
固化材(こかざい/Stabilizer・Solidifying Agent)とは?
固化材とは、粉体・泥状・流動性のある材料を化学反応によって硬化・安定化させるための材料です。
英語では Stabilizer や Solidifying Agent と呼ばれ、左官・土木・外構分野では、下地の強度確保・施工性向上・沈下防止を目的に使用されます。仕上げ材ではなく、性能を成立させるための補助材料という位置づけです。
使いどころ/目的
内装
- モルタル下地の強度補助
- 脆弱な下地の表面安定化
- 補修材・調整材の硬化促進
外壁・外構
- 外構土間・下地モルタルの安定化
- 洗い出し・擬石仕上げ前の下地強化
- 雨水・凍結による劣化防止
下地条件・用途上の注意
- 仕上げ材ではなく下地性能の補助が目的
- セメント・石灰系が主流
- 固化=防水・接着とは別概念
- 安定処理材・改良材と混同されやすい
似ている用語
- 安定処理材
定義:土や下地の性状を安定させる材料
用途:地盤・下地改良
材料:石灰・セメント
注意点:固化材より用途が広い - 地盤改良材
定義:地盤強度を高めるための材料
用途:基礎・造成
材料:セメント系
注意点:左官用途ではない - 硬化促進剤
定義:硬化時間を短縮する添加材
用途:冬期施工・工程短縮
材料:化学添加剤
注意点:強度増加とは限らない - 接着剤
定義:材料同士を接着させる材料
用途:貼り付け
材料:樹脂系
注意点:固化とは機能が異なる
施工上の注意点・よくあるミス
- 温湿度:低温時は反応が遅れ、期待強度が出ない
- 下地:含水率が高すぎると固化不良を起こす
- 乾燥:急乾燥は表面硬化・内部未反応の原因
- 道具:撹拌不足で反応ムラが生じやすい
- 商品差:用途(土用・モルタル用)を誤ると逆効果
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