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じゅらく壁

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ジュラクカベのイメージ

和室、床の間、茶室などで多く使われ「土」を仕上げに塗る 土壁 のこと。自然素材の原料を使うため高い調湿、消臭、防火などの機能がある。

京都の「聚楽第(じゅらくだい)」の壁に由来する日本の伝統的な 左官仕上げ です。黄土色の上品な風合いが特徴で、和室や茶室などで多く使用されます。自然素材の調湿性・防火性にも優れています。
安土桃山時代に塗られたのが始まりと言われ、表面はザラッとした土の感触で見た目は素朴である。薄くムラなく均一に塗る技術が必要であるためコストは高くつく。関東地方ではじゅらく壁のことを「京壁」と呼ぶこともある。

じゅらく壁は、きめ細かい土(聚楽土)に砂、藁の スサ 、糊 などを混ぜた塗り壁材で、落ち着いた土色と独特の質感が特徴です。塗り方によって「本じゅらく」「新じゅらく」などの種類があり、天然素材を使う伝統的工法と、施工性を高めた化学樹脂入りの現代版が存在します。湿度を自然に調整し、静寂で品格ある空間を演出するため、和室や数寄屋建築などに多く採用されています。

関連用語:左官仕上げ、漆喰、聚楽土(じゅらくつち)、本じゅらく、新じゅらく、和室内装、聚楽壁、土壁、調湿性、京壁、結露 無垢材 鏝ムラ健康住宅



プロのコメント

剥がす手間が、壁の寿命を決める

【現場のコツ】
築40年前後の和室に多いじゅらく壁の改修では、既存の壁を一度剥がしてから仕上げるのが鉄則です。ホームセンターの剥離剤を活用すれば、DIYでも比較的スムーズに作業を進められます。手間を惜しんで古い壁を残したまま施工すると、数年後に浮きや剥がれが生じやすいため、下地をリセットすることが、長く美しさを保つための判断基準となります。

【やりがちな失敗】
古い壁を固めて上塗りする手法は、一見手軽ですが接着不良のリスクが高いです。急がば回れで、根こそぎ剥がしてから塗るのが、後悔しないコツと言えます。

【場面で選ぶ】
古いじゅらく壁の改修→剥離剤を使用し、下地を剥がす

DIYでの壁塗り→説明書や動画で手順を確認し、増し塗りを避ける

【注意が必要な箇所】
特になし

間宮 秀樹
間宮 秀樹
愛知県高浜市を拠点とする合同会社伊良湖屋の代表。2000年に建築業界へ転身し、内外装や屋根、外構など住宅工事全般に20年以上携わる。漆喰・珪藻土・モルタル施工を得意とし、シンプルな意匠と確かな技術で信頼を築いている。
主な対応エリア:静岡県|愛知県|三重県
所在地:愛知県高浜市春日町7-8-6