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寒水石

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;かんすいせき

茨城県で採れる白色の大理石、石灰石のこと。左官仕上げや洗い出し仕上げに用いられる装飾骨材です。白く透明感のある石質は、建築意匠に高級感を与えます。

砕石し粒の大きさごとに分けて、塗装のリシン吹付の 骨材 として塗料に混ぜて多く使われている。
昔から白色を基本とした建築材料は、城、寺、住宅などの内外装材、また、その周りの庭園などの景観材として使われていた。寒水石は産地によって呼び名が違い、福島では「白王」、茨城や関西地方では「寒水」、山口では「長州あられ」と呼ばれている。

壁・床・庭園など多様な場面で活躍します。耐久性・耐候性に優れ、天然石ならではの色合いが長期にわたり保持されるのが特徴です。左官文化を象徴する素材とされています。

関連用語:洗い出し 研ぎ出し仕上げ 骨材 石材 テラゾー