
ジョリパット完全ガイド:定義・選び方・施工品質・価格・補修まで
写真では決めきれない、けれど量産的な外壁は物足りない——。ジョリパットは色とパターン、手仕事の厚みで住まいの表情を変える仕上げ材。本稿は、選び方の手順、職人品質の見極め、相場とメンテまでを“失敗しない判断基準”として一望化。迷いを自信に変える、保存版ガイドです。見本板の見極め方や現場立会いのコツ、色・パターン比較もリンクで深掘り。あなたの「これだ」を形にする最短ルートを、ここから。一緒にどうぞ。

ジョリパットとは?価格だけで単純比較できない魅力
定義と歴史
ジョリパットは、国内で広く流通する内外装用の左官仕上げ塗材の総称で、樹脂バインダーと骨材(砂粒など)を組み合わせた“ 厚塗り仕上げ の意匠”を特徴とします。1975年の発売以降、戸建から中小規模の商業建築まで幅広く採用され、長期運用の実績が豊富です。単なる「塗料」ではなく、意匠形成と保護機能を兼ねる仕上げ材として位置づけられます。
特徴(機能と意匠の両立)
ジョリパットの強みは、骨材×膜厚によって生まれる陰影と重厚感、そして設計意図に沿った多彩なパターン再現性です。コテ・吹付け・ローラーなど複数工法に対応し、外壁で重視される耐候・低汚染や、内装での清掃性・質感コントロールも図りやすいのが実務的利点。厚みのある仕上がりは微細な下地の荒れを吸収しやすく、適切な下地調整と組み合わせれば美観と耐久のバランスを取りやすくなります。
「価格だけで比較できない」理由
素材の価値は、材料単価だけでなく仕上がりの質・再現性・ライフサイクル費で評価すべきです。ジョリパットは同一“色番”でも**パターン(骨材量・コテ運び)**が仕上げ印象を大きく左右します。さらに端部の納まり(出角・入角・サッシ際)や目地(目地割り)の設計、養生品質、乾燥条件の管理など、職人の段取りと施工精度が成果物の価値に直結します。これらは見積書の行数に現れにくく、カタログ写真では読み取れない差が生じるため、価格のみの単純比較は適切ではありません。
どんな場面で選ばれるか
外壁:遠望での存在感や重厚さを出したい、新築・改修ともに意匠性を高めたい。
内装:玄関・LDK・店舗のアクセント。近接視で質感差を出したい。
改修:既存意匠を活かしつつ色替え・美観回復を計画的に行いたい。
向く人/向かない人
向く:意匠重視で“既製パネルにはない表情”を求める/将来の再仕上げも見据えて計画できる。
向かない:完全均一の表情を最優先し、手仕事の個体差を許容できない/サンプル検証や立会い工程を省きたい。
この項のまとめ
- 定義と歴史:樹脂バインダー+骨材の厚塗り意匠材。1975年発売のロングセラー。
- 特徴:骨材×膜厚の陰影で高い意匠性。コテ/吹付け/ローラー対応で、耐候・低汚染・清掃性などと両立。
- 価格だけで比較不可:パターン(骨材量・運び)や目地割・端部納まり、養生・乾燥管理、職人精度、ライフサイクル費が品質と価値を左右。
- 主な採用シーン:外壁の遠望での存在感、内装アクセント、既存意匠を活かした改修(色替え・美観回復)。
- 適合/非適合:“手仕事の表情”を重視し再仕上げも計画できる人に向く。完全均一志向やサンプル検証・立会いを省きたい場合は不向き。

失敗しない選び方:パターン・色・プロセス
バリエーションを把握する
ジョリパットはパターン40種以上・カラー180色以上と選択肢が広い。まずは「どんな表情を出したいか」(フラット/ラフ/スクラッチ/ボーダー等)と「観察距離」(近接=玄関・内装/遠望=道路側外壁)を軸に、一次候補を2〜3点に絞る。ここで“骨材量×膜厚”が陰影を左右すること、濃色は汚れの見え方も変わることを前提にする。
実務フロー3ステップ
色柄見本で当たりをつける:シリーズ(例:JP系)の標準色・限界色を確認し、避けたいNG条件(過度な粗さ/過度な濃色)も明確化。
