
聚楽壁をDIYで剥がす方法|ホームセンターの剥がし剤で6畳間を自分で施工
「聚楽壁の塗り替えをプロに頼むと10万円以上かかる」と聞いて、諦めかけていませんか?実は、古い聚楽壁(じゅらく壁)を剥がす作業だけなら、初心者でも比較的簡単に DIY できます。ホームセンターで250〜300円で買える剥がし剤を使えば、6畳間でも1000円以下で剥がすことが可能です。本記事では、実際に多くの聚楽壁剥がしを手がけてきた左官のプロ・間宮さんへのインタビューをもとに、DIYで聚楽壁を剥がす具体的な手順、必要な道具、失敗しないコツを詳しく解説します。「剥がし作業はDIY、仕上げはプロに依頼」という賢い選択肢についても紹介。費用を抑えながら、美しい仕上がりを実現する方法をお伝えします。

主要トピック「聚楽壁とは何か 完全ガイド」
こちらの関連記事では、総合的に「聚楽壁」について解説しています。この記事の後に是非ご一読下さい。
- 聚楽壁の塗り替え費用を少しでも抑えたい方
- DIYで聚楽壁を剥がす具体的な方法を知りたい初心者の方
- 剥がし作業だけ自分でやって、仕上げはプロに頼みたい方

聚楽壁のDIY塗り替え、どこまで自分でできる?
聚楽壁の塗り替えをすべてDIYで行うのは、正直なところ初心者には難易度が高い作業です。特に仕上げ塗りは左官の技術が必要で、コテムラが目立ったり、厚さが不均一になったりと、失敗のリスクが高くなります。
しかし、古い聚楽壁を剥がす作業だけなら、初心者でも十分に可能です。剥がし剤を使えば力もいらず、手順通りに進めれば誰でもできる作業なのです。
剥がし作業と仕上げ作業の難易度の違い
剥がし作業:難易度★☆☆☆☆(初心者OK)
- 剥がし剤を塗って待つだけ
- 力はほとんど不要
- 失敗してもやり直しが効く
- 特別な技術は不要
仕上げ作業:難易度★★★★☆(経験者向け)
- コテの角度や力加減が重要
- 均一な厚さに塗るのが難しい
- 乾燥後に修正が困難
- 左官技術が必要
この難易度の差から、「剥がし作業はDIY、仕上げはプロに依頼」という選択肢が現実的です。剥がし作業の費用は平米1,000〜2,000円程度なので、この部分を自分でやれば、6畳間で2万円〜4万円程度の費用削減が可能です。
DIY剥がしのメリット
自分で剥がし作業を行うメリットは以下の通りです:
費用削減: 6畳間で2万円〜4万円程度のコストカットが可能です。
作業の自由度: プロに依頼すると日程調整が必要ですが、DIYなら自分のペースで週末などを使って作業できます。
達成感: 自分の手で家を綺麗にする満足感が得られます。
仕上げの品質は確保: 仕上げをプロに任せることで、見た目の美しさは確保できます。
DIY剥がしのデメリット
一方で、デメリットも理解しておく必要があります:
時間と労力: 6畳間でも丸1日〜2日はかかります。
養生と片付け: 床や家具の保護、剥がした壁材の処分など、細かい作業が必要です。
下地を傷つけるリスク: 土壁 の 下地 の場合、水を使うことで傷がつく可能性があります(プロなら最小限に抑えられる)。
完全に剥がせない可能性: 部分的に剥がしにくい箇所が残る場合があります。
DIYに必要な道具と材料|すべてホームセンターで揃う
聚楽壁を剥がすために必要な道具と材料は、すべてホームセンターで手に入ります。初期投資は3,000円〜5,000円程度です。
2-1. 必須アイテム
剥がし剤(250〜300円/袋)
- 30グラム程度の小袋で販売
- 6畳間なら3袋程度(約1,000円以下)
- 水で溶かすと膨らんでゼリー状になる
ローラー(500〜800円)
- 剥がし剤を壁に塗るため
- 幅の広いペイント用ローラーが便利
- スポンジタイプより毛足の短いものが使いやすい
ヘラ(300〜500円)
- 金属製とプラスチック製の両方あると便利
- 幅10cm程度のものが使いやすい
- 柔軟性のあるものを選ぶ
バケツ(100〜300円)
- 剥がし剤を水で溶かすため
- 大きめのもの(10リットル程度)
養生シート(500〜1,000円)
- 床全体を覆えるサイズ
- ビニールシートでOK
- 厚手のほうが破れにくい
マスキングテープ(200〜400円)
- 養生シートの固定
- 巾木や柱の保護
- 幅広タイプが便利
ゴミ袋(200〜400円)
- 大きめの袋を複数枚
- 45リットル以上推奨
- 剥がした壁材を入れるため
軍手またはゴム手袋(100〜300円)
- 手の保護のため
- 滑り止め付きが便利
あると便利なアイテム
霧吹き(100〜300円)
- 剥がしにくい部分に追加で水分を与えるため
スポンジ(100円)
- 細かい部分の掃除用
脚立(持っていなければ2,000〜3,000円)
- 高い位置の作業用
合計:初期投資3,000円〜5,000円程度
左官のプロ・間宮さんに聞く|DIY剥がしの実践テクニック
ここからは、実際に聚楽壁の施工と剥がし作業を数多く手がけてきた左官のプロ・間宮さんへのインタビューをご紹介します。DIYで剥がす具体的な手順、失敗しないコツ、そして費用対効果について、現場の生の声を語っていただきました。
聚楽壁って元々何なんでしょうか?見た目は土っぽいような感じですけど。
実際本当に聚楽って、土みたいなのが入ってると思うんですけど。
土壁とは違うんですか?
