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外壁のラスについて徹底解説

ラス(金網)とは?モルタル外壁を支える下地材の役割・種類・選び方を左官のプロが徹底解説

モルタル の 外壁 の中に隠れている「ラス」をご存知でしょうか。ラスとは、モルタルの下地として使われる金網のことで、外壁の剥落を防ぎ、建物の耐震性や防火性を高める重要な役割を担っています。見えない部分だからこそ、適切なラスの選択が外壁の寿命を大きく左右します。本記事では、左官のプロである筆者が、ラスの種類や性能、正しい選び方まで、実務経験を交えながら分かりやすく解説します。

この記事を読んで欲しい人

  • 新築やリフォームでモルタル外壁を検討している方
    外壁材の選択肢としてモルタルを考えているが、下地材のラスについて詳しく知りたい方
  • 長期優良住宅の認定を目指している施主・建築関係者
    通気工法やノンクラック工法など、最新のラス施工技術について理解を深めたい方
  • 既存のモルタル外壁にクラックや剥離が気になる方
    外壁のメンテナンスや補修を検討中で、ラスの劣化が原因かもしれないと感じている方
モルタル外壁にラスの定義を説明

ラス(金網)とは?モルタル外壁の"見えない骨格"

ラスの定義と基本的な役割

ラスとは、モルタル外壁の下地として使用される金網状の建築部材です。主に 亜鉛メッキ 処理された鋼板を波形や立体形状に加工したもので、 躯体 とモルタル層を強固に結びつける役割を果たします。

モルタルはセメント・・水を混ぜ合わせた左官材料ですが、そのままでは壁面に定着せず、乾燥収縮によって クラック が発生したり、 経年劣化 で剥落したりする恐れがあります。そこで必要になるのがラスです。ラスの網目にモルタルが食い込むことで、機械的に固定され、外壁としての強度と耐久性を確保できるのです。

なぜモルタル外壁にラスが必要なのか

モルタル外壁にラスが不可欠な理由は、大きく分けて3つあります。

1. 剥落防止
ラスがない状態でモルタルを塗ると、躯体との接着面だけで重量を支えることになり、経年劣化や温度変化による膨張・収縮で剥がれ落ちてしまいます。ラスの網目構造がモルタルを物理的に保持することで、剥落リスクを大幅に低減します。

2. クラック抑制
モルタルは乾燥過程で収縮し、ひび割れ(クラック)が発生しやすい特性があります。ラスが下地として入っていることで、収縮応力を分散し、大きなクラックの発生を防ぎます。特に 通気ラス や グラスファイバーネット(グラスファイバーメッシュ)と組み合わせることで、耐クラック性能はさらに向上します。

3. 耐震性・防火性の向上
地震大国である日本では、建物の耐震性が重要です。ラスで補強されたモルタル外壁は、地震時の揺れによる変形に追従しやすく、躯体を保護します。また、モルタル厚を15mm以上確保し、適切なラス施工を行うことで、防火構造としての認定を受けることができ、火災時の延焼防止にも貢献します。

担当者として多くの現場を見てきた経験から言えば、ラスがしっかり施工されている建物とそうでない建物では、10年後、20年後の外壁の状態が明らかに違います。目に見えない部分だからこそ、ラスの品質と施工精度が建物の寿命を左右するのです。

ラスの歴史(明治時代から現代まで)

ラスの歴史は意外に古く、建築技術の進化とともに発展してきました。

年代出来事
1890年代(明治25年頃)欧米でメタルラスが相次いで開発される
1909年(明治42年)日本に初めてメタルラス(平ラス)が紹介される
1915年(大正4年)大阪の業者が共同で「金属鉄鋼裁断展伸機」の名称で製造開始
1938年(昭和13年)業界最初の組織「大阪ラス工業組合」設立
1990年代以降通気ラスや防水紙一体型ラスなど、高機能製品が登場

担当者の視点:現場で見てきたラスの進化
私が業務を始めた頃は、まだ平ラスが主流でしたが、近年は通気ラスやノンクラック工法対応のラスモルⅡなど、高性能な製品が次々と開発されています。特に 長期優良住宅 の普及に伴い、 通気工法 が標準化されつつあり、ラスの役割はますます重要になっていると実感しています。現場で職人さんたちが「昔はこんな便利なものなかった」と話されるのを聞くと、技術の進歩を肌で感じます。

