ようこそ!ゲスト さん
ZEHのイメージ

ZEH

« Back to Glossary Index
ZEHのイメージ

ZEHとは?(ゼッチ/Net Zero Energy House)とは?

「Net Zero Energy House」の略称で、住宅の断熱性能を高め、高効率な設備によって使用するエネルギーを減らし、太陽光発電などの再生可能エネルギーを組み合わせることで、年間の一次エネルギー消費量の収支を正味ゼロにすることを目指した住宅です。

ZEHの基本は、

  • 断熱性能を高めてエネルギーを逃がしにくくする
  • 高効率な空調・給湯・換気・照明などで消費量を減らす
  • 太陽光発電などでエネルギーをつくる

という「断熱・省エネ・創エネ」の組み合わせです。

ZEHと左官工事の関係

左官仕上げそのものが住宅をZEHにするわけではありません。

一方、ZEHでは屋根・外壁・床・窓などから構成される外皮の断熱性能が重要になります。

左官工事との接点が大きいのが、建物の外側に断熱材を施工する外断熱、特に断熱材の上をベースコートや補強メッシュ、仕上塗材などで仕上げる湿式外断熱です。

このような工法では、左官・塗り壁の施工が単なる意匠仕上げではなく、断熱材を保護して外壁を完成させる工程の一部になります。

「塗り壁=ZEH」ではない

漆喰、珪藻土、ジョリパットなどの塗り壁材を使用しただけで、ZEHになるわけではありません。

ZEHは仕上げ材ではなく、

  • 外皮の断熱性能
  • 空調や給湯などの省エネ性能
  • 一次エネルギー消費量
  • 太陽光発電などの再生可能エネルギー

を住宅全体で評価します。

自然素材の吸放湿性や塗り壁の意匠性も、それぞれの材料が持つ特徴であり、ZEHの断熱性能とは分けて考える必要があります。

ZEHと省エネ基準

2025年4月から、原則としてすべての新築住宅に省エネ基準への適合が義務付けられています。

ただし、現在の省エネ基準とZEH水準は同じものではありません。

国は遅くとも2030年度までに、新築住宅に求める省エネ性能をZEH水準まで引き上げる方針を示しています。

住宅の断熱性能が高くなるにつれて、外壁も単なる仕上げではなく、断熱材や下地を含めた外皮全体として考えることが重要になっています。

関連用語

断熱|外断熱|外皮性能|UA値|一次エネルギー消費量|省エネ住宅|再生可能エネルギー|湿式外断熱|EPS|ベースコート|ジョリパット




よくある質問

  1. 質問: ZEHとはどのような住宅ですか?
    回答: 断熱性能を高め、省エネ設備によってエネルギー消費を減らし、太陽光発電などの再生可能エネルギーを組み合わせて、年間の一次エネルギー消費量の収支を正味ゼロにすることを目指した住宅です。
  2. 質問: 外断熱にすればZEHになりますか?
    回答: 外断熱だけでZEHになるわけではありません。外壁だけでなく屋根・床・窓などを含む外皮性能、省エネ設備、再生可能エネルギーなどを住宅全体で評価します。
  3. 質問: 塗り壁はZEHと関係がありますか?
    回答: 塗り壁材そのものがZEH性能をつくるわけではありません。ただし、湿式外断熱では断熱材の上にベースコートや仕上塗材を施工するため、左官・塗り壁工事が外壁システムの一部を担います。
  4. 質問: ZEHと省エネ住宅は同じですか?
    回答: 省エネ住宅はエネルギー消費を抑えた住宅を広く指す言葉です。ZEHには外皮性能や一次エネルギー消費量などについて一定の要件があり、さらに再生可能エネルギーを組み合わせて正味ゼロを目指します。
  5. 質問: 漆喰や珪藻土を使うとZEHになりますか?
    回答: なりません。漆喰や珪藻土には製品によって吸放湿性などがありますが、それ自体がZEHで求められる断熱性能や一次エネルギー消費量を満たすものではありません。