模様、配置、バランスなどの調整する事。
打ちっぱなしとは、コンクリートを打設したまま、仕上げ材で覆わずに躯体表面をそのまま見せる仕上げ手法のこと。
伊豆七島の新島で採れる軽石質の流紋岩。火に強く断熱性に優れた天然の軽石状岩石で、主に火山活動によって生成される。古くから炉・煙突・防火壁などの耐火部材として利用されてきた。
熱の出入りを抑えるために、建物の外皮や部位に断熱材・空気層・構成を計画すること。
断熱材とは、建物の外皮(壁・床・天井)において熱の出入りを抑えるために用いる材料。左官の現場では単なる下地材ではなく、**仕上げの品質・耐久性・結露リスクに直結する“見えない重要工程”**として扱う必要がある。
日本化成株式会社は、湿式建材を中心に左官、タイル、モルタルなどを扱う建材メーカーである。
建物やコンクリート部材に生じたひび割れのうち、地震や不同沈下、荷重による変形など、構造体に作用する力との関係が疑われるひび割れを指して使われる言葉です。
セメント系モルタルに合成樹脂(ポリマー)を混和・改質した左官材料を指します。樹脂の働きにより、付着力・曲げ強度・耐水性・耐摩耗性などが向上し、一般的なセメントモルタルでは対応しにくい部位や条件で使用されます。
モルタルや塗り壁材が半硬化の状態のときに、櫛状の道具(櫛引き鏝・櫛ゴテ)を引いて連続した溝模様を付ける左官仕上げを指します。
階段の踏面(足を乗せる面)の先端部分にある出っ張りやエッジ形状を指す。視認性の向上や滑り防止、エッジの保護を目的として設けられる重要なディテールで、左官・タイル・木工など各仕上げで形状や納まりが異なる。
水酸化カルシウムを主成分とする白色の粉体。 漆喰やモルタルの主材料として左官に不可欠な素材。
空気中や表面に存在する不快な臭気成分を低減・除去する作用のこと。
単に香りで覆い隠すのではなく、臭いの原因物質を吸着・分解・中和する働きを指す。
モルタルやコンクリートなどを練り混ぜる際に少量添加し、施工性、保水性、凝結時間、接着性などを調整する材料です。左官工事では、塗りやすさの改善、急激な水引きの抑制、下地への密着性向上などを目的として使用されます。
室内空気の湿度、壁や下地に含まれる水分、換気・空調、外気条件などが相互に影響し、湿気が過度に滞留したり乾燥したりしない状態を指す表現です。建築分野で使われますが、特定の測定値や性能を示す統一された専門規格ではありません。
無垢材とは、一本の天然木から切り出した、接着や貼り合わせを行っていない木材のことです。
英語では Solid Wood と表記され、集成材や合板と異なり、木そのものの質感・香り・調湿性を持つのが特徴です。
ワンルーム、1Kや1LDKでの暮らしやすさを追求したスタイル。狭い空間を機能的に自分らしく演出する為には生活導線の工夫が必要となる。
玄関ドアを開けて最初に入る室内空間のことです。靴を脱ぐ「玄関(土間)」と、居室や廊下をつなぐ中間的なスペースであり、住宅の第一印象を決める重要な場所でもあります。
珪藻(ケイソウ)土は、海藻の一種の珪藻を原料にし、様々な用途で使われ内装材としても用いられる。
事業活動に伴って発生した廃棄物のうち、廃棄物処理法で定められたものです。左官工事や外壁工事でも、施工や撤去に伴ってさまざまな廃棄物が発生します。
富士川建材工業の国産漆喰 。色は漆喰本来の白にこだわった商品。
福島県白河市で採れる耐久性、耐火性に優れている安山岩。
仕上げ材・部材どうしの継ぎ目や区画線。伸縮・収縮・温度変化・施工区分を吸収し、割れや浮きを抑えつつ意匠も整えるために設けるスリット/充填部。