ラスの種類と特徴

ラスの種類と用途別の使い分け

ラスには用途や施工箇所に応じて複数の種類があり、それぞれ異なる特性を持っています。適切なラスを選択することが、モルタル外壁の品質と耐久性を確保する第一歩です。

波形ラス(メタルラス)- 主流の外壁用下地材

波形ラスは、現在のモルタル外壁施工で最も広く使用されている標準的なラスです。金属板を波型に成形することで立体的な凹凸を作り出し、モルタルとの密着性を高めています。

特徴:モルタル厚確保、防火性・耐震性向上
波形の凹凸構造により、モルタルが網目だけでなく波の谷部分にも入り込むため、平ラスと比較して格段に保持力が高まります。この構造により、必要なモルタル厚(15mm以上)を確実に確保でき、防火構造の基準を満たしやすくなります。また、地震時の揺れに対しても、波形が緩衝材のような役割を果たし、クラックの発生を抑制します。

規格:700g/㎡以上、亜鉛メッキ処理
JIS規格 に適合した 波形ラス は、通常700g/㎡以上の質量があり、十分な強度を確保しています。また、錆による劣化を防ぐため、亜鉛メッキ処理が施されているものを選ぶことが重要です。外壁は常に風雨にさらされる環境にあるため、 防錆処理 の有無は長期耐久性に直結します。

平ラス – 補強用として限定使用

平ラスは、金属板を平面的に切り込み、引き伸ばして網目状にしたラスです。波形に比べて立体感がないため、モルタルの保持力は劣りますが、特定の箇所では今も使用されています。

使用箇所:開口部周辺、破風、役物
平ラスは主に、窓やドア周りの 開口部、破風板、軒天 など、 モルタル厚 が薄くなりがちな箇所や細かい部分の補強材として用いられます。これらの箇所では波形ラスよりも施工しやすく、細部の納まりを美しく仕上げることができます。

開口部のラス施工例を見ると、窓枠の四隅から斜め45度方向にクラックが入りやすいため、平ラスで補強することで応力を分散させています。業務で多くの現場を見てきましたが、開口部周辺の補強を怠った建物は、数年後にクラックが顕著に現れる傾向があります。

通気ラス – 長期優良住宅向け最新工法

通気ラスは、ラスと防水紙(アスファルトフェルト)が一体化された高機能な製品で、現代のモルタル外壁施工における主流となりつつあります。

防水紙一体型の構造
従来は防水紙とラスを別々に施工していましたが、通気ラスではこれらが工場で一体化されているため、施工効率が大幅に向上します。さらに、ラス面と防水紙の間に一定の空間が設けられており、この空間が通気層として機能します。

通気層確保による湿気排出機能
通気層 があることで、躯体と外壁の間に二重壁構造が形成され、防水性 が飛躍的に向上します。壁内に侵入した湿気や 結露 の水は 通気層 を通じて常時排出されるため、躯体の 腐食 や カビ の発生を防ぎ、建物の耐久性を大きく高めます。この仕組みは、サイディング外壁の 乾式通気工法 と同等の換気性能を持ち、長期優良住宅の認定基準である「通気工法」の要件を満たします。

私が見てきた現場では、通気ラスへの切り替えが急速に進んでいることを実感します。特に大手ハウスメーカーや工務店では、標準仕様として通気ラスを採用するケースが増えており、「これからのモルタル外壁はこれが当たり前になる」という声を職人達からよく聞きます。

その他のラス(リブラス、コブラスなど)

リブラス
リブ(肋骨状の突起)が付いたラスで、通常の波形ラスよりもさらにモルタルの保持力を高めた製品です。厚塗りが必要な箇所や、高い強度が求められる部位に使用されます。

コブラス
小さな突起(コブ)が無数に配置されたラスで、薄塗り仕上げに適しています。内装の塗り壁や、特殊な仕上げが必要な場合に選ばれることがあります。

ラスの効果を解説

ラスの性能と効果

ラスがもたらす5つの重要な性能

ラスは単なる 下地材 ではなく、モルタル外壁の性能を総合的に高める重要な役割を担っています。ここでは、ラスが建物にもたらす5つの主要な性能について詳しく解説します。

 ①剥落防止 – モルタルを強固に固定

ラスの最も基本的かつ重要な役割が、モルタルの剥落防止です。モルタルは重量があり、経年劣化や温度変化による膨張・収縮を繰り返すうちに、接着面だけでは躯体から剥がれ落ちる危険性があります。

