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ゴム鏝

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ゴム鏝のイメージ

ゴム鏝(ごむごて)/Rubber floatとは

先端(押さえ面)がゴム製になっている の一種で、主にタイル 目地材 の充填や押し込み作業に使用される道具です。

通常の金属製鏝と異なり、弾力性があるため、目地材を タイル の隙間へ確実に押し込むことができ、タイル表面を傷つけにくいという特徴があります。

左官工具の中では「仕上げ用」というよりも、目地施工専用の補助工具という位置づけです。

使いどころ/目的

■ 主な用途

  • タイル目地材の充填
  • エポキシ目地の押し込み
  • 細かい隙間への材料圧入
  • 余分な目地材のかき取り

■ 内装での活用

※仕上げ塗り用ではない点に注意。


■ 外壁での活用

  • 外装タイルの目地施工
  • 石張りの目地詰め

外部では温度変化や乾燥スピードが速いため、目地材の可使時間に注意。


■ 下地条件との関係

  • タイルが吸水性高い場合 → 目地の水分を奪いやすい
  • 目地幅が狭い場合 → 柔らかめゴムが有効
  • 床施工 → 硬めゴムが効率的

似ている用語

● 金鏝
定義:金属製の 仕上げ鏝
用途:モルタル漆喰 の押さえ
材料:鋼
注意点:目地材押し込みには不向き

● プラスチック鏝
定義:樹脂製の鏝
用途:軽量仕上げ材
材料:樹脂
注意点:弾力はあるがゴムほどの追従性はない

目地鏝(目地ヘラ)
定義:細い溝状目地を仕上げる工具
用途:意匠目地形成
材料:金属・樹脂
注意点:充填用ではなく整形用

● スポンジゴテ
定義:スポンジ面で拭き取り仕上げする道具
用途:目地拭き取り
材料:スポンジ
注意点:押し込みはできない


施工上の注意点・よくあるミス

■ 目地材の硬化タイミング

  • 早すぎる拭き取り → 目地抜け発生
  • 遅すぎる拭き取り → 表面汚れ固着

■ ゴムの硬度選定ミス

  • 柔らかすぎる → 圧力不足で充填不良
  • 硬すぎる → タイル表面を傷める可能性

■ 温湿度管理

  • 高温時 → 可使時間短縮
  • 低温時 → 硬化不良

■ 圧力不足

  • 斜め方向にしっかり押し込まないと空隙発生

■ エポキシ目地使用時

  • 洗浄遅れで硬化汚れ残り
  • 道具に付着すると除去困難

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