細かい成分までは僕もわからないんですけど、土壁は本当に土をベースにした塗り物で、聚楽はそういうものに骨材みたいなのも入ってるし、砂が入っていったり色粉が入っているのかな。
聚楽壁をDIYで塗り替えることはできますか?
まず、塗り替えっていうことだと、古い聚楽壁を剥がさないといけないというか、剥がした方がいいと思うんで。上から塗っちゃうと、その下の古い聚楽が悪さして、剥がれてきたりとかすることがあるので。
剥がれちゃうんですね。
なので、古い聚楽壁は剥がしてから塗るというのが一般的なやり方ですね。
素人でも剥がせるんですか?
剥がすのは、ホームセンターに剥がし剤が売ってるんで、それを水で溶かすと。剥がし剤自体に、何リットルの水で混ぜてくださいって書いてあると思うんですけど、混ぜるとゼリー状みたいになって。職人さんだったらそれを 鏝 で塗るんですけど、DIYで自分でやるんでいったらローラーで塗るのが楽かなと思いますね。
ホームセンターですぐ買えるんですか?値段はどれくらいですか?
結構安いです。小さい袋に入ってますけど、250円とか300円とかで売ってるんじゃないですかね、ひとつ。30グラムぐらいの袋ですね。それを水で溶かすと膨らむので。
それでどのくらいの壁を剥がせるんですか?
和室一部屋例えばやるとしたら、その袋を3つぐらいあれば、たぶんできちゃうと思うんですけどね。
じゃあ1000円もかからないくらいで一部屋分剥がせるんですね。
そうですね。
剥がすときのコツはありますか?
そうですね。剥がし剤を水で溶かしたやつを塗って、しばらく時間を置いて何分ぐらいだろう。10分、15分ぐらい置いておけば、ヘラでやればもうベロベロベローンと剥がれてくるんで。
塗ってすぐじゃなくて、少し待つんですね。
ヘラでやるとそんな力も入れずにベロベロベローンと剥がれてくるんですね。
剥がしたものはどうやって捨てればいいんですか?
そうですね。僕らは産廃というのがあると一緒に捨てちゃいますけど、たぶんそんな変なものは入ってないと思うんで。可燃ゴミとして出せば大丈夫だと思います。畑に埋めちゃったりとかはあんまり良くないかもしれないですけど。
剥がした後はどうすればいいですか?
そうですね。僕らがやる場合は、剥がした後に 下塗り剤 で一回塗ってから、新しい聚楽を塗るっていうやり方をするんですけど、たぶん下塗り剤を塗るっていうのも、なかなか一般のユーザーさんにはちょっとハードルが高いかもしれないので、例えばホームセンターでも売ってる漆喰のそのまま塗れるみたいな材料だったら、たぶん剥がした後にそのまま上から塗れるんじゃないかなと。下地剤不要のDIY用の仕上げ剤というのがあるんですね。
プロに頼むといくらくらいかかりますか?
そうですね。剥がしから仕上げ塗りまででだいたい5,000円前後ぐらいからじゃないですか。平米で。
6畳の和室だとどれくらいになりますか?
だいたい面積的に言うと20平米ぐらいかなと思うんで、それから言うと10万円ぐらいですか。6畳で20平米だとすると10万円前後で塗り替えができますね。
聚楽壁がボロボロになって困ってる人に、何かアドバイスはありますか?