見本板で確定精度を上げる:A4以上の実物見本を屋外日中・夕景、室内照明下で比較。“面積効果”で大きく見え方が変わるため、小片のみの判断は避ける。
工事立会いで微調整:職人のコテ運び・押さえ具合で表情が変わる。端部(出角・入角・サッシ際)と広い面のバランスをその場で確認し、合図を共有。
下地・工法適合
新設モルタル外壁はコテ系の自由度が高い。一方、既存塗膜やサイディング改修ではローラー/吹付け/ハイブリッドで均質化→最終意匠付与が安定。下地調整(クラック補修・フィラー・シーラー)と目地割・見切り設計は、意匠より先に決めておくと後戻りがない。
ミーティアの位置づけ
ラフ過ぎない凹凸で外壁の立体感を出しつつ、過度な主張を抑えたい時に有効。遠望での陰影が出やすく、玄関まわりなど近接視でも粗視感が出にくい。色は中〜淡彩で面の端正さを保ち、濃色は雨だれ・埃のコントラストに注意。
仕様書に落とす
パターン名/色番/工法(コテ・吹付・ローラー・組合せ)/塗回数・塗厚/使用道具/端部処理(定規・コーナービード)/目地割・見切り/養生基準/試し塗り有無を仕様行として明文化。ここまで固めれば、価格比較が“同条件”になり失敗が激減する。
この項のまとめ
- 出発点:意匠(フラット/ラフ/スクラッチ等)×観察距離(近接/遠望)で一次候補を2〜3点に絞る。骨材量と膜厚が陰影を決め、濃色は汚れの見え方も変える。
- 再現性フロー:①色柄見本→②A4以上の見本板で環境別確認→③工事立会いでコテ運び・押さえを微調整。
- 下地・工法適合:新設モルタルはコテ系の自由度が高い。既存塗膜/サイディング改修はローラー/吹付け/ハイブリッドで均質化→意匠付与が安定。
- ミーティアの位置づけ:“中庸の陰影”で外壁の立体感を出しつつ過度な主張を抑える。近接でも粗視感が出にくい。
- 仕様書化で失敗回避:パターン名・色番・工法・塗回数/塗厚・道具・端部処理・目地割・養生・試し塗りを明文化し、同条件で見積比較する。

ジョリパットの色やパターンを詳細に解説!
[必読] ジョリパットの専門家 谷澤雄司氏が解説しています。こちらの記事も併せてご覧ください。

施工品質を見極める:職人選びと現場チェック
技量が現れる部位と見方
仕上がり評価は“面”だけでなく端部の精度で決まる。出角・入角、サッシ際、天井―壁の取り合い、笠木や水切りの見切りに注目。直線性、角の立ち上がり、陰影のムラが少ないほど施工管理が行き届いている。面の押さえ跡は正対・斜め・逆光で確認し、大面積の均質性と端部の切れをセットでチェックする。
依頼先の切り分け(パターン×工法)
ジョリパットは大きく「鏝仕上げ」「吹付/ローラー」「ハイブリッド」。
鏝仕上げ:手仕事の表情が命。出隅・入隅の定規当て、押さえのタイミングが品質差に。
吹付/ローラー:広面積の均質性と養生品質が鍵。既存塗膜やサイディング改修で安定。
ハイブリッド:基層を塗装で均一化→見える面を鏝で差別化。量産と意匠の両立に向く。
採用パターンがどの工法に最適かで、左官・塗装の担当軸を決めるとミスマッチを避けられる。
現場での“品質三種の神器”
養生:樹脂系は汚れが残りやすい。開口部・屋根・土間の覆い、取り合いテープのライン出しを開工前に確認。
環境管理:乾燥条件(温湿度・風向)と日射。直射・強風時は段取り替えや面分割の判断ができるか。
段取り:目地割・見切り位置・コーナービードの有無。試し塗り→合図の合意→本施工の順で“手戻りゼロ”を狙う。
監理者・施主の当日チェックリスト
試し塗りの承認サイン(色・骨材感・押さえ具合)
塗り回数・塗厚の口頭再確認(仕様書と一致)
端部処理(角の保護・見切り材・シーリング納まり)
連続面の継ぎ目(見切りで受けているか、日替わり境界の処理)
清掃・復旧(引き渡し前の汚れ・マス残り・付着の有無)
不具合の初期サインと対応