ラスの網目構造にモルタルが食い込むことで、物理的な「アンカー効果」が生まれ、モルタル層を強固に保持します。特に波形ラスの場合、立体的な凹凸がモルタルを多方向から包み込むように固定するため、接着面だけに頼らない高い保持力を発揮します。この機械的な固定により、30年、40年と長期にわたって外壁の安全性を維持することができます。

②耐震性向上 – 建物全体の揺れを抑制

地震大国である日本において、建物の耐震性は最優先の性能です。ラスで補強されたモルタル外壁は、地震時の揺れに対して優れた追従性を発揮します。

ラスの金網構造が、地震による躯体の変形をモルタル層全体に分散させ、局所的な応力集中を防ぎます。これにより、大きなクラックの発生や外壁の崩落を抑制し、建物の構造体を保護します。特に波形ラスやリブラスのように立体構造を持つものは、面内方向だけでなく面外方向の力にも対応できるため、より高い耐震性能を発揮します。

現場経験からの所感:「地震の多い日本でラスの重要性を実感」
大きな地震があると業務で関わった物件の外壁がきになります。やはりラスが適切に施工されているモルタル外壁は、大きな被害を免れているケースが多く見られました。一方、ラスの施工不良や省略された建物では、外壁の崩落や大規模なクラックが発生する傾向があるようです。目に見えない部分こそが、いざという時に建物と住む人を守るのだと、強く実感しました。

 ③防火性能 – モルタル厚15mm以上で防火構造

モルタル外壁は、適切な厚みを確保することで優れた防火性能を発揮します。ラスはこの「適切な厚み」を実現するための重要な役割を果たします。

建築基準法における防火構造の基準では、モルタル塗り厚15mm以上が求められますが、ラスなしではこの厚みを均一に確保することは困難です。波形ラスを使用することで、波の高さ分だけモルタル厚が自動的に確保され、防火性能の基準を満たしやすくなります。セメントを主成分とするモルタルは不燃材料であり、適切な厚みがあれば火災時の延焼を大幅に遅らせ、避難時間を確保することができます。

④耐久性向上 – 通気工法による壁内結露防止

通気ラスを使用した通気工法では、躯体と外壁の間に通気層が形成され、建物の耐久性が飛躍的に向上します。

壁内に侵入した湿気や結露水は、通気層を通じて自然に排出されるため、躯体の腐食、カビの発生、断熱材の劣化を防ぐことができます。特に日本の高温多湿な気候では、壁内結露が建物の寿命を縮める大きな要因となりますが、通気工法はこの問題を根本的に解決します。防水紙一体型の通気ラスを使用することで、雨水の浸入を防ぎながら湿気を排出する理想的な壁構造が実現します。

⑤クラック低減 – グラスファイバーネットとの併用効果

モルタル外壁の最大の弱点であるクラック(ひび割れ)を抑制するために、ラスとグラスファイバーネットを併用する工法が普及しています。

ノンクラック通気工法の仕組み
富士川建材のノンクラック通気工法では、通気ラスに加えて、耐久性の高いラスモルⅡ(軽量で強度の高いモルタル)と、耐クラック性能に優れたグラスファイバーネットを組み合わせます。ラスが下地全体を保持し、グラスファイバーネットが表層のクラックを抑制することで、相乗効果により長期にわたってクラックの発生を最小限に抑えることができます。

この工法は、施工条件を満たせばクラック・剥離保証が付くほど信頼性が高く、長期優良住宅を実現する最も優秀で安全安心なモルタル外壁工法と言えます。配送の現場でも、「ノンクラック工法に変えてからクレームが激減した」という施工業者の声を多く聞きます。

正しいラスの選び方と施工のポイント

失敗しないラスの選び方 – 4つのチェックポイント

ラスは外壁の品質を左右する重要な部材ですが、種類や規格が多く、どれを選べばよいか迷う方も多いでしょう。ここでは、ラス選びで失敗しないための4つのチェックポイントと、施工時の注意点を解説します。

チェック①質量と規格(JIS規格品、700g/㎡以上)

ラスの品質を判断する最も重要な指標が「質量」です。一般的な外壁用波形ラスは、700g/㎡以上の質量を持つものが標準とされています。質量が軽すぎるラスは強度不足となり、モルタルの重量を十分に支えられず、剥落のリスクが高まります。