そうですね。古い聚楽だとボロボロと落ちてくることもあるんですけど、やっぱり塗り替えようと思ったら、ちょっとめんどくさいかもしれないですけど、その古い聚楽壁は剥がしておかないと、上からそのまま塗っちゃうと、古い壁が悪さして浮いたりとか剥がれたりとか、そういうことが出てくる可能性があるので、やるんであればしっかり剥がして塗った方がいいですよっていうのがアドバイスですかね。
インタビューから学ぶDIY剥がしの具体的手順
間宮さんのインタビューから、DIYで聚楽壁を剥がす具体的な手順が明確になりました。特に重要なポイントを詳しく見ていきましょう。
ホームセンターの剥がし剤250〜300円が鍵
間宮さんが強調していたのは、ホームセンターで買える剥がし剤の手軽さとコストパフォーマンスです。
「小さい袋に入ってますけど、250円とか300円とかで売ってるんじゃないですかね、ひとつ。30グラムぐらいの袋ですね。それを水で溶かすと膨らむので」
30グラムの小袋が250〜300円で、水で溶かすと膨らんで大量の剥がし剤になります。「和室一部屋例えばやるとしたら、その袋を3つぐらいあれば、たぶんできちゃう」とのことなので、6畳間で1,000円以下という驚きの低コストです。
プロに剥がし作業を依頼すれば2万円〜4万円かかるところを、1,000円以下で済ませられるのは大きな魅力です。
水で溶かすとゼリー状になる
剥がし剤の使い方について、間宮さんは「水で溶かすとゼリー状みたいになって」と説明しています。
このゼリー状になることが重要で、液体のままだと壁に留まらず流れ落ちてしまいますが、ゼリー状になることで壁に密着し、じっくりと浸透していきます。剥がし剤のパッケージに記載されている水の量をしっかり守ることが、成功のポイントです。
ローラーで塗るのがDIYの鉄則
間宮さんは「職人さんだったらそれをコテで塗るんですけど、DIYで自分でやるんでいったらローラーで塗るのが楽かなと思いますね」とアドバイスしています。
プロはコテで塗りますが、コテを扱うのには慣れが必要です。一方、ペイント用のローラーなら誰でも使えます。ローラーを使えば、ムラなく均一に剥がし剤を塗布できるため、DIY初心者には最適な方法です。
10〜15分の待機時間が最重要
間宮さんが繰り返し強調していたのが、待機時間の重要性です。
「剥がし剤を水で溶かしたやつを塗って、しばらく時間を置いて何分ぐらいだろう。10分、15分ぐらい置いておけば、ヘラでやればもうベロベロベローンと剥がれてくるんで」
この10〜15分という待機時間が、DIY成功の鍵です。待たずにすぐ剥がそうとすると、全く剥がれません。逆に長く待ちすぎると乾いてしまいます。適切な待機時間を守ることで、「そんな力も入れずにベロベロベローンと剥がれてくる」という理想的な状態になります。
「ベロベロベローン」という擬音が示す剥がしやすさ
間宮さんが2回も使った「ベロベロベローン」という擬音表現が印象的です。これは、剥がし剤が正しく機能している状態を表しています。
力を入れてゴリゴリ削るのではなく、ヘラを滑らせるだけでスルスルと剥がれていく──これが正しい剥がし方です。もし力を入れないと剥がれないようであれば、待機時間が足りないか、剥がし剤の量が少ないというサインです。追加で剥がし剤を塗って、再度待ちましょう。
可燃ゴミとして処分できる
剥がした聚楽壁の処分方法について、間宮さんは「僕らは産廃というのがあると一緒に捨てちゃいますけど、たぶんそんな変なものは入ってないと思うんで。可燃ゴミとして出せば大丈夫だと思います」と説明しています。
聚楽壁は基本的に土や紙などの自然素材が主成分なので、可燃ゴミとして処分できます。ただし、量が多い場合は自治体のルールを確認し、数回に分けて出すなどの配慮が必要です。
「畑に埋めちゃったりとかはあんまり良くないかもしれない」というのは、現代の聚楽壁製品には接着剤などが含まれているためです。自然に還すのではなく、きちんとゴミとして処分しましょう。
DIY用「下地処理不要」製品の活用
剥がした後の処理について、間宮さんは実践的なアドバイスをしています。
「僕らがやる場合は、剥がした後に下塗り剤で一回塗ってから、新しい聚楽を塗るっていうやり方をするんですけど、たぶん下塗り剤を塗るっていうのも、なかなか一般のユーザーさんにはちょっとハードルが高いかもしれない」
