
なぜ聚楽壁は選ばれなくなったのか?需要減の理由と本聚楽との違いを左官のプロが解説
かつて和室の壁といえば聚楽壁が当たり前でした。しかし現在、新築住宅で聚楽壁を選ぶ人はほとんどいません。左官業者の中には「新築の一般住宅では聚楽壁の依頼がゼロ」という声も聞かれます。なぜこれほどまでに需要が減少したのでしょうか?本記事では、長年左官業に携わる谷澤氏へのインタビューをもとに、聚楽壁の需要減少の背景、本物の聚楽壁と現代製品の違い、そして現在どのような場面で聚楽壁が使われているのかを詳しく解説します。漆喰や珪藻土との比較、「ポロポロ落ちる」という誤解の真相、さらには外壁への応用事例まで、市場動向を踏まえた実践的な情報をお届けします。

主要トピック「聚楽壁とは何か 完全ガイド」
こちらの関連記事では、総合的に「聚楽壁」について解説しています。この記事の後に是非ご一読下さい。
この記事を読んで欲しい人
- 和室のリフォームで聚楽壁を検討しているが、今どれくらい使われているのか知りたい方
- 本物の聚楽壁と現代の聚楽風製品の違いを理解したい方
- なぜ聚楽壁が選ばれなくなったのか、市場動向を知りたい方

本物の聚楽壁とは?京都の聚楽土と現代製品の違い
聚楽壁について語る前に、まず「本物の聚楽壁とは何か」を理解する必要があります。
**本聚楽(ほんじゅらく)**とは、京都の聚楽第周辺で採取される聚楽土を使用した、伝統的な左官工法による塗り壁のことを指します。この聚楽土は、独特の色合いと質感を持ち、茶室や数寄屋建築などで珍重されてきました。本来の聚楽壁には、樹脂などの化学的な接着剤は含まれておらず、自然素材だけで構成されています。
しかし、聚楽土は採取量が限られており、市場になかなか出回らないという事情があります。そこで現代では、四国化成やフジワラ化学、富士川建材工業といった建材メーカーが、聚楽壁の風合いを模した「聚楽風の塗り壁材」を製品化しています。
これらの現代製品は、厳密に言えば「聚楽風の塗り壁材」であり、本来の聚楽壁とは異なります。樹脂系の接着剤が配合されており、聚楽土を使用しているわけでもありません。しかし、見た目の風合いや質感は聚楽壁の特徴をよく再現しており、一般的には「聚楽壁」と呼ばれています。
この「本聚楽」と「聚楽風製品」の違いを理解しておくことは、聚楽壁を正しく評価する上で重要です。現在、私たちが目にする聚楽壁のほとんどは、聚楽風の既調合製品であり、本聚楽を使った施工は、お寺や茶室などの特殊な建築物に限られているのが実情です。
聚楽壁の需要はなぜ激減したのか?
かつて新築住宅の和室といえば聚楽壁が標準的な選択肢でしたが、現在その需要は劇的に減少しています。その背景には、複数の要因が絡み合っています。
和室そのものの減少
最も大きな要因は、住宅の間取りにおける和室の減少です。現代の住宅では、畳の部屋を設けない、あるいは設けても1部屋程度という家庭が増えています。LDK中心の間取りが主流となり、和室の需要自体が大きく減少しました。
和室がなければ、当然聚楽壁の需要も生まれません。和室を設ける場合でも、壁材として聚楽壁を選ぶ人は少なくなっています。
他の塗り壁材への移行
塗り壁を選ぶ場合でも、聚楽壁以外の選択肢が好まれる傾向にあります。特に漆喰と珪藻土が、聚楽壁に代わる主流となっています。
漆喰は調湿性、消臭性、抗菌性などの機能性が評価され、珪藻土も同様に調湿機能が注目されています。これらの機能性をアピールポイントとして、リフォームや新築で採用されるケースが増えました。
一方、聚楽壁にはこうした明確な機能性のアピールポイントが少なく、「昔ながらの和室の壁」というイメージにとどまっています。
「ポロポロ落ちる」という誤解
