
使いどころ/目的
見本板は「説明用」ではなく「判断用」として使われる。
- 内装仕上げの事前確認
- 塗り壁・左官仕上げの色味・コテ跡・粒子感の確認
- 外壁仕上げの仕様決定
- 日照条件・陰影による見え方の違いを把握
- 施主・設計者との合意形成
- 図面やカタログでは伝わらない仕上がりを共有
- 施工基準の明確化
- 現場での「これくらい」を統一する基準物
- クレーム・手直し防止
- 仕上がりイメージのズレを事前に潰す
※注意:色見本帳=見本板ではない。実施工条件で作ることが前提。
似ている用語
(混同されやすい関連用語の整理)
- 見本板
定義:実施工に近い条件で作る仕上げサンプル
用途:最終判断・合意形成
材料:実際に使う左官材
注意点:乾燥後の色変化を考慮 - 色見本
定義:色番号や基準色を示す資料
用途:色選定の初期段階
材料:紙・小片
注意点:質感・厚みは再現されない - サンプル
定義:材料の一部を示すもの
用途:材料説明
材料:原料・小試料
注意点:施工結果とは異なる - モックアップ
定義:空間や納まりを再現した模型・実寸試作
用途:設計検証
材料:複合
注意点:コスト・手間が大きい
施工上の注意点・よくあるミス
左官現場で頻出する失敗例。
- 本番と下地条件が違う
→ 吸水率・材質が異なると色も表情も変わる - 乾燥前の状態で判断してしまう
→ 乾燥後に白っぽく・薄く見えることが多い - サイズが小さすぎる
→ コテ運びやムラ感が再現できない - 照明・自然光を考慮していない
→ 室内と屋外、昼夜で見え方が変わる - 見本板=完成保証と誤解される
→ あくまで「目安」であり、全く同一にはならない
関連する用語
左官仕上げ
施工管理