JIS規格(日本産業規格)に適合した製品を選ぶことで、一定の品質が保証されます。購入時には、製品仕様書や品質証明書を確認し、規格適合品であることを確認しましょう。特に長期優良住宅を目指す場合は、JIS規格品の使用が条件となることもあります。

チェック②形状(波形・立体形状を優先)

ラスの形状は、モルタルとの密着性や保持力に直接影響します。外壁の主要部分には、必ず波形ラスまたはリブラスのような立体形状を持つラスを使用しましょう。

平ラスは施工しやすい反面、モルタル厚の確保が難しく、保持力も波形ラスに劣ります。平ラスは開口部周辺や破風などの補強用途に限定し、外壁面全体には波形ラスを採用することが基本です。波形の高さ(山の高さ)が深いほど、モルタルがしっかりと絡み、長期的な安定性が向上します。

チェック③防錆処理(亜鉛メッキの有無)

外壁は常に風雨や湿気にさらされる環境にあるため、ラスの防錆処理は必須です。一般的には亜鉛メッキ処理(溶融亜鉛メッキ または 電気亜鉛メッキ )が施されたラスを選びます。

亜鉛メッキ層が錆を防ぎ、ラス自体の耐久性を高めることで、モルタル外壁全体の寿命を延ばします。メッキ処理がされていない、または不十分なラスを使用すると、数年で錆が発生し、錆汁が外壁表面に染み出て美観を損ねるだけでなく、ラス自体が劣化して強度が低下します。製品選定時には、メッキの種類と厚みを確認することが重要です。

チェック④工法との適合性(通気工法なら通気ラス)

建物の仕様や目指す性能によって、最適なラスの種類は異なります。特に重要なのが、採用する工法との適合性です。

長期優良住宅の認定を目指す場合、 外壁通気工法 が必須条件となります。この場合、通気層を確保できる通気ラス(防水紙一体型)を選択することが前提となります。通気ラスを使用することで、防水性と通気性を両立し、建物の耐久性を大幅に向上させることができます。

一方、従来工法でモルタル外壁を施工する場合は、波形ラスと防水紙を別々に施工する方法もありますが、施工手間や品質の安定性を考えると、通気ラスの採用をおすすめします。

施工時の注意点

ラスの性能を最大限に引き出すには、適切な施工が不可欠です。

ステープルの選択(1019J以上)
ラスを躯体に固定するステープル(留め具)は、1019J以上の強度を持つものを使用します。ステープルが弱いと、モルタルの重量でラスごと剥がれる危険性があります。打ち込み間隔は通常30cm程度が標準ですが、開口部周辺や端部では間隔を狭めて補強します。

防水紙の正しい施工順序
通気ラスでない場合、防水紙(アスファルトフェルト)を先に施工し、その上にラスを張ります。この順序を間違えると、雨水が躯体に直接浸入するリスクが高まります。防水紙の重ね幅は上下10cm以上、左右15cm以上を確保し、雨水の浸入経路を確実に遮断します。

現場で見た施工不良例
業務の中で、残念ながら不適切な施工例も目にすることがあります。よくあるのが、ステープルの打ち込み不足や、ラスのたるみを放置したまま施工するケースです。ラスにたるみがあると、モルタル厚が不均一になり、薄い部分からクラックが発生します。また、ラスの継ぎ目を10cm以上重ね合わせることも重要なポイントですが、これを怠ると継ぎ目からクラックが走ることがあります。

施工品質は職人の技術に大きく依存するため、実績のある信頼できる業者を選ぶことが、何よりも重要です。

ラスと長期優良住宅の関係

長期優良住宅とラスの関係

通気ラス工法で実現する長期優良住宅

長期優良住宅は、国が定める高い基準をクリアした 耐久性 ・ 省エネ に優れた住宅です。モルタル外壁で長期優良住宅の認定を受けるには、通気ラス工法の採用が事実上必須となります。ここでは、長期優良住宅における通気ラスの重要性と、最新の施工技術について解説します。

長期優良住宅の認定基準と通気工法の必要性

長期優良住宅とは、住宅を長期にわたり良好な状態で使用するための措置が、その構造及び設備に講じられた優良な住宅のことです。建築および維持保全の計画を作成して所轄行政庁に申請し、基準に適合する場合には認定を受けることができます。

認定基準には、耐震性、耐久性、省エネルギー性、維持管理の容易性などが含まれますが、外壁に関しては「劣化対策等級3」の取得が求められます。この基準を満たすために、外壁通気工法の採用が条件となっています。

