
エコカラットとは?
定義:多孔質セラミックの内装壁材(LIXILの登録商標)。無数の微細孔で湿気・ニオイ成分を物理吸着し、室内の快適域に近づける。読み:えこからっと/英語:porous ceramic interior tile (EcoCarat)。
使いどころ/目的
- リビング・寝室:結露・カビの抑制、生活臭の低減、静かなテクスチャ演出。
- 玄関・廊下:靴・湿気・ペット臭対策と意匠アクセント。
- トイレ・洗面所:アンモニア等の臭気対策(※直接の散水・常時高湿は不可)。
- ワークスペース:におい移り抑制、反射を抑えた落ち着いた壁面。
- 下地条件:PB(石膏ボード)・モルタル・合板など平滑で乾いた面+指定接着剤。旧塗膜は付着試験・プライマーで可否判断。
似ている用語
- 珪藻土(塗り材):塗膜で調湿する左官材。自由なコテ表情と補修の融通が利くが、施工品質・養生管理に左右されやすい。エコカラットはタイル貼りで仕上がりが均一。
- 漆喰:強アルカリ性・静電気が起きにくく汚れ付着が少ない。ただし割れ・吸い込みムラ管理が要。エコカラットは目地設計・割付で意匠を作る。
- 一般内装タイル:清掃性と意匠性が主目的。エコカラットは多孔質=調湿・脱臭という機能差が軸。
- 吸放湿ボード:面材一体で施工しやすいが、意匠バリエーションはタイルに劣る場合あり。エコカラットは柄・凹凸・陰影の選択肢が広い。
施工上の注意点・よくあるミス
- 割付計画:中心合わせ・端部“切り残し”厚を事前検討。**仮並べ(ドライレイ)**でロット差・色ムラ確認。
- 下地平滑度:ふくらみ・段差はそのまま凹凸陰影の乱れに直結。パテ・フィラーで面出し。
- 接着剤:メーカー指定の塗布量・開放時間厳守。圧着不足→浮き・剥離。過多→目地へのはみ出し。
- 水回り制限:常時水が掛かる面・蒸気直撃面は不可。洗面ははね水ガード+シーリングで。
- 切断・粉塵:超硬刃・防塵対策。割れやすい角部は面取り。
- 目地・通し目:目地なし風でも微小クリアランスを確保し、温湿度変化の追従性を持たせる。
- 後付け金物:ビス直留めNG。必要位置は下地補強または別固定方法を計画。
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