聚楽壁に対するネガティブなイメージも需要減少の一因です。特に「ポロポロ落ちる」という印象が広く共有されており、これが聚楽壁を避ける理由になっています。
しかし、この印象は必ずしも正確ではありません。実際には、昔の繊維壁や接着剤の弱い古い聚楽壁と、現代のエマルジョン系ボンドを配合した聚楽壁製品がごちゃ混ぜに認識されているのです。現代の聚楽壁製品は耐久性が向上しており、簡単にはポロポロ落ちません。
しかし、一度定着したネガティブイメージを覆すのは容易ではなく、「昔からある塗り壁って結構ポロポロ落ちちゃうもんね」という誤った情報が、選択を妨げているのが現状です。
クロスの手軽さとコストパフォーマンス
塗り壁全般に言えることですが、クロス(壁紙)の手軽さとコストパフォーマンスには敵いません。クロスは施工が早く、費用も抑えられ、デザインバリエーションも豊富です。傷がついても部分的に貼り替えられるというメンテナンス性も優れています。
聚楽壁は施工に時間がかかり、費用も高く、傷の補修には専門技術が必要です。利便性を重視する現代のライフスタイルにおいて、聚楽壁の優先度は低くなっているのです。
左官のプロ・谷澤氏に聞く|聚楽壁の現在地
ここからは、長年左官業に携わり、聚楽壁の施工経験も豊富な谷澤氏へのインタビューをご紹介します。本聚楽と聚楽風製品の違い、需要の実態、現在の使われ方、そして今後の展望について、現場の生の声を語っていただきました。
聚楽壁(じゅらく壁)って何ですか?
本当の意味での聚楽壁っていうと、京都の聚楽土を使った壁っていうのが聚楽壁と言われたものですね。そもそも京都の聚楽土っていうのがなかなか出回りにくい、取れにくいということもあって、聚楽壁の風合いを模したものっていうのをいろんな建材メーカーさんたちが作っているものが、今、聚楽と呼ばれているものっていうところでしょうかね。聚楽壁っていうと、もちろん樹脂とかそういう自然のものじゃないものは入ってませんし、聚楽土を使ったものが聚楽壁。本来は。それ以外のものは聚楽風の塗り壁材っていうことになるんじゃないかな。京壁っていう言い方をしたりだとか、そんな感じだと思うんですけどね。
京壁 っていうのも聞いたことがあるんですが、聚楽壁とは違うんですか?
聚楽みたいな壁を京壁とも呼んだりとかいろいろありますよね。京都のものなので、聚楽が。なので、京壁っていう言い方をしたりとか。つまり、今市場に出回っているものは聚楽風の壁って解釈していただければいいと思います。今のものは樹脂も入ってますし、聚楽土を使っているわけでもないので、聚楽風の塗り壁材っていう言い方になるんじゃないかな。
聚楽壁ってどんな場所に使われているんですか?
うちに限ってで言うと、一般住宅ではもうほぼうちは使わないっていうか依頼がないですね。昔、ハウスメーカーさんの依頼での仕事をしたときは、まだまだその当時は新築の住宅注文なんかでも和室なんかには聚楽を塗っておきたいみたいなニーズってあったんですけど、もう今、そろそろ間取りの中でも和室を設けておきたいっていうこと自体がもっと少なくなっているような気がしますし、和室みたいな部屋を畳の部屋を設けたとしても聚楽を選ばれるっていうことはちょっと少ないんじゃないのかなって気がします。うちだと新築のお寺さんとか、そういうところでやることがあるかなっていうところでしょうかね。住宅ではないです。
昔は和室だったら聚楽壁っていうイメージがあったんですけど、今は違うんですね。
そうですね。塗り壁を内装に選ばれる方でも、なかなか聚楽を選ばれるっていう方はちょっとうちの中では少ないような気がします。漆喰をっていう方はいますけどね。聚楽っていうのは少ないかな。
今はどんな壁材が人気なんですか?
聚楽壁と他の壁材って見た目で違いがわかるものなんですか?
