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壁の経年劣化のイメージ ヒビ、割れ、変色などが起きる

経年劣化

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壁の経年劣化のイメージ ヒビ、割れ、変色などが起きる

時間の経過とともに素材や構造が性能を失う現象。自然現象による劣化で、施工とは無関係な場合もある。
紫外線、湿気、温度変化などの環境要因により、建材や 仕上げ材 が徐々に劣化していく現象。クラック変色の原因となり、定期的な点検や補修が必要。

素材そのものの性質や使用環境(紫外線、雨風、湿度、温度差など)によって進行速度が異なります。定期的なメンテナンスによって進行を抑制することは可能ですが、完全に防ぐことはできません。設計段階で「耐候性」「防水性」「耐久年数」を考慮することが重要です。

関連語: クラック、 変色、 塗り直しチョーキング現象、 防水材、下地材、メンテナンス周期、結露凍害経年変化




プロのコメント

新しい壁も、時間が育てる

【現場のコツ】
エイジング(経年劣化風の仕上げ)を依頼する際は、口頭で説明するよりも、イメージに近い写真や雑誌の切り抜きを持参するほうが、仕上がりのズレが生じにくい場合が多いです。

【やりがちな失敗】
エイジング仕上げは配色や塗り方に微妙なセンスが求められるため、初めて挑戦した職人でも「思ったように仕上がらなかった」と感じるケースがあります。まずは講習会などで技法を学んでから臨むと、完成度が上がりやすいです。

【場面で選ぶ】
雨が当たる箇所と当たらない箇所の境目(玄関など)→ モルタル仕上げは色・風合いの変化が出やすいため、経年変化を前提とした素材選びが必要

新築でも古びた雰囲気を出したい場合 → エイジング仕上げ(講習会で習得可能な技法)

【注意が必要な箇所】
特になし

稲熊サトシ
稲熊サトシ
愛知県名古屋市を拠点に、内装・外壁左官工事や漆喰珪藻土タイル施工など幅広い業務に対応。株式会社イナマサ業務店の代表として職人の送り出しから現場作業まで一貫して担い、地域に根ざした丁寧な仕事を重視している。
主な対応エリア:岐阜県|静岡県|愛知県|三重県
所在地:愛知県名古屋市天白区海老山町1105

経年劣化は指が教えてくれる

【現場のコツ】
屋根のしっくいは指で軽く押してみることで劣化状態を判断できます。見た目は問題なくても、指がすっと入ってしまう場合は強度が保たれていない状態になりやすく、補修が必要な時期と考えられます。特に鬼瓦周辺は経年劣化が進みやすい箇所なので、定期的なチェックが重要です。

【やりがちな失敗】
見た目だけで判断してしまうことです。しっくいが黒ずんでいても実際はしっかりくっついている場合もあれば、パッと見は問題なくても触るとボロボロという場合もあります。無理に取り除く必要がない箇所まで補修してしまうと、かえってコストがかかってしまいます。

【場面で選ぶ】
屋根の棟部分→しっくいの詰め直し

鬼瓦周辺→重点的な劣化チェック

【注意が必要な箇所】
屋根作業時の熱中症対策は必須です。この時期の屋根作業は体調管理に十分注意し、無理をしないことが重要です。

生田泰幸
生田泰幸
愛知県碧南市を拠点とし、西三河地域を中心に左官工事全般を手がける。漆喰・珪藻土・土間・ブロック・レンガ・タイルなど多様な施工に対応。2010年に父の経営する生田左官に入社し、技術と人への配慮を両立した工事を心がけている。
主な対応エリア:愛知県
所在地:愛知県碧南市中後町3丁目96番地