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土間打ち

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土間打ちのイメージ

土間打ちとは?(どまうち/concrete slab pouring)
屋内外の床面にコンクリートを打設して仕上げる作業。
下地づくりや仕上げを兼ねた重要工程。
基礎や玄関、ガレージなどに用いられ、 モルタルコンクリート を水平に流し込んで床面を形成する。施工後のひび割れ防止や勾配設計も重要。

使いどころ/目的

  • 内装
    • 玄関土間・土間収納・店舗の土間床の新設
    • 既存床の撤去後に土間コンクリートで床をつくる改修
  • 外装・半外部
    • ポーチ・テラス・犬走りの土間コンクリート
    • 勝手口まわりの床・段差解消のための打設
  • 下地条件
    • 砕石転圧・防湿シート・配筋などの下地が整っていること
    • 立上り(基礎巾木)や土台水切りとの高さ関係が決まっていること
  • 設計・診断・維持管理
    • 排水計画(勾配と水の流れ)を含めて土間打ち範囲を決める
    • ひび割れや沈みの原因が、地盤・配筋・打ち継ぎ・養生のどこにあるかを切り分ける

〈混同・誤用に注意〉

  • 土間」は空間や部位の名称で、「土間打ち」は床をつくる施工工程を指す。
  • 「モルタル仕上げ」は表面仕上げの話で、土間打ちとは工程の粒度が異なる。

似ている用語

  • 土間打ちと打ちっぱなし打ちっぱなし は型枠面を仕上げにする意匠で、土間打ちは床の打設工程。
  • 土間打ちとモルタル金鏝仕上げ:前者は打設全体、後者は表面の最終押さえ工程。
  • 土間打ちと洗い出し仕上げ:洗い出しは骨材を見せる表面仕上げで、土間打ち後に行うことが多い。
  • 土間打ちと打ち継ぎ:打ち継ぎは工程の区切り位置のこと。土間打ちの品質管理項目の一つ。

施工上の注意点・よくあるミス

  • 下地・含水
    • 砕石転圧不足や締固めムラで、沈み・クラックが出やすい。
    • 防湿シートの破れ・重ね不足で、湿気上がりや白華の原因になる。
  • 温湿度・養生
    • 乾燥が速い日に散水・養生を怠ると、表面のひび割れや粉吹きが起きやすい。
    • 低温時は硬化が遅れ、仕上げタイミングがずれて鏝ムラが出やすい。
  • 材料選定
    • 仕上げ要求(滑りにくさ/掃除性/見た目)に合わせて、金鏝・刷毛引き・洗い出しなどを事前に決める。
    • 目地計画がないと、誘発目地のない場所にランダムなクラックが入りやすい。
  • 目地取り合い
    • サッシ下・基礎巾木・土台水切りとの取り合いで高さを誤ると、段差・水溜まり・浸水の原因になる。
    • 打ち継ぎ位置が歩行ライン上に来ると、見た目と耐久性の弱点になりやすい。
  • 雨仕舞い
    • 勾配が不足すると水が建物側へ戻りやすく、玄関や勝手口からの浸水リスクが上がる。
    • 外部土間は排水経路(溝・排水口)まで含めて計画する。

関連する用語

土間コンクリートの基本|勾配・目地・養生・仕上げの考え方
土間/土間コンクリート/勾配/排水計画/誘発目地/打ち継ぎ/金鏝仕上げ/刷毛引き仕上げ/洗い出し仕上げ/基礎巾木/ならし鏝