あんまりわかんないですね。繊維壁って言うとキラキラした骨材っていうのかな、ものが配合してるねっていうのが、ポロポロ落ちやすいねっていうのが繊維壁。砂壁っていう言い方も、ものすごく範囲の広い言い方をすると思うんですけど、これが聚楽ねっていうのはちょっとわかりにくいのかもしれない。一般の方で聚楽、 砂壁 、繊維壁を見分けられるっていうのは難しいので、やっぱりプロに任せたほうがいいと思います。まあでも最近の人たちはネットをうまく使うので、こういう風合いが聚楽なの、この塗り壁を選ぶっていうことで、いろいろ見る方だったら、こういう感じのが聚楽ねっていうのはそんなに難しいことではないと思いますけどね。
聚楽壁にするとどれくらい費用がかかるんですか?代表的な商品とかあれば教えてください。
外壁にも聚楽壁みたいな仕上げができるんですか?
ありますね。本当に見た感じは、ああ、確かに聚楽っぽいねっていう感じですよね。でも使ってるものはジョリパット。無塗装版に 目地 出して、そのまま吹き付けっていうのを採用されてるメーカーさんがいて。
外壁を聚楽風にすると和風な感じになるんですか?
もう和風っていう感じじゃないですね。特に和風とも洋風ともということじゃないけど、たぶん風合いを気に入られてて、採用されてるのかなっていう、あっさりした感じ。違うんですけど、ジョリパットの聚楽はなんとなく柚肌チックみたいなところがあって、ああいうあっさりしたものは結構好まれるので。傾向としては塗り壁にすると、 モルタル の下地だったりとか、大壁サイディングの下地でサイディングの目地がないっていうのを好まれる方も多いんですけど、それでもその中で、そこまでは予算がないんだけど、でも化粧サイディングじゃ嫌っていうゾーンに刺さってるのかなという気がしますね。
聚楽壁を検討している人に何かアドバイスはありますか?
そうですね。風合いはあっさりしててものすごく良いんですけど、例えば外壁なんかで泥が跳ねたりすると、結構汚れが落ちにくいとか、傷がつきやすい。内装でも、お子さんがいたりするようなところだと、やっぱり傷がつきやすい。傷がついた場合、それはクロスでも何でもそうですけど、クロスとかの傷がついた場合のメンテナンス、補修方法に比べて、やっぱりちょっと技術者というのか、職人さんがいかないと簡単に補修はできないかなっていうのがデメリットなんじゃないのかなって気がしますね。それを理解した上で、聚楽風の壁を使われたらどうですかっていうことですね。
分かりました、ありがとうございます。

インタビューから見える聚楽壁市場の現実
「一般住宅ではもうほぼ使わない」という現実
谷澤氏の「一般住宅ではもうほぼうちは使わないっていうか依頼がないですね」という言葉は、聚楽壁需要の現状を端的に表しています。
かつてはハウスメーカーの新築住宅でも「和室なんかには聚楽を塗っておきたいみたいなニーズ」があったものの、現在はそれすらなくなっています。和室を設けること自体が少なくなり、和室を作ったとしても聚楽壁を選ぶ人は少ないという二重の需要減少が起きているのです。
現在、谷澤氏が聚楽壁を施工するのは「新築のお寺さんとか、そういうところ」とのこと。つまり、聚楽壁は一般住宅から伝統建築へと主戦場を移しているのが実態です。
漆喰6:珪藻土4:聚楽0という衝撃の比率
塗り壁の需要について、谷澤氏は具体的な数字を示してくれました。「漆喰と珪藻土だったら6対4で漆喰のほうが多いかなって。それだけもう聚楽は減ってしまったんです」
漆喰60%、珪藻土40%、聚楽0%
この比率は、谷澤氏の施工実績における塗り壁の内訳です。聚楽壁の需要がゼロというのは、統計的な誤差の範囲というより、本当に施工依頼がないということを意味しています。
漆喰や珪藻土が選ばれる理由は、調湿性や消臭性といった機能性のアピールポイントがあることです。一方、聚楽壁は「和室らしさ」という情緒的な価値はあっても、明確な機能性の訴求が弱く、市場での競争力を失っているのです。
繊維壁との混同が生む誤解
谷澤氏が指摘する重要なポイントは、聚楽壁と繊維壁の混同です。
