
使いどころ/目的
- 内装:柱・梁・構造壁の段差を隠して面をそろえる(見た目を整える)
- 内装:配線・配管・給排気などの通り道を確保する(点検口も含む)
- 内装:収納ニッチ・間接照明・カーテンボックスなど意匠の“奥行き”を作る
- 性能:内側に《断熱材》を入れて《断熱》性を上げる/防音の層を作る
- 下地条件:既存壁が不陸・損傷しているときの“新しい面”づくり
※“壁を厚くする”だけで、工法名・仕上げ材名ではない点に注意。
似ている用語
- ふかし壁 と 造作壁:造作壁は機能・意匠全般の造作。ふかし壁は「前に出して層を作る」が主眼。
- ふかし壁 と 二重壁:二重壁は性能目的で壁を二層化することが多い。ふかし壁は納まり・配管目的でも使う。
- ふかし壁 と 下地組:下地組は工程・作業。ふかし壁は完成形(壁の状態)の呼び名。
- ふかし壁 と 間仕切り壁:間仕切りは空間を分ける壁。ふかし壁は既存面の“前に足す”ことが中心。
施工上の注意点・よくあるミス
- 厚みの見積り不足:配管径・勾配・《シーリング》処理の逃げまで考えず、仕上げ直前で干渉する
- 下地の固定不足:躯体への固定点が弱いと、揺れ・ビビり・割れの原因になる
- 結露リスク:外壁側にふかして断熱するとき、気密・通気・防湿の考え方を誤ると内部結露を招く
- 開口・見切りが雑:巾木・見切り材との取り合いが乱れて見た目が崩れる
- 点検性の欠落:設備を隠したのに点検口がなく、将来の補修コストが増える
関連する用語
壁の下地と納まりを整える方法|配線・断熱・意匠の基本
壁下地/断熱材/点検口/間接照明/見切り材
