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スライスレンガ

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スライスレンガのイメージ

スライスレンガとは?(すらいすれんが/Slice Brick)

スライスレンガとは、通常のレンガを薄く切り出した薄型の仕上げ材である。
軽量で下地への負担が少なく、レンガ特有の質感を活かしながら外装・内装に用いられる。

使いどころ/目的

  • 外装:既存外壁の上から貼るリフォーム用途/軽量なレンガ調仕上げ
  • 内装:アクセントウォール/玄関・カウンター周りの意匠仕上げ
  • 下地条件:モルタル下地・ボード下地など動きの少ない面
  • 設計・維持管理:通常のレンガ積みより軽量化したい場合/コスト調整時の代替案

〈混同・誤用に注意〉

  • 「レンガ調タイル(成形タイル)」とは別物。スライスレンガは本物のレンガを薄くしたもの。
  • レンガ積み工法の「積みレンガ」とは構造的役割が異なる。

似ている用語

  • スライスレンガとレンガタイル:外観は似るが、前者は本物のレンガを薄く加工したもの。
  • スライスレンガと積みレンガ:積みレンガは構造を担う場合があるが、スライスレンガは仕上げ材。
  • スライスレンガと石調タイル:素材特性が異なり、目地の意匠も変わる。
  • スライスレンガとサイディング:施工性が異なり、凹凸の深さも異なる。

施工上の注意点・よくあるミス

  • 下地・含水:不陸調整不足による浮き/動く下地での剥離。
  • 温湿度・養生:低温・過乾燥で接着不良が起きやすい。
  • 材料選定:目地モルタルの色・硬さ・仕上げ方法を事前決定。
  • 目地取り合い:開口部まわりはクラックが出やすく、誘発目地やシーリングとの連携が重要。
  • 雨仕舞い:土台水切り・笠木・見切り材との納まり処理を誤ると浸水リスクが高まる。

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外壁タイル・レンガ仕上げの基本と施工管理
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