
使いどころ/目的
- 内装(リビング・寝室・玄関)
- 壁:マットで落ち着いた塗り壁(漆喰・土系・微細骨材入り)で“余白”を作る
- 天井:艶を抑えた仕上げで光を柔らかく拡散させる
- 玄関:石・木・塗り壁の組み合わせで静かな高級感を出す
- 店舗・オフィス
- カフェ/サロン:温かみ+清潔感(白〜グレージュの壁、木部、間接照明)
- 物販:背景を静かにして商品を主役にする(装飾過多を避ける)
- 下地条件・計画面
- 斜光が当たる壁面:表情が出やすいので“ 鏝ムラ を意匠にするか”を設計段階で決める
- 木部・建具・家具との相性:木の色味(オーク/アッシュ/ウォルナット)に合わせて壁色を調整
- 目的(何を狙うスタイルか)
- “落ち着く”空間(情報量を減らし、素材感で満たす)
- 清潔感と温かみの両立
- 経年変化 を味として楽しむ
※注意:ジャパンディは「和風」や「北欧風」単体ではなく、両方の要素をバランスよくまとめた状態を指します(置物を和にするだけ、白木にするだけ、は誤用になりがち)。
似ている用語
- 北欧(Scandinavian)風:機能性と居心地を重視した北欧起源のインテリア/居住空間全般/明るい木・ファブリック・白基調/白すぎると冷たく見える、照明計画が重要
- 和モダン:和の要素を現代的に再構成したスタイル/住宅・旅館・店舗/木・和紙・石・左官/“旅館っぽさ”が出やすいので素材を絞る
- ミニマル:要素を削ぎ落として形と余白を重視/住宅・オフィス/単色・直線・金属も多い/削りすぎると無機質、吸音・温かみ不足に注意
- ナチュラル:自然素材中心で柔らかい雰囲気/住宅全般/木・布・植物/テイストが散ると“ただの寄せ集め”になりやすい
施工上の注意点・よくあるミス
光(照明)と鏝ムラの扱い
- ジャパンディは“マット壁×間接照明”が多く、斜光で鏝ムラが出やすい
- “均一にする”のか、“表情として許容する”のかをサンプルで事前合意する
下地(フラットさが仕上がりを左右)
材料選定(質感の方向性)
- 艶が強い材料はジャパンディの“落ち着き”とズレやすい(半艶以上は要注意)
- 骨材が粗いとラフになりすぎる場合がある(家具の繊細さと喧嘩しない粒度に)
色のミス
- グレージュが赤/黄に転ぶと“和”より“カフェっぽさ”が強くなる
- 木部の色温度(黄み/赤み/灰み)と壁色が噛み合わないとチグハグになる
仕上げの“やりすぎ”
- 装飾・素材を盛りすぎるとジャパンディの良さ(静けさ)が消える
- 左官壁を複数面に入れる場合は、1〜2面を主役にして他は引く
関連する用語