プロは下塗り剤を使いますが、DIYでそこまでやるのは難しいという現実的な判断です。そこで提案されているのが、**「ホームセンターでも売ってる漆喰のそのまま塗れるみたいな材料」**です。
「下地剤不要のDIY用の仕上げ剤というのがあるんですね」という言葉の通り、剥がした後にそのまま塗れる製品を使えば、下地処理の工程を省略できます。これはDIY初心者にとって非常に実用的なアドバイスです。
DIY剥がしの完全手順|失敗しないステップバイステップ
間宮さんのアドバイスをもとに、DIYで聚楽壁を剥がす完全手順をまとめます。
ステップ1:養生(所要時間30分〜1時間)
やること:
- 床全体に養生シートを敷く
- マスキングテープで固定
- 巾木、柱、窓枠などをマスキングテープで保護
- 家具は部屋の外に出すか、中央に寄せて養生シートで覆う
ポイント: 剥がし作業では水分を使うため、床の養生は念入りに。特に床と壁の境目はしっかりテープで固定しましょう。
ステップ2:剥がし剤の調合(所要時間10分)
やること:
- 剥がし剤の袋を開ける
- パッケージに記載された水の量をバケツに入れる
- 剥がし剤を少しずつ加えながら混ぜる
- ゼリー状になるまで待つ(数分)
ポイント: 一気に全量を作らず、作業しながら必要な分だけ調合するのがコツ。時間が経つと固まってしまうためです。
ステップ3:剥がし剤の塗布(所要時間30分〜1時間/6畳間)
やること:
- ローラーにゼリー状の剥がし剤をつける
- 壁に均一に塗っていく
- 厚さは2〜3mm程度
- 天井近くから塗り始め、下に向かって進む
ポイント: 塗りムラがあると剥がれ方にもムラが出ます。均一に塗ることを意識しましょう。高所はゆっくり丁寧に。
ステップ4:待機時間(10〜15分)
やること:
- 何もせずに待つ
- 表面を軽く触って柔らかくなっているか確認
ポイント: **この待機時間が最も重要です。**焦って早く剥がそうとしないこと。10〜15分しっかり待ちましょう。剥がし剤が聚楽壁に浸透する時間です。
ステップ5:剥がし作業(所要時間1〜2時間/6畳間)
やること:
- ヘラを壁の端に当てる
- 力を入れずに滑らせるように剥がす
- 「ベロベロベローン」と剥がれるのが正常
- 剥がれにくい部分は追加で剥がし剤を塗って再度待つ
ポイント: 力を入れて無理に剥がさないこと。正しく待機時間を取っていれば、軽い力で剥がれます。無理に剥がすと下地を傷つけます。
ステップ6:剥がした壁材の回収(所要時間30分)
やること:
- 剥がした聚楽壁をゴミ袋に入れる
- 床に落ちた破片も集める
- 養生シートごと丸めて処分することも可能
ポイント: 大きめのゴミ袋を用意しておくこと。6畳間で45リットル袋が3〜5袋程度必要です。
ステップ7:表面の確認と掃除(所要時間30分)
やること:
- 下地の表面を確認
- 剥がし残しがないかチェック
- 水拭きで表面を軽く掃除
- しっかり乾燥させる
ポイント: 完全に剥がれていない部分が残っていると、仕上げ材を塗った時に問題になります。細かくチェックしましょう。
所要時間の目安
6畳間の場合:
- 養生:30分〜1時間
- 剥がし剤調合・塗布:30分〜1時間
- 待機:15分×数回
- 剥がし作業:1〜2時間
- 片付け:30分〜1時間
- 合計:4〜6時間程度
初心者の場合は、余裕を持って丸1日かかると考えておきましょう。
DIY剥がし vs プロに依頼|費用対効果を比較
間宮さんが「剥がしから仕上げ塗りまででだいたい5,000円前後ぐらいからじゃないですか。平米で」と述べていたように、プロに全て依頼すると6畳間(20平米)で10万円前後かかります。
では、部分的にDIYを取り入れた場合の費用対効果を見てみましょう。
パターン1:すべてプロに依頼
費用:約10万円
- 剥がし作業:約2万円〜4万円
- 下地処理・仕上げ:約6万円〜8万円
メリット:
- 品質が確実
- 時間がかからない(1〜2日)
- 失敗のリスクゼロ
デメリット:
- 費用が高い
パターン2:剥がしだけDIY、仕上げはプロ
費用:約6万円〜8万円
