
土間(どま/Earthen Floor・Concrete Slab Floor)とは?
地面やコンクリートを床として仕上げ、靴のまま使用する床空間を指します。
本来は土を突き固めた床を意味する日本の伝統的建築用語で、現代では土間コンクリートやモルタル仕上げ床を含む概念として使われています。
「部屋」ではなく、内外をつなぐ中間領域としての役割を持つ点が大きな特徴です。
使いどころ/目的
内装
- 玄関土間・通り土間
- 店舗・工房・ガレージ
- キッチン土間・趣味スペース
外部・半屋外
- ポーチ・風除室
- 倉庫・作業場
- 屋根付き外構スペース
下地条件との関係
- 基本は地盤・コンクリートスラブ直結
- 断熱・防湿・防水計画が仕上がりと快適性を左右する
類似用語との混同・誤用に注意!
土間は仕上げ名ではなく空間概念。
「土間=コンクリート金鏝仕上げ」ではない。
似ている用語(混同されやすい)
- 土間コンクリート
定義:コンクリートを打設した床
用途:ガレージ・倉庫
材料:コンクリート
注意点:土間の一形態であり同義ではない - モルタル床
定義:モルタルで仕上げた床
用途:内装床・土間
材料:モルタル
注意点:下地は土間以外も含む - スラブ
定義:構造体としての床版
用途:建築構造
材料:鉄筋コンクリート
注意点:仕上げを含まない構造用語 - たたき
定義:石灰・土を突き固めた伝統工法
用途:古民家・外構
材料:土・石灰
注意点:現代土間とは工法が異なる
施工上の注意点・よくあるミス
- 防湿層不足による結露・白華
- 断熱未考慮で冬場に極端に冷える
- 乾燥収縮によるひび割れ対策不足
- 仕上げ材選定ミスによる滑りやすさ
- 「室内だから大丈夫」という排水軽視
関連する用語
床構造・床仕上げ