炭酸カルシウム(石灰石)を焼成して得る《生石灰》、それに水和した《消石灰》などの石灰系結合材の総称。左官では《漆喰》などの石灰系《モルタル》の主結合材として用い、空気中のCO₂を吸収して硬化(気硬性)する。
砂とは粒の大きさが0.075㎜から2㎜の粒子のこと。建築資材としては、モルタル やコンクリート などに細骨材として使われている。
石膏ボード、モルタルなどの壁の上に砂と糊を練ったものを仕上げ材として塗った壁。砂のざらざらした感触があり和室や床の間の内壁に多く使われる。
砂や細かな骨材の粒が表面に現れた、ざらつきのある仕上がりや質感を指します。左官工事では、漆喰、土系仕上げ材、セメント系材料、樹脂系塗り壁材などに骨材を配合し、コテや刷毛で粒感を見せる仕上げとして用いられます。
研磨は、表面を削ったり磨いたりして平滑にし、光沢や精度を高める加工方法。建築から製造業まで幅広く用いられる。
石英、長石、粘土などを混ぜたものを1300℃前後で焼いたもの。吸水率が3%以下と吸水性がほとんどなく外壁、内装の水回り、床など広い範囲で使用される。
笠木とは、塀、ベランダなどの 腰壁 や手すり、パラペットなどの一番上にかぶせる仕上げ材のこと。また、室内では階段の手すり壁などにかぶせられている木の部分を指す。
粗骨材とは?(そこつざい/coarse aggregate)
コンクリートやモルタルに使う骨材のうち、ふるいで5mmを概ね超える粒径の石の総称。砕石・砕砂のうち粗い側の粒や、川砂利・山砂利などが該当する。体積の大半を占めて骨組み(骨格)を作り、収縮・発熱・コストを抑える役割を担う。
細骨材とは、コンクリートやモルタルに使用される粒径5mm以下の砂などの材料を指す。骨材の一種で、強度や施工性に影響する。
時間の経過とともに素材や構造が性能を失う現象。 自然現象による劣化で、施工とは無関係な場合もある。
経年変化(けいねんへんか/Aging・Patina)とは? 経年変化とは、時間の経過とともに材料や仕上げの色・質感・風合いが変わっていく現象を指します。英語では Aging、意匠的価値を含めて語る場合は Patina と
結露とは、空気中の水蒸気が冷えた壁面や窓ガラスなどの表面で水滴となって現れる現象。室内外の温度差や湿度の高さが主な原因で、建物の内部結露は構造材の劣化を引き起こすこともある。
パルプや紙繊維、化学繊維などを糊で混ぜ水で練ったものを塗った壁。仕上がりがさわやかで吸音性、調湿性に優れている。
腰壁とは、床から人の腰ほどの高さ(一般に90cm前後)まで立ち上げた壁部分を指す建築用語です。
英語では Wainscot(ウェインスコット)と呼ばれ、壁全体ではなく下部のみを仕上げ・保護・意匠化するための構成要素です。左官・木工・タイルなど複数工種と関係します。
壁の床から腰くらいの高さまで貼る板材(または板状の仕上げ)のことです。意匠(デザイン)だけでなく、汚れ・キズ・水はねから壁を守る目的で使われます。
自然素材とは? 「自然素材(しぜんそざい/Natural materials)」とは、化学合成を主とせず、木・土・石・紙・植物系オイルなど天然由来の原料を生かした建材の総称。左官では、漆喰・土壁・珪藻土・石灰クリーム、仕
主に竹や木で組んだ小舞下地に、土、藁すさ、水を練り合わせた土を塗り付けてつくる、伝統的な土塗壁の基礎となる層です。小舞の隙間へ土を押し込み、壁全体を一体化させた後、十分に乾燥させて中塗りや仕上げ塗りへ進みます。
下地の上に薄く材料を塗布する仕上げ方法。軽量化やコスト削減が図れ、乾燥も早い。
既存下地の欠損・ひび割れ・不陸・欠け・ピンホールなどを補い、仕上げ前の性能と形状を回復するための材料群。
