
ガラス骨材(がらすこつざい/Glass Aggregate)とは?
ガラス骨材とは、廃ガラスや板ガラスなどを破砕・粒状化した人工骨材のことです。
英語では Glass Aggregate と表記されます。左官分野では、モルタルや樹脂系仕上げ材に混合し、意匠性(光沢・反射・透明感)を付与する装飾用骨材として用いられます。
使いどころ/目的
内装
- 意匠壁・アクセントウォール
- 店舗・商業施設のデザイン左官
- 間接照明と組み合わせた反射表現
外壁
- 洗い出し仕上げの意匠外壁
- 外構(門柱・塀)での装飾用途
※滑りやすさ・飛散防止への配慮が必須
下地条件・用途上の注意
- モルタル・樹脂モルタル下地に使用
- 構造用骨材ではなく装飾用(砕石・砂利の代替と誤用しない)
- 透明感目的で使用するが、白華や汚れで効果が損なわれやすい
似ている用語(比較)
※テーブルではなく、用語ごとの簡易比較
- 寒水石
定義:石灰石由来の白色骨材
用途:塗り壁全般
材料:天然石
注意点:反射感は出ない - 大理石骨材
定義:大理石を破砕した装飾骨材
用途:洗い出し・研ぎ出し
材料:天然大理石
注意点:重量があり色ムラが出やすい - カラーサンド
定義:着色砂
用途:模様付け・着色仕上げ
材料:砂+顔料
注意点:退色リスク - ガラスビーズ
定義:球状の微細ガラス粒
用途:反射塗装・滑り止め
材料:工業用ガラス
注意点:左官材料としては限定的
施工上の注意点・よくあるミス
- 温湿度:高温乾燥下では表面定着不良が起きやすい
- 下地:吸水ムラがあるとガラス骨材が沈む
- 乾燥:早すぎる乾燥で白華が出やすい
- 道具:金鏝の押さえすぎでガラスが割れる
- 商品差:再生ガラスは粒形・色にばらつきがある
関連する用語
洗い出し/研ぎ出し仕上げ/意匠モルタル/デザイン左官/装飾仕上げ / 粗骨材
