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そとん壁

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そとん壁の施工例画像

鹿児島、宮崎の南九州が産地の「シラス」と呼ばれる火山灰からできている100%自然素材の外壁材。
防水性、透湿 性、耐久性 などに優れ、紫外線や風雨による劣化、変色(退色)がおきにくい。カビも生えず、メンテナンスが不必要で建物の維持管理が軽減できる。茶系、グレー系、黄色系などカラーバリエーションは全9色あり、仕上げには かき落としスチロール鏝 仕上げ が多く用いられる。

使いどころ/目的

  • 外壁(戸建・小規模建築)
    • モルタル》下地の意匠仕上げ:マットで鉱物感のある表情。
    • 微細テクスチャによる陰影演出(例:かき落とし風、掻き目、フラットなどは製品仕様に依存)。
  • 改修・塗替え
    • 既存仕上げの上に可否判定を行ったうえで重ね塗りするケースあり(付着・含水・素地強度を確認)。
  • 下地条件〈混同・誤用に注意〉
    • 下地は製品指定(例:モルタル系が基本。ボード系・断熱下地は可否が分かれる)。
    • シーラー》《プライマー》の指定有無・種類は製品差が大きい。
    • 防水層の代替ではない。雨仕舞いは《見切り材》《笠木》《シーリング》など納まりで確保

似ている用語

  • そとん壁漆喰(外装):どちらも鉱物系だが、外装漆喰は石灰系、そとん壁は鉱物フィラー配合の既製仕上げ材が中心。下地や撥水処理の要件が異なる。
  • そとん壁 と 《かき落とし》仕上げ:かき落としは工法名。そとん壁は商品名で、採用品にかき落とし対応品があるかは仕様依存
  • そとん壁 と 《吹き付け》仕上げ:吹き付けは機械塗装工法。そとん壁はコテ塗り/テクスチャ仕上げが基本(製品により吹付対応もあり得る)。
  • そとん壁 と 《塗装仕上げ》:塗装は塗膜形成が主。そとん壁は厚みを持つ左官層でコテ肌や骨材感を表現。
  • そとん壁 と 《モルタル》仕上げ:モルタルは結合材+砂の下地/仕上げ。そとん壁は仕上げ材としての既製配合品

施工上の注意点・よくあるミス

  • 含水・気象管理不足
    • 下地の含水差降雨直撃色ムラ・白華乾燥確認→気象窓で施工→養生
  • 下地不適合
    • 指定外下地(ボード直、断熱材直など)に塗って付着不良・割れ製品の適用下地を厳守。
  • 厚み・手数のブレ
    • 指定塗厚や手順(ベース・仕上げ)がぶれると肌・色の不統一試験面→基準面で合意。
  • 雨仕舞い軽視
    • 《笠木》端部や《水切り》不足で汚れ筋・吸水役物+シールで一次・二次止水を分担。
  • 継ぎ足しロット差
    • ロット違いで色・骨材感が変わる。一現場一ロット、必要時は混ぜ合わせ
  • 過度な金鏝押さえ
    • 仕上げの艶ムラ・焼け。製品推奨のコテ圧・タイミングを守る。
  • 改修時の素地判定不足
    • 旧塗膜の脆弱層チョーキングを残すと密着不良。高圧洗浄・ケレン・シーラーで面を整える。

関連する用語

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