色・質感・パターンを事前確認する小型の試作板。施工前の打合せに用いる。
長方形の平らな鋼板に柄が付いた、左官作業で最も基本となる鏝の一種。英語では trowel と総称されることが多い。主にモルタルやコンクリートの塗り付け、ならし、押さえなどに使用され、広い面を平滑に仕上げるための標準的な道具である。
コンクリートやモルタルに発生するひび割れ(クラック)を、あらかじめ計画した位置に誘導するために設ける目地のことです。
調湿性とは、空気中の湿度を吸収・放出して一定に保とうとする性質のことです。建築では、室内の快適性を高めるために、壁材などにこの機能を持つ素材が使われます。
棚など収納をディスプレイスペースを上手に取り入れたスタイル。
(けこみ / Toe Kick・Riser)とは、主に階段の段板の下にある垂直部分、または収納家具やキッチンの足元に設ける奥まった部分を指す建築用語です。
セメントと軽量骨材を原料にして水と混ぜ合わせた塗り壁材。保温、断熱、防結露性に優れている。
海外で作られて日本に輸入したタイル。独特な色遣いでオシャレな家づくりを叶えてくれる。イタリア産、スペイン産、モロッコ産、トルコ産、などが人気が高い。
海外の部材や設計思想を元に国内で工事される住宅。デザインや機能性に優れる反面、建築法など法律面や耐久性などに留意し選択する必要がある。
外壁や屋根内部に空気の通り道を設ける工法。 湿気の排出や断熱性能の向上に寄与する。
日射(主に赤外域)の吸収を減らし、表面温度上昇と躯体への熱流入を抑える設計・施工の総称。
音が空間から別の空間へ伝わるのを防ぐ性能や対策のこと。壁・床・天井などの構造や材料によって音の透過を抑えるもので、住宅や建築物において快適性・プライバシー確保に重要な要素となる。
左官作業において使用される金属製(主に鋼製)の鏝で、塗り付け・押さえ・仕上げまで幅広く使われる基本工具を指す。モルタルやコンクリート、仕上げ材の表面を平滑に整えたり、締め固めたりする役割を持つ。
長野県の諏訪、佐久地方でよく採れる板のように割れる安山岩のこと。
左官道具のひとつで建物の壁や床などに モルタル 、 セメント 、 漆喰 などを塗る時に使うもの。元々は木材に柄を付けた 木鏝 がはじまりとされている。
左官仕上げの表面に鏝(こて)の動きが痕として残り、色・艶・凹凸・密度(締まり具合)が不均一に見える状態のことです。光の当たり方で筋やまだらが強調され、仕上がりの“ムラ”として認識されます。
道具を使って壁面に立体的な絵や模様を描く技法で、装飾性と職人技が融合した美術的表現。日本の伝統建築に見られる。
日本の認定制度に基づき、耐久・省エネ・維持保全などの基準を満たす住宅。新築・既存(増改築を含む)の計画に対して、設計段階から維持管理までを通しで評価し、自治体の認定を受ける。
照明器具の光を天井・壁・床などに一度当てて反射光で空間を照らす照明手法です。器具そのものの眩しさ(グレア)を抑え、陰影を柔らかく演出できます。
陶土や石灰などを1000℃~1200℃で焼いたもの。吸水率が50%以下で水を吸いやすいため、外装には向かず内装壁専用として使われる。「半磁器タイル」とも呼ばれる。
雨水が建物内部に侵入しないように、外部からの水を適切に流し・逃がすための納まりや処理全般を指します。単なる防水とは異なり、水を止めるだけでなく「入れない・溜めない・流す」設計と施工の考え方を含むのが特徴です。
左官工事において壁・柱・開口部などの角(出隅・入隅)に一定の面(丸み・幅)をつくるための専用鏝。
";ようじょう
