
和風・和室(わふう・わしつ/Japanese Style・Tatami Room)とは?
畳・襖・障子など日本独自の素材で構成される空間。
素材感や余白を活かす設えが特徴。
畳・漆喰・木材 を中心とした設えで、床の間や障子による柔らかな採光が特徴。静謐な空間づくりが意識され、現代住宅でも取り入れられることが多い。
使いどころ/目的
和風・和室は、機能性だけでなく**精神的な落ち着きや間(ま)**を重視する場面で用いられる。
- 住宅内装
- 客間、寝室、仏間、書斎
- 多目的空間
- 座る・寝る・集うを兼ねる柔軟な使い方
- 意匠・世界観の表現
- 自然素材・陰影・簡素美の演出
- 温熱・調湿の快適性
- 畳・土・木による環境調整
※注意:和室=古いではない。現代的解釈(和モダン)も含む。
和室を構成する主な要素
- 畳:い草・和紙・樹脂など素材は多様
- 壁:聚楽・漆喰・土壁・珪藻土など左官仕上げ
- 天井:竿縁天井、板張り、和紙クロス
- 建具:障子・襖
- 床の間:掛け軸や花を引き立てる余白
似ている用語
(和の空間表現で混同されやすい用語)
- 和風
定義:日本的意匠・思想の総称
用途:内外装
材料:木・土・紙
注意点:装飾過多は和を損なう - 和室
定義:畳を基本とした室
用途:居室
材料:畳・左官壁
注意点:湿気管理が重要 - 和モダン
定義:和の要素を現代化
用途:住宅・店舗
材料:和×工業素材
注意点:和の本質が薄れやすい - 数寄屋風
定義:茶室由来の簡素美
用途:住宅・料亭
材料:自然素材
注意点:施工精度が問われる
施工上の注意点・よくあるミス
左官・内装視点での要点。
- 湿気対策不足
→ カビ・畳劣化の原因 - 自然素材の理解不足
→ 伸縮・色変化を欠陥と誤解 - 照明の選定ミス
→ 明るすぎて陰影が消える - 直線精度の軽視
→ 和室は歪みが目立ちやすい - 洋風素材の混在
→ 世界観が崩れる
関連する用語
日本建築、インテリアスタイル
畳/床の間/漆喰/じゅらく壁/和モダン/砂壁/無垢材 / ジャパンディ
