鏝仕上げとは左官職人が鏝(こて)を使い、壁や床の表面を押さえながら仕上げる工法。塗り方や角度で模様や光沢が変わり、意匠性と技術力が試される。
鏝仕上げは 漆喰・珪藻土・モルタル などの塗り材を用いて行われ、職人が手仕事で鏝を操作することで平滑な表面や多彩なパターンを生み出す技法。押さえの回数や乾き具合の見極めによって仕上がりが異なり、艶を出す「押さえ仕上げ」や、独特の模様を描く「デザイン仕上げ」など多様な表情を持つ。耐久性と意匠性を兼ね備え、左官工事の象徴的な技術とされる。
関連用語:パターン ジョリパット 意匠(デザイン)