ローラー筋や吹付ムラ、押さえムラ、雨だれのタレ跡は当日中なら手当て可能なことが多い。色差や艶ムラは乾燥後に再判定。クラックは下地起因の可能性があるため、補修範囲と再発防止(伸縮目地・シーリング更新)をセットで提案できる会社を選ぶ。
この項のまとめ
- 評価の核心:大面積の均質性だけでなく、出角・入角・サッシ際・天井際など端部の精度で技量を見極める。
- 依頼先の切り分け:採用パターンに適した工法(鏝/吹付・ローラー/ハイブリッド)から左官・塗装の担当軸を決め、ミスマッチを防ぐ。
- 品質“三種の神器”:養生の徹底、環境管理(温湿度・日射・風)、段取り(目地割・見切り・試し塗り承認)が仕上がりを左右。
- 当日チェックリスト:試し塗り承認→塗回数・塗厚の再確認→端部処理→連続面の継ぎ目→清掃・復旧まで仕様書一致を確認。
- 不具合対応:ローラー筋・吹付ムラ・押さえムラ・タレ跡は当日対処が肝要。色差は乾燥後再判定、クラックは下地要因と再発防止策まで検討。

価格と相場の見方(材料費・施工費・㎡単価の考え方)
コスト構成の全体像(“何にお金が掛かるか”を分解)
ジョリパットの費用は大きく材料費(主材・下塗材・シーラー等)+副資材(テープ・シート・コーナービード・見切り材)+施工費(人件費・手間)+付帯費(養生・仮設・高所作業・廃材・運搬・試し塗り)で成立します。見積比較はこの分解を前提に、どの費目が含まれているか/数量の根拠を整合確認するのが出発点です。
工法別の費用イメージ(鏝/吹付・ローラー/ハイブリッド)
鏝仕上げ:手間が厚く、意匠性は高いが人件費比率が上がりやすい。パターン難易度や押さえ工程の回数で差が出る。
吹付・ローラー:広面積の均質性とスピードに優れ、既存塗膜・サイディング改修で安定。養生範囲が広い案件では付帯費が増え得る。
ハイブリッド:基層を塗装系で均一化し、仕上げで鏝意匠を入れる。量産性と意匠性の折衷で、端部は塗装系の安定、見える面は鏝で差別化する設計がコスト有利になりやすい。
下地条件・規模・割付が価格を左右する
下地:新設モルタルは自由度が高い一方、既存塗膜・サイディング改修は下地調整(フィラー、微弾性、中塗り)や付帯シーリング更新の要否で上下します。
規模と面の連続性:スパンが長い連続面は生産性が上がるが、開口部が多い/割付が細かいと手間増。
目地割・見切り:伸縮・段差の吸収や日替わり境界の処理に関わるため、どこで切るかを図示して合意しておくと、後日の増減を抑えられます。
見積書の“仕様行”で確認すること
製品/シリーズ/パターン名:例)JP-***/ミーティア 等(同名でもシリーズや塗厚でコスト差)。
色番・艶/塗回数・塗厚:回数・厚みは仕上がりと手間に直結。
工法:鏝/吹付(口径・圧の想定があると良い)/ローラー/ハイブリッド。
下地処理:クラック補修(Vカット・フィラー等)、既存塗膜の健全度診断、シーラー種別。
端部処理:コーナービード・定規当て・見切り材・サッシ際の納まり。
養生範囲:開口部・土間・植栽・屋根・近接車両の扱い。
試し塗りと承認:面積・場所・回数、承認手順(写真/立会い)。
仮設・高所作業:足場/ローリング・高所作業車の要否。
清掃・復旧・廃材:撤去手間と処分の包含。
この行が**双方の見積で“一致”**して初めて適正比較が可能です。
季節・環境と段取り(見えないコストの抑え方)
外装では温湿度・日射・風が乾燥・押さえタイミングに影響します。強風・直射時は面の分割や順序入替が必要で、無理な続行はムラやタレ跡の手直し=余計な手間へ。工程表に環境条件の代替段取りをあらかじめ織り込めば、追加費用を抑制できます。
改修時の費用設計(トップコート vs 再仕上げ)
既存のジョリパットは、専用トップコート(例:フレッシュ系)で美観回復・色替えを図る選択肢があります。全面再仕上げより足場共費用を縮減できるケースもある一方、下地劣化・シーリング寿命が来ている場合は合わせて更新した方が長期のライフサイクル費で有利です。調査→方針分け(トップコート/部分補修+再仕上げ)を行い、5〜10年の視野で比較検討します。