・建築ではコンクリートやモルタルを使った時に、きちんと硬化するように乾燥などから守るようにすること。
・塗装や引越し時に周りが傷ついたり汚れないように保護すること。"
モルタルや塗り壁に混ぜる砂利類。強度や模様を生む。
漆喰に黄土などの鉱物系顔料を加えて黄味の意匠に仕上げる石灰系左官材。基材は石灰で、下地に応じて下塗り、中塗りを経て上塗りで色味と鏝肌を整える。
消石灰に煤(松煙)を混ぜ黒色化した漆喰。蔵や町家外装に用い、艶のある鏝押さえが特徴。
左官用語のFAQ
用語の読み方・基礎知識
-
質問: 「左官」は「さかん」? それとも「しゃかん」と読むのが正しいですか?回答: 正しくは**「さかん」**と読みます。「しゃかん」は、古く「沙官」と表記された名残による訛りとされます(※諸説あり)。
-
質問: 「モルタル」と「コンクリート」の違いは何ですか?回答: モルタルはセメント+砂+水で、仕上げ材・目地・接着用途に使います。コンクリートはセメント+砂に砂利(粗骨材)を加えたもので、強度が高く構造体に用いられます。
-
質問: 「漆喰(しっくい)」と「珪藻土(けいそうど)」はどちらも塗り壁材ですか? 何が違いますか?回答: いずれも塗り壁材です。漆喰は主成分が消石灰で強アルカリ性・防カビ性・調湿性に優れます。珪藻土は植物性プランクトンの化石由来で、高い調湿性・脱臭性が特長です。
関連用語:モルタル、コンクリート、仕上げ材、目地、セメント、漆喰、珪藻土、砂、骨材、調湿性、仕上げ材
職人の技術・工程に関する用語
-
質問: 左官工事で使う「コテ(鏝)」は、どのくらい種類がありますか?回答: 素材(ステンレス・鋼・樹脂)や用途(荒塗り・中塗り・仕上げ)で多数あります。とくに仕上げ用では、材料に合わせて使い分ける「本焼き」や「油焼き」のコテが重要です。
-
質問: 「水引(みずびき)」は、どの工程で重要になる用語ですか?回答: 水引は、塗り材の水分が適度に抜けて固まり始める状態です。水引具合を見極めて押さえや模様付けに進むことが、美しい仕上げの要になります。
関連用語:鏝、中塗り、仕上げ、テクスチャー、意匠(デザイン)
背景知識とメリット
-
質問: 「荒壁(あらかべ)」と「中塗り(なかぬり)」は、なぜ必要ですか?回答: 荒壁は木舞(きまい)などの下地に塗る最初の土壁で、壁の基礎を安定化。中塗りは荒壁を覆って強度と厚みを確保します。適切な下地処理によりひび割れ(クラック)を抑え、耐久性を高めます。
-
質問: 「掻き落とし」と「洗い出し」は、どのような仕上がりですか?回答: 掻き落としは、乾き切る前に表面を掻いて骨材の表情を出す仕上げ。洗い出しは、表面が固まる前に水で洗い流し骨材の粒を見せる仕上げです。
-
質問: 塗り壁が「健康に良い」と言われるのは本当? どの機能によるものですか?回答: 本当です。漆喰・珪藻土が持つ調湿性や吸着性により、室内湿度の安定やニオイ・有害物質の低減が期待できます。
関連用語:中塗り、下地、下地処理、クラック、かき落とし、洗い出し、漆喰、珪藻土
トラブル・メンテナンス
-
質問: 表面にできる「クラック」とは? 防ぐ方法はありますか?回答: クラックは壁表面のひび割れ。主因は下地の動きや急激な乾燥です。荒壁・中塗りなどの下地処理を適切に行い、乾燥を急がず丁寧な養生(ようじょう)をすることで予防できます。
-
質問: 左官工事の「養生(ようじょう)」とは具体的に何を指しますか?回答: 仕上げが適切に硬化し十分な強度を得るまでの保護・管理です。急乾を防ぐ散水、粉じん・衝撃からの保護、温湿度管理などを含みます。
関連用語:クラック、中塗り、養生