「ポロポロ落ちるっていう印象があるのかもしれないですね。聚楽と繊維壁とかああいうものとごちゃになっちゃってるような気がして、昔からある塗り壁って結構ポロポロ落ちちゃうもんねっていう。そういう誤った情報の中で選ばれることが少ないんじゃないのかな」
実際には、現代の聚楽壁製品はエマルジョン系ボンドが配合されており、簡単にはポロポロ落ちません。しかし、繊維壁や古い接着剤の弱い聚楽壁の印象が、すべての聚楽壁に対するイメージとして定着してしまっているのです。
この誤解を解くのは容易ではなく、聚楽壁の需要回復を妨げる大きな要因となっています。
外壁への応用という新しい可能性
一方で、谷澤氏のインタビューから見えてきた興味深い事例が、外壁への聚楽風仕上げです。
「全然そもそもの聚楽っていうものを使うんじゃなく、聚楽風の外壁を仕上げるっていう仕事があるハウスメーカーさんが取り入れてて、うちはそれをやることが多い」
ジョリパットを使ってサイディング下地に聚楽風の仕上げを施すこの工法は、「和風とも洋風とも」言えない、あっさりとしたモダンな外観を実現します。「化粧サイディングじゃ嫌」だけど「モルタル下地の塗り壁までは予算がない」という層に支持されているとのことです。
内装材としての聚楽壁需要が減少する中、外装材としての新しい活路が見えてきているのは興味深い動きです。
メンテナンス性の課題
谷澤氏が最後に指摘したのは、傷の補修に専門技術が必要というデメリットです。
「傷がついた場合、それはクロスでも何でもそうですけど、クロスとかの傷がついた場合のメンテナンス、補修方法に比べて、やっぱりちょっと技術者というのか、職人さんがいかないと簡単に補修はできないかなっていうのがデメリット」
クロスであれば部分的に貼り替えることで簡単に補修できますが、聚楽壁の傷は左官の技術を持つプロでないと綺麗に補修できません。このメンテナンス性の低さも、現代のライフスタイルにおいて敬遠される要因となっています。
聚楽壁の現在地と今後の展望
谷澤氏のインタビューから浮かび上がる聚楽壁の現在地は、決して明るいものではありません。しかし、だからこそ見えてくることもあります。
聚楽壁が生き残る場所
現在、聚楽壁が確実に需要を持っているのは以下のような場面です:
伝統建築分野:
- お寺の新築・改修
- 茶室の施工
- 数寄屋建築
- 文化財の修復
これらの分野では、本聚楽や聚楽風の製品が今でも必要とされています。「和」の本質的な雰囲気を求める場面では、聚楽壁の価値は失われていません。
塗り替え・リフォーム市場: 既存の和室に聚楽壁が使われている場合、その塗り替え需要は一定期間続きます。ただし、これは新規需要ではなく、既存ストックのメンテナンスに過ぎません。
外壁への応用: 谷澤氏が紹介したジョリパットによる聚楽風仕上げのように、形を変えた応用は今後も可能性があります。
聚楽壁が復権するために必要なこと
聚楽壁が再び選ばれるようになるには、以下のような取り組みが必要かもしれません:
正確な情報発信: 「ポロポロ落ちる」という誤解を解き、現代製品の耐久性を正しく伝えること。
機能性のアピール: 調湿性、消臭性など、漆喰や珪藻土と同様の機能性があるのであれば、それを明確に訴求すること。
メンテナンス性の改善: 補修キットの開発や、簡易的な補修方法の提案など、ユーザーが自分でメンテナンスしやすい仕組みづくり。
新しい使い方の提案: 外壁への応用のように、従来の和室以外での使い方を積極的に提案すること。
聚楽壁を選ぶべき人、選ばないほうがいい人
聚楽壁が向いている人:
- 和室の伝統的な雰囲気を大切にしたい
- 本物志向で、自然素材にこだわりたい
- お寺や茶室など、文化的価値を重視する建築
- 塗り壁のメンテナンスを楽しめる
聚楽壁が向いていない人:
- メンテナンスの手軽さを重視する
- コストパフォーマンスを最優先する
- 傷や汚れが気になる(小さな子供やペットがいる)
- 将来的に売却や賃貸を考えている
まとめ|聚楽壁の需要減少の背景と、それでも残る価値
谷澤さんのインタビューを通じて、聚楽壁を取り巻く厳しい現実が明らかになりました。一般住宅での需要はほぼゼロに近く、漆喰や珪藻土に完全に市場を奪われている状況です。 重要ポイントの再確認
