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モザイクタイル(Mosaic Tile)とは?
タイルの一辺が5cm以下の装飾用の 陶磁器質タイル 。トイレ、洗面、キッチンのアクセントとして多く使われている。
レトロ、カジュアル、高級感など種類や色によって様々な雰囲気、空間を作り出すことができる。最近では施工しやすく30cm角程のシートに貼ってあるものが多く使用されている。
使いどころ/目的
細部の表情づくりや機能性を重視する場面で使われる。
- 内装(壁)
- 洗面、キッチンバック、トイレ、アクセントウォール
- 水回り
- 浴室壁、洗面カウンター立ち上がり
- 外装・外構
- ポーチ壁、門柱、ニッチ内部
- 意匠表現
- 色の組み合わせ、パターン、グラデーション演出
※注意:「小さい=簡単」ではない。貼り精度・目地管理の難易度は高い。
似ている用語
(混同されやすいタイル用語の整理)
- モザイクタイル
定義:小型タイルを集合させた仕上げ
用途:壁・水回り・装飾
材料:陶器質・磁器質・ガラス
注意点:目地ムラが目立ちやすい - 小口タイル
定義:比較的小さい単体タイル
用途:壁・床
材料:主に磁器質
注意点:ネット貼りとは限らない - 大判タイル
定義:600角以上の大型タイル
用途:床・壁
材料:磁器質
注意点:下地精度が重要 - ガラスタイル
定義:ガラス製の装飾タイル
用途:内装壁
材料:ガラス
注意点:透け・接着剤の色に影響
施工上の注意点・よくあるミス
左官・タイル工事で特に起こりやすいポイント。
- 下地の不陸がそのまま出る
→ 小さい分、凹凸が如実に表れる - 接着剤の色選定ミス
→ ガラス・薄色タイルでは透けが発生 - 目地幅のバラつき
→ シート貼りでも微調整が必要 - 割付計画不足
→ 端部の半端サイズが意匠を損ねる - 水回りでの防水軽視
→ タイルは防水材ではない
関連する用語
タイル
内装仕上げ



