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アクセントウォール

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アクセントウォールのイメージ

アクセントウォール(accent wall)とは?

室内の一面だけを他の壁と異なる色・柄・素材で仕上げ、空間に視覚的な“アクセント(強調)”を与えるデザイン手法です。
日本語では「強調壁」「フォーカルウォール」とも呼ばれます。

単なる色替えにとどまらず、左官仕上げタイル・木材・石材・壁紙など多様な素材を用いることで、空間の印象や奥行き、心理的な雰囲気を大きく変えることができます。

使いどころ/目的

■ 目的別

  • 空間のフォーカスづくり
    テレビ背面、ベッドヘッド側など視線を集めたい面に施工。
  • 奥行き・広がりの演出
    暗色や質感材を使い、遠近感を強調。
  • ゾーニング
    LDKの一角やワークスペースを視覚的に区切る。
  • ブランド性・世界観の演出
    店舗・ショールームでの印象形成。

■ 内装での活用

  • リビングのTV背面壁
  • 寝室のヘッドボード側
  • 玄関正面壁
  • 店舗のアイキャッチ壁
  • ワークスペース背面

※全面仕上げとの混同に注意。あくまで**一面(または限定範囲)**が基本。


■ 外壁での活用

外壁でも可能だが、通常は「外壁の切替デザイン」と呼ぶことが多く、
厳密にはアクセントウォールというよりツートン外壁の設計概念に近い。


■ 下地条件との関係

  • 石膏ボード下地 → 壁紙・塗装・薄塗り左官向き
  • モルタル下地 → 左官仕上げ向き
  • 合板下地 → 重量物(タイル・石)施工時は補強必要

似ている用語

● フォーカルポイント
定義:視線が最初に集まるポイント全体
用途:空間設計概念
材料:限定なし
注意点:壁に限らない(照明・家具も含む)

● ツートンカラー
定義:2色で構成された配色
用途:壁全面や外壁で多用
材料:塗装・壁紙など
注意点:一面限定とは限らない

● 造作壁
定義:間仕切り・意匠を兼ねた壁構造
用途:空間分割
材料:木下地+PBなど
注意点:デザイン手法とは別概念

● 左官仕上げ壁
定義:塗材による仕上げ壁
用途:全面にもアクセントにも可
材料:漆喰珪藻土・モールテックス等
注意点:質感が主役になる場合が多い


施工上の注意点・よくあるミス

■ 色選定ミス

  • 小面積サンプルで判断 → 実際は濃く見える
  • 照明色との相性を考慮していない

■ 左官材使用時の注意

  • 吸水差のある下地で色ムラ発生
  • 温湿度管理不足で乾燥不良
  • 養生不足で他面汚染
  • 見切りラインが不明瞭で“中途半端”に見える

■ 壁紙施工時

  • ジョイント位置が中央に来る
  • 下地不陸が目立ちやすい濃色を選択
  • 巾木・建具との色バランス不整合

■ よくある設計ミス

  • アクセントが“主張しすぎる”
  • 家具配置を考慮していない
  • 他の壁とのトーンバランス崩壊

アクセントは「強調」ではあるが、孤立させてはいけないのがポイント。


関連する用語

内装仕上げ

ツートンカラー
フォーカルポイント
左官仕上げ
壁紙仕上げ
ゾーニング