複数社比較の作法
仕様行と数量根拠の照合:数量(㎡・m・箇所)と試し塗り・養生の扱いに差がないか。
“安い理由”の特定:塗回数の削減、端部部材の省略、下地診断の未計上などは後日の手直しや色差リスク。
検収方法の事前合意:試し塗り承認、日替わり境界の処理、連続面のムラ判定条件を文書化。
この項のまとめ
- 費用の分解:材料・副資材・施工(手間)・付帯(養生/仮設/高所/試し塗り/運搬)に分け、各項目の含有有無と数量根拠を確認する。
- 工法別の傾向:鏝は意匠性高く手間厚で高め、吹付/ローラーは広面積で均質・速度有利、ハイブリッドは量産×意匠の折衷で端部安定+見える面差別化。
- 価格変動要因:下地条件(既存塗膜/サイディングの調整・シーリング更新)、規模と開口数、目地割・見切り設計の有無が単価を左右。
- 見積書で必ず合わせる仕様行:シリーズ/パターン名・色番・塗回数/塗厚・工法・下地処理・端部処理・養生範囲・試し塗り・仮設/高所・清掃/廃材——双方一致で初めて適正比較。
- 段取りと改修設計:季節/環境で工程を最適化し手直しコストを回避。改修はトップコートと再仕上げを下地劣化と5〜10年のライフサイクル費で比較。複数社比較では“安さの理由”を仕様差で特定。

補修とメンテナンス:長く美しさを保つ
まず把握する“劣化の3タイプ”
汚れ/クラック(ひび)/傷が基本軸。
汚れ:骨材の凹凸に埃・藻が絡む。方位(北面・軒下)や雨だれ経路で偏在。
クラック:下地由来(収縮・躯体の動き・シーリング劣化)と仕上げ由来を切り分け。
傷:衝撃や擦過で表面が欠ける・潰れる。色合わせ・骨材再現の可否が仕上がり差に直結。
お手入れの基本(ルーティン清掃→局所補修→面補修)
洗浄:柔らかいブラシ+水洗い。外壁は 高圧洗浄 を使う場合でも圧と距離を守り、試験洗浄で凹凸の“潰れ”が無いか確認。
局所補修:髪の毛程度の微細クラックや小傷は、同系色の 補修材 や保管しておいた同材で“点補修”。骨材感は押さえ具合で合わせる。
面補修(改修):汚れ・色褪せが広範囲なら、既存意匠を活かしつつ専用トップコートで色替え・美観回復。下地劣化が大きいときは部分下地更新+再仕上げを検討。
DIYでできる/プロに任せるの線引き
DIY向き:軽微な汚れの洗浄、小傷のタッチアップ、微細クラックの充填。
プロ向き:下地起因クラック(開口端部・サッシ際など)、色差が目立つ範囲の補修、シーリング更新や面全体のリコート。
ポイントは“距離1~2mで目に付くか”。見えるならプロ案件と考えると失敗が少ない。
ひび割れ(クラック)対策の実務
原因特定:躯体の動き/下地モルタルの収縮/シーリング切れ。原因別に処方(Vカット+弾性材、既存シーリング打替え、伸縮目地の追加など)。
再発防止:開口部や日替わり境界は見切り・目地割で動きを受ける。仕上げだけで塞がず、下地の対策とセットで。
色合わせの現実
経年で同色番でも色差が出ることは避けにくい。タッチアップは小さく・境界をぼかすのが鉄則。広い面は全面で色替えの方が整う。屋外は昼光・夕景、内装は照明色温度まで含めて確認する。
外壁で効く“予防整備”
雨どい・庇の点検:雨だれ経路を整えるだけで汚れは激減。
土跳ね・植栽:基礎際の土跳ね対策、蔓植物の絡み防止。
換気・結露:北面・水回りの通風。藻・カビの抑制に効く。
ライフサイクルの考え方(改修の目安)
洗浄・部分補修:数年ごとに点検兼ねて実施。
トップコート改修:美観の鈍りが気になり始めたタイミングで検討(色替えも同時に)。
再仕上げ:下地の劣化が進行、あるいは意匠を根本から変更したい場合。足場や付帯工事と一緒に計画するとコスト効率が良い。
立会い時の確認ポイント(チェックリスト)
試し塗り承認:色・艶・骨材感・押さえ具合。
洗浄条件:圧・距離・試験箇所。
補修範囲の切り方:どこまで“面で取り直すか”。
