

上がり框とは、玄関土間と室内床の境に取り付けられる横木部材。段差を形成し、空間を区切る役割を持つ。玄関のたたき(土間)とホールの境にあり、靴などを脱ぐ段差についている横木のこと。高さ、形、仕上材、デザインによって玄関の重要な箇所であり、顔である。別名で玄関框とも呼ばれている。
玄関の土間と室内の床の境に設けられる部材で、框(かまち)の一種。来客が靴を脱ぎ、室内に上がる際の段差をつくるとともに、玄関空間を視覚的に区切る役割を果たす。一般的には堅木や化粧材が使われ、耐久性と意匠性が求められる部分。住宅の和風・洋風を問わず設置され、日本の住文化において特徴的な部位の一つである。
玄関ホール、廊下の床材の切断面を隠すなどの目的の化粧材で、段差があることによって外からのホコリやゴミが室内に入るのを防ぐ役割がある。素材は木や石が多く、石を使う場合、大理石や 御影石 などが使われている。形は直線、L字型、斜めなどさまざまあり、玄関の広さや収納などを考慮して決められる。高さは今では18cm位が主であるが、昔は30cm程あり、腰かけて話をする場所として使われていた。マンションなどは低く、戸建住宅の方が高めで作られていることが多い。
関連用語
玄関 框 土間 床材 和風住宅
大工さんが木製で作成するのが一般的だが、高級志向だと御影石とか大理石を使う。今は関わる機会が減ってきたけど、玄関にインパクトを与えるし、立派に見える。採寸を間違えてしまうと、石の柄に繋がりが無いといけないから大変になる。糸面とか5ミリ面を付けて欠けないようにしている。最近はリフォームでL型の「付け框」が増えているね。
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