- 剥がし作業(DIY):約1,000円(剥がし剤のみ)
- 道具代:約3,000円〜5,000円(初回のみ)
- 下地処理・仕上げ(プロ):約6万円〜8万円
節約額:約2万円〜4万円
メリット:
- 費用を大幅に削減
- 仕上げの品質は確保
- DIYの達成感も得られる
デメリット:
- 自分の時間と労力が必要
- 道具を揃える必要がある
パターン3:すべてDIY(上級者向け)
費用:約1万円〜2万円
- 剥がし剤:約1,000円
- 道具代:約3,000円〜5,000円
- 仕上げ材(DIY用):約5,000円〜10,000円
節約額:約8万円〜9万円
メリット:
- 費用を最大限削減
- すべて自分のペースで
デメリット:
- 仕上がりが素人っぽくなるリスク
- 失敗のリスクが高い
- 時間と労力が大幅に必要
おすすめは「パターン2」
間宮さんのインタビューからも分かるように、剥がし作業は比較的簡単だが、仕上げは難しいというのが現実です。
パターン2の「剥がしだけDIY、仕上げはプロ」は、費用と品質のバランスが最も優れた選択肢と言えるでしょう。2万円〜4万円の節約は大きく、仕上がりの美しさも確保できます。
この項のまとめ
- ホームセンターの剥がし剤250〜300円/袋で、6畳間を1,000円以下で剥がせる
- 剥がし剤を水で溶かすとゼリー状になり、ローラーで塗るのがDIY向き
- 10〜15分の待機時間が最重要で、待てば「ベロベロベローン」と力を入れずに剥がれる
- 剥がした壁材は可燃ゴミとして処分できる
- 剥がしだけDIY、仕上げはプロに依頼するのが費用対効果が最も高い
DIY剥がしに挑戦する前のチェックリスト
挑戦する前に、以下を確認しましょう:
✓ 時間的余裕はあるか(丸1日〜2日)
✓ 道具を揃える初期投資ができるか(3,000円〜5,000円)
✓ 養生や片付けもきちんとできるか
✓ 仕上げはプロに依頼する予算があるか
✓ 失敗した場合の覚悟はあるか
すべてにYesと答えられるなら、DIY剥がしに挑戦する価値は十分にあります。
間宮さんが最後に述べた「やるんであればしっかり剥がして塗った方がいいですよ」という言葉は、DIYでもプロでも変わらない原則です。古い聚楽壁を剥がさずに上から塗ると、必ず問題が起こります。
だからこそ、剥がし作業だけでもDIYで確実に行う価値があるのです。2万円〜4万円の節約は、家計にとって決して小さくありません。
ホームセンターに行って、250円の剥がし剤を手に取ることから始めてみませんか?
この項のまとめ

主要トピック「聚楽壁とは何か 完全ガイド」
こちらの関連記事では、総合的に「聚楽壁」について解説しています。この記事の後に是非ご一読下さい。
編集後記
聚楽壁の塗り替えで「10万円かかる」と聞いて諦めかけている方は多いと思います。左官の現場で多くの方から「もう少し安くならないか」という相談を受けてきました。実は剥がし作業だけなら、初心者でも十分にできます。ホームセンターで「剥がし剤」を買うだけで、大きな費用削減が実現できるのです。完璧を目指さず、「できることは自分で、難しいことはプロに」という柔軟な考え方が、満足度の高い リフォーム につながります。DIYに挑戦することで、自分の家への愛着も深まります。費用で悩んでいる方は、ぜひ一度チャレンジしてみてください。
合同会社 伊良湖屋 代表
対応エリア:高浜市、碧南市、半田市、西尾市など愛知県内全域、その他(岐阜、三重など一部)
対応できる工事:漆喰、珪藻土、モルタル外壁、内装工事、外構工事、屋根工事
お薦めのデザイン:コンクリート系, スタッコ系などシンプルなデザイン。
備考:某自動車ディーラーの営業職を経て、2000年に株式会社川幸に入社。以降は新築、リフォーム、補修などの内外装工事に携わり2020年に独立。左官だけでなく屋根など住宅工事全般の多岐に渡る業種に精通する。週末、子供を連れて近所に釣りに行くのが趣味。
プロフィール:
愛知県高浜市、子(ね)年、さそり座
【好きなもの】カニ、ハイボール、釣り、野球観戦、かわぐちかいじの漫画、魚捌き系youtube動画、地元の祭りに参加すること
【苦手なもの】脂ののった刺身、酢豚のパイナップル、ラッキョウ、猫、筆ペン
【マイブーム】土曜日の夜にラーメンを食べに行く
