左官工事や塗装工程の最終段階で行う層の施工。美観と表面保護を目的とし、色・質感・模様などの意匠を整える重要な工程。
「仕上げ塗り」とは、下塗りや中塗りの後に行う最終的な塗り作業で、表面の美しさと保護機能を両立させる工程です。漆喰 やモルタル、ジョリパット などの仕上げ材を用い、コテ跡や模様付け、色の調整などを施します。耐久性や防水性、意匠(デザイン) の高さはこの段階で決まるため、職人の技術が最も現れる場面でもあります。住宅の外壁だけでなく、内装の砂壁 や京壁などにも用いられます。
関連語:中塗り、下塗り、左官仕上げ|対義語:下地処理