通気工法では、躯体と外壁材の間に通気層を設け、壁内の湿気を常時排出することで、構造体の劣化を防ぎます。サイディング外壁では乾式通気工法が標準ですが、モルタル外壁の場合は湿式通気工法となり、通気ラスの使用が最も効果的な手段となります。通気層の厚みは通常15mm以上確保し、 軒先 や 軒天 部分に換気口を設けることで、空気の流れを作り出します。

富士川建材ノンクラック通気工法の仕組み

長期優良住宅に対応したモルタル外壁工法として、業界で高い評価を得ているのが富士川建材の ノンクラック通気工法 です。この工法は、3つの主要部材を組み合わせることで、従来のモルタル外壁の弱点を克服しています。

ラスモルⅡ + 通気ラス + グラスファイバーネットの相乗効果

  1. 通気ラス(防水紙一体型)
    躯体と外壁の間に通気層を確保し、防水性と通気性を両立。壁内結露を防ぎ、構造体の耐久性を高めます。
  2. ラスモルⅡ(高性能モルタル)
    通常のモルタルよりも軽量で強度が高く、収縮率が低い特殊配合のモルタルです。軽量化により躯体への負担を軽減し、収縮率の低さがクラック発生を抑制します。セメント、砂、混和材 の配合バランスが最適化されており、施工性にも優れています。
  3. グラスファイバーネット(耐クラック補強材)
    モルタル層の中に埋め込むガラス繊維製のネットで、収縮応力を分散し、表層のクラックを防ぎます。特に温度変化による膨張・収縮が繰り返される環境下で効果を発揮します。

この3つの部材が相乗効果を生み出し、高い耐久性と耐クラック性能を実現します。施工条件を満たせば、クラックや剥離に対する保証が付くほど信頼性が高く、長期優良住宅の認定基準を確実にクリアできます。

サイディングとの比較 – モルタル外壁を選ぶ理由

現在の新築住宅市場では、サイディング外壁が主流となっていますが、モルタル外壁には独自の魅力と優位性があります。

デザイン自由度、継ぎ目なし、重厚感
サイディングは規格化されたパネルを張り合わせるため、継ぎ目(ジョイント部分)が必ず発生します。一方、モルタル外壁は塗り壁であるため、継ぎ目のない一体感のある仕上がりが可能です。表面仕上げも、 リシンスタッコ、吹付けタイル  など、多様な質感を表現でき、オリジナリティの高い外観を実現できます。

また、モルタル外壁は厚みがあり、重厚で高級感のある外観が得られます。特に塗り壁の持つ温かみや風合いは、工業製品であるサイディングでは表現しきれない魅力です。

担当者として感じること:「自分だけのオリジナルの家」
業務を通じて多くの建築現場を見てきましたが、サイディングが主流になった今でも、こだわりを持つ施主様はモルタル外壁を選ばれます。「自分だけのオリジナルの家を手に入れたい」という想いを実現できるのが、モルタル外壁の大きな魅力です。通気ラス工法やノンクラック工法の登場により、耐久性やメンテナンス性の課題も解決されつつあり、モルタル外壁の可能性は今後さらに広がっていくと感じています。

信頼できる施工業者の選び方

どれだけ優れた材料を使っても、施工技術が伴わなければ性能は発揮されません。信頼できる左官業者を選ぶポイントは以下の通りです。

  • 実績と施工事例の確認:長期優良住宅やノンクラック工法の施工実績があるか
  • 保証内容の明確さ:クラックや剥離に対する保証期間と条件
  • 使用材料の説明:ラス、モルタル、仕上げ材の種類と品質
  • 現場管理体制:下地処理から仕上げまでの工程管理の徹底度

当サイトKABE-DANでは、実績豊富で信頼できる左官のプロをご紹介しています。モルタル外壁に関するご相談は、LINEで直接プロに相談できますので、お気軽にお問い合わせください。

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編集後記

モルタル外壁を検討される方から「本当にクラックは防げるのか」「サイディングより劣るのではないか」という不安の声をよく耳にします。担当者として数多くの現場を見てきた経験から言えるのは、適切なラスと工法を選べば、モルタル外壁は非常に優れた選択肢だということです。目に見えない下地こそが、住まいの寿命と美しさを守ります。外壁選びで迷われている方は、ぜひ信頼できる左官のプロにご相談ください。あなたの理想の住まいを実現するお手伝いができれば幸いです。

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