
プロのコメント
新しい壁も、時間が育てる
【現場のコツ】
エイジング(経年劣化風の仕上げ)を依頼する際は、口頭で説明するよりも、イメージに近い写真や雑誌の切り抜きを持参するほうが、仕上がりのズレが生じにくい場合が多いです。
【やりがちな失敗】
エイジング仕上げは配色や塗り方に微妙なセンスが求められるため、初めて挑戦した職人でも「思ったように仕上がらなかった」と感じるケースがあります。まずは講習会などで技法を学んでから臨むと、完成度が上がりやすいです。
【場面で選ぶ】
雨が当たる箇所と当たらない箇所の境目(玄関など)→ モルタル仕上げは色・風合いの変化が出やすいため、経年変化を前提とした素材選びが必要
新築でも古びた雰囲気を出したい場合 → エイジング仕上げ(講習会で習得可能な技法)
【注意が必要な箇所】
特になし
経年劣化は指が教えてくれる
【現場のコツ】
屋根のしっくいは指で軽く押してみることで劣化状態を判断できます。見た目は問題なくても、指がすっと入ってしまう場合は強度が保たれていない状態になりやすく、補修が必要な時期と考えられます。特に鬼瓦周辺は経年劣化が進みやすい箇所なので、定期的なチェックが重要です。
【やりがちな失敗】
見た目だけで判断してしまうことです。しっくいが黒ずんでいても実際はしっかりくっついている場合もあれば、パッと見は問題なくても触るとボロボロという場合もあります。無理に取り除く必要がない箇所まで補修してしまうと、かえってコストがかかってしまいます。
【場面で選ぶ】
屋根の棟部分→しっくいの詰め直し
鬼瓦周辺→重点的な劣化チェック
【注意が必要な箇所】
屋根作業時の熱中症対策は必須です。この時期の屋根作業は体調管理に十分注意し、無理をしないことが重要です。

