
トロウェル(Trowel)とは?
左官・土間業界では、コンクリート床を機械で押さえる回転式仕上げ機(機械ゴテ) を指します。
エンジンまたは電動モーターでブレード(羽根)を回転させ、コンクリート表面を均し・締め固め・艶出しする機材です。
英語本来の trowel は「鏝」ですが、日本の施工現場では
手ゴテではなく“機械式”を意味する業界用語として定着しています。
使いどころ/目的
■ 主用途(床・土間専用)
- 工場床
- 倉庫床
- 駐車場土間
- 店舗土間
- 大面積コンクリートスラブ
■ 目的別
① 表面の均し(荒押さえ)
- 打設後、レベラー・トンボ後の初期均し
② 締め固め
- 表層を圧密し強度向上
③ 艶出し仕上げ
- 金ゴテ仕上げ同等の表面形成
④ 防塵仕上げ前の下地形成
似ている用語
金鏝(かなごて)
定義:手作業で押さえる鏝
用途:小面積仕上げ
材料:鋼板
注意点:広面積は時間がかかる
フィニッシャー
定義:大型乗用式トロウェル
用途:大規模土間
材料:エンジン式
注意点:操作技術が必要
トンボ
定義:コンクリートを均す長尺工具
用途:打設直後の荒均し
材料:アルミなど
注意点:仕上げ用途ではない
ハンドトロウェル機
定義:小型歩行式
用途:住宅土間
材料:電動・ガソリン
注意点:端部は手ゴテ必要
施工上の注意点・よくあるミス
- 乗り込みタイミング誤り:早すぎると沈み、遅すぎると締まらない
- ブレード角度過多:焼け・テカリ・表層剥離
- 急乾燥下での作業:クラック誘発
- 端部処理不足:壁際は手ゴテ必須
- レイタンス過多状態での押さえ:表面強度低下
温湿度と硬化進行の見極めが最重要。
関連する用語
金鏝仕上げ 鏝 仕上げ鏝 中塗り鏝 レンガ鏝 木鏝仕上げ 左官仕上げ 打ちっぱなし 土間 コンクリート 不陸 はつり 下地 養生
