
石膏ボード、 モルタル などの壁の上に 砂 と糊を練ったものを 仕上げ材 として塗った壁。砂のざらざらした感触があり 和室 や床の間の内壁に多く使われる。落ち着いた質感と 調湿性 が特徴。
燃えることのない砂を使うことにより耐火性に優れていて、自然素材のため 調湿効果 があり又、アレルギー や シックハウス 症候群になりにくいメリットがある。その反面、経年劣化 などで表面の砂がボロボロ落ちることがあり掃除が大変、また、壁紙に比べて費用が高く工期が長いというデメリットもある。
土壁や石膏下地の上に、砂粒を含む砂壁材を塗って仕上げる。マットで粒感のある表情と通気性に優れる一方、粉落ちや汚れの付きやすさが弱点。改修では砂壁調の仕上塗材や下地調整+クロスが選択肢となる。見本で色粒度を確認すると失敗が少ない。
関連用語
漆喰 / 珪藻土 / 調湿性 / 下地 / 下地調整剤 / 見本板 / トップコート / かき落とし / テクスチャー