端部納まり:見切り・シーリング・角保護。
後養生・清掃:復旧の品質まで含めて確認。
この項のまとめ
- 劣化の基本軸:状態は「汚れ」「クラック(ひび)」「傷」の3タイプで把握する。
- メンテの順序:洗浄 → 局所補修(同材・骨材感合わせ) → 面補修(専用トップコート等)の段階で対応。
- DIYとプロの線引き:微細汚れ・小傷・細いひびはDIY可。1〜2mの距離で目立つ範囲、下地起因ひび、シーリング更新はプロ案件。
- クラック対策:原因特定(躯体・下地・シーリング)→適切処方(Vカット等)+見切り・目地割で再発抑制。
- 色合わせと長期計画:経年で色差は不可避—小面積は境界ぼかし、広面積は全面色替えを検討。雨仕舞い整備や定期洗浄と併せ、トップコート/再仕上げをライフサイクルで計画。
編集後記
外壁や内装の仕上げ選びは、写真だけでは不安になりますよね。迷って当然です。まずは見本板を手に取り、実際の光で確かめてください。小さな一歩が理想の住まいに近づく最短ルート。分からない時は、職人インタビューや比較ガイドを頼ってOK。あなたの「これだ」が見つかるまで、私たちも伴走します。色やパターンに正解はありません。暮らしに馴染む心地よさを、一緒に丁寧に選びましょう。今日の迷いが明日の満足に。きっと。
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質問: ジョリパットは塗料と何が違いますか?回答: 樹脂バインダーに骨材を加えた「仕上げ塗材」で、厚みと凹凸で質感と陰影を作れます。単なる着色より意匠再現性が高く、内外装で多彩な表情を出せます。
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質問: パターンや色はどう選べば失敗しにくいですか?回答: ①意匠(フラット/ラフ/スクラッチ等)×観察距離で候補を2〜3点、②A4以上の見本板を屋外・室内で確認、③工事立会いでコテ運びを微調整—この三段階が基本です。
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質問: 施工の上手い/下手はどこで見分けますか?回答: 大面積の均質性に加え、出角・入角・サッシ際・天井際など端部の直線性と“切れ”を確認。試し塗りの承認と、仕様書(塗回数・塗厚・端部処理)一致も重要です。
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質問: 価格や相場は何を基準に比較すべきですか?回答: 材料・副資材・施工手間・付帯(養生/仮設/高所/試し塗り)に分解し、双方の見積で「シリーズ/パターン名・色番・塗回数/塗厚・工法・端部処理」を揃えて比較します。
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質問: 汚れや色あせが出たらどうメンテナンスしますか?回答: まず洗浄→局所補修→広範囲は専用トップコート(例:ジョリパットフレッシュ)で色替え/美観回復。下地の劣化やシーリング寿命がある場合は下地更新+再仕上げを検討します。
株式会社 川幸 代表取締役
対応エリア:名古屋市など愛知県内全域、その他(岐阜、三重、静岡など一部)
対応できる工事:左官工事業・屋根工事業・板金工事業・塗装工事業・防水工事業・内装仕上工事業
お薦めのデザイン:
備考:左官のみならず、住宅の困り事は何でもご相談ください。
<プロフィール>
愛知県高浜市出身、丑(うし)年、かに座
【好きなもの】レバニラ炒め、ペプシコーラ、映画:フォレスト・ガンプ/一期一会、書籍:昭和歴史 昭和天皇関連本、絵画:鏝絵、作家:伊集院静、筆記具:万年筆
【苦手なもの】携帯電話の取り扱い説明書、コカ・コーラ、簿記経理の本、キャバクラの女の子、生温くなったアイスコーヒー
【マイブーム】ボールペンを使いきって、替芯を買う事
