

大壁工法は、柱や梁を壁で覆い隠す工法で、すっきりとした意匠が特徴。
木造建築や鉄骨造で採用される壁仕上げの一形式で、柱・梁・間柱などの構造体を石膏ボードや合板、モルタルなどで覆い隠す工法。内部では「真壁工法」に対する概念として位置づけられ、柱を見せずにフラットな壁面を形成するため、現代住宅やマンションの標準的な壁仕様となっている。断熱材や下地材を組み合わせやすく、耐火・遮音・気密性の確保にも有利だが、構造体の見えない部分での劣化や結露対策に配慮が必要。
大壁工法は国内サイディングメーカー各社が工法を販売しているが、サイディング の 目地 、継ぎ目を目立たなくし、一面の壁のように仕上げする工法の総称。仕上材には ジョリパット などの弾性系の塗り材を使用し多彩な色や、パターンで独自の壁を作り出せる。
プロのコメント
目地のない大壁に、安心を塗る
【現場のコツ】
ジョリパット大壁工法は、アイカ工業とニチハの共同開発により普及した、サイディングの継ぎ目を感じさせない仕上げです。専用の大壁用サイディングに目地処理を施し、その上からジョリパットでパターンを付ける手順が基本となります。メーカー指定のパターンであれば施工保証が受けられる点が最大の判断基準であり、意匠性と安心感を両立させたい現場で非常に高い人気を誇る傾向にあります。
【やりがちな失敗】
指定外のパターンで施工すると、万一の際にメーカー保証が受けられません。仕上がりの美しさと保証の有無を天秤にかけ、事前に施主様と十分な合意形成を図ることが不可欠です。
【場面で選ぶ】
長期的な安心感を重視する新築外壁→メーカー指定パターンによる保証付施工
継ぎ目のない広大な壁面の演出→大壁用サイディングとジョリパットの組合せ
【注意が必要な箇所】
10年以上前の講習実績がある熟練の施工店による作業を推奨
