
道具・機材の用語集について。
左官の仕上がりは、職人の腕と材料だけでなく、どんな道具・機材をどう使い分けるかでも大きく変わります。同じコテでも形状や材質によって表情が変わり、ミキサーや撹拌機の種類・性能によって練り上がりが変わり、足場や照明の取り方ひとつで仕上げ精度にも影響が出ます。
道具・機材の用語一覧


ウマ
足が4本ある作業台、作業足場のこと。形状が動物の「馬」に似ていることから、「ウマ」と呼ばれるようになった。

角鏝
長方形の平らな鋼板に柄が付いた、左官作業で最も基本となる鏝の一種。英語では trowel と総称されることが多い。主にモルタルやコンクリートの塗り付け、ならし、押さえなどに使用され、広い面を平滑に仕上げるための標準的な道具である。

金鏝
左官作業において使用される金属製(主に鋼製)の鏝で、塗り付け・押さえ・仕上げまで幅広く使われる基本工具を指す。モルタルやコンクリート、仕上げ材の表面を平滑に整えたり、締め固めたりする役割を持つ。

間接照明
照明器具の光を天井・壁・床などに一度当てて反射光で空間を照らす照明手法です。器具そのものの眩しさ(グレア)を抑え、陰影を柔らかく演出できます。



櫛目鏝
櫛目鏝とは、鏝の刃先に一定間隔の溝(櫛目)が刻まれた左官用の道具です。
英語では Notched Trowel と呼ばれ、材料を均一な厚みで塗り広げたり、接着力・食いつきを高めるための櫛目(筋)を付ける目的で使用されます。


ゴム鏝
先端(押さえ面)がゴム製になっている鏝の一種で、主にタイル目地材の充填や押し込み作業に使用される道具です。
通常の金属製鏝と異なり、弾力性があるため、目地材をタイルの隙間へ確実に押し込むことができ、タイル表面を傷つけにくいという特徴があります。


コテ板
コテ板とは?(こていた/hawk) コテ板とは、左官材を載せて手元に保持し、鏝で材料をすくって塗り付けるための板である。作業中の材料の運搬・供給を安定させ、塗り付けのリズムと仕上がり精度に直結する。 使いどころ/目的 〈

笹刃鏝
笹刃鏝とは? 笹刃鏝とは、笹の葉のように先端が細く尖った形状をもつ左官用の 鏝(こて)です。英語では pointed trowel や leaf-shaped trowel と表現されることがあります。 通常の平らな鏝と

サンダー
回転や振動によって研磨材(サンドペーパー等)を動かし、表面を削る電動工具の総称です。
左官・内装分野では、パテ処理後の不陸調整や旧塗膜の除去、下地調整などに使用されます。

定木
左官作業において、塗り付けた材料の厚みや平滑性を一定に整えるための直線状の道具を指す。主にモルタルやコンクリートの下地調整や均し(ならし)工程で使用され、仕上がり精度を左右する重要な基準工具となる。

仕上げ鏝
仕上げ鏝とは、塗り壁や土間などの最終仕上げ段階で表面を整えるための鏝である。
中塗りで整えた面を、さらに平滑にしてツヤや肌合いを決める役割を持つ。


タイルカッター
タイルに切れ込み(スコア)を入れ、そのラインに沿って割るための専用工具です。主に手動式(押し切りタイプ)が一般的で、刃で表面に筋を入れた後、テコの力で割る構造になっています。

チリ鏝
(ちりごて / Margin Trowel・Pointing Trowel)とは、左官作業で使われる小型で幅の細い鏝(こて)の一種で、主に隅部や細かい部分の材料詰め・押さえ・仕上げに使われる道具です。

トロウェル
左官・土間業界では、コンクリート床を機械で押さえる回転式仕上げ機= パワートロウェル(機械ゴテ) を指します。エンジンまたは電動モーターでブレード(羽根)を回転させ、コンクリート表面を均し・締め固め・艶出しする機材です。

中塗り鏝
中塗り鏝とは、荒塗りと仕上げ塗りの間に行う中塗り層を塗り広げて平滑に整えるための鏝。一般的な長方形の鏝で、塗り厚をそろえつつ下地の不陸をならす役割を持つ。

ならし鏝
ならし鏝とは、塗り付けた左官材を広い面で均一にならし、不陸を整えて平滑に近づけるための鏝である。
中塗りの面出しや、仕上げ前の下地精度を上げる工程で使われることが多い。

ブロック鏝
コンクリートブロック積みで モルタル を塗り付け・均し・積み上げるための専用鏝を指します。一般的な左官鏝に比べて先端が細く、モルタルをすくいやすく積みやすい形状になっているのが特徴で、ブロック積み作業に特化した道具です。

見本板
色・質感・パターンを事前確認する小型の試作板。施工前の打合せに用いる。

目地鏝
目地鏝とは、タイルや石張り、左官仕上げにおいて、目地部分を押さえたり成形したりするための専用の鏝である。目地の深さ・幅・形状を整え、仕上がりの印象と耐久性を左右する道具。

面引き鏝
左官工事において壁・柱・開口部などの角(出隅・入隅)に一定の面(丸み・幅)をつくるための専用鏝。

レンガ鏝
レンガ積み(煉瓦積み)で使う専用の鏝(こて)で、主にすくう・置く・ならす、そして目地まわりを整えるための道具です。

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