- 本物の聚楽壁は京都の聚楽土を使ったもので、現代製品は聚楽風の塗り壁材である
- 一般住宅での聚楽壁需要はほぼゼロで、お寺や茶室など伝統建築に主戦場が移っている
- 塗り壁市場では漆喰6:珪藻土4:聚楽0という比率で、聚楽壁は完全に劣勢
- 繊維壁との混同により「ポロポロ落ちる」という誤解が広がり、需要減少の一因となっている
- 外壁への聚楽風仕上げという新しい応用方法が一部で採用されている
聚楽壁の現在地を理解した上での選択を
需要が減少しているからといって、聚楽壁に価値がないわけではありません。和室の伝統的な雰囲気、あっさりとした落ち着いた風合い、自然素材としての温かみ──これらは今でも聚楽壁が持つ確かな魅力です。
ただし、選択する際には以下を理解しておく必要があります:
✓ 現代の主流は漆喰・珪藻土であり、聚楽壁は少数派
✓ 施工できる左官職人が減少している可能性がある
✓ メンテナンスには専門技術が必要
✓ 将来的な売却・賃貸時に評価されにくい可能性がある
それでも聚楽壁を選びたいと思うなら、その選択は決して間違いではありません。むしろ、多数派に流されず、本当に好きなものを選ぶという、価値ある判断と言えるでしょう。
谷澤さんが語るように、「風合いはあっさりしててものすごく良い」のが聚楽壁です。そのデメリットを理解した上で、「それでも聚楽壁が良い」と思えるな再試行壁続けるら、自信を持って選んでください。
市場の動向は時代とともに変わります。今は需要が減少していても、将来的に再び見直される可能性もゼロではありません。本物志向、自然素材志向が高まる中で、聚楽壁の価値が再認識される日が来るかもしれないのです。

主要トピック「聚楽壁とは何か 完全ガイド」
こちらの関連記事では、総合的に「聚楽壁」について解説しています。この記事の後に是非ご一読下さい。
編集後記
左官業に携わる中で、聚楽壁の需要減少を肌で感じてきました。「昔は当たり前だったのに、今は全く依頼がない」という現実は寂しくもありますが、それでも聚楽壁の持つ独特の風合いや落ち着いた雰囲気は、他の壁材では代えがたいものです。需要が少ないからこそ、本当に好きで選んでくれる方との出会いは特別です。和室のリフォームで壁材選びに迷われている方、主流に流されず、自分が本当に気に入った素材を選ぶことが、長く愛せる空間づくりの第一歩です。聚楽壁に興味を持たれたなら、ぜひ一度、左官のプロに相談してみてください。
合同会社 鏝志(こてじん) 代表
対応エリア:岐阜県、愛知県、三重県、但し条件合えば どこでも行きます。
対応できる工事:漆喰(内装)、珪藻土,壁の補修(内装),リフォーム工事(内装),漆喰(外壁),モルタル,壁の補修(外壁),リフォーム工事(外壁),ジョリパット(外壁),大壁工法,しらす壁,そとん壁,かき落とし,洗い出し,タイル工事,一般左官工事,塗装(ペンキ),乱形石
お薦めのデザイン:コンクリート系、フラット系
備考:バンドに夢中で大学中退後もまともに就職してなかったが、
当時のメンバーに薦められて、彼の勤めていた塗装店に職人として入社。
三年経った頃、当時の取引先社長から「ウチの会社で営業してみないか?」
と誘われ転職する。
そこの会社はマンションの大規模修繕を営む会社で、
その頃に塗装工事のノウハウを叩き込まれる。
10年勤めた頃、仕事への方向性が合わなくなり退社。
次の勤め先を決めずに退社したので、一年ほど人材派遣に頼りながら生活し、
その後左官工事店に入社。そこで左官工事を学ぶ。
8年勤めた頃に残念ながら倒産し、それを機に独立し現在に至る。
<プロフィール>
愛知県江南市出身、巳(み)年、てんびん座
【好きなもの】麻婆豆腐、ハイボール、音楽:new jeans、バイクDucati:mh900e、車:landrover:defender、脚本家:宮藤官九郎、映画:役所広司 すばらしき世界
【苦手なもの】月曜日の朝、冬場の静電気、ホヤの食感、デリカシーの無い人、食券機の店
【マイブーム】中華鍋を使った料理を作る事
