仕上げ材を施工する前に必要な土台部分で、接着性・強度・平滑性を確保する役割を持つ。見えないが、建物全体の仕上がりと耐久性を左右する重要な工程。
モルタルや 漆喰 などの 仕上げ材 を施工する前に設ける基盤層のことで、左官工事においては特に重要視されます。木摺り(きずり)やラス、コンクリート などの素材が使われ、下地の精度が仕上げの見栄えや耐久性を大きく左右します。下地には、構造体としての安定性だけでなく、吸水性や密着性、凹凸の処理など、仕上げ材との相性を考慮した準備が求められます。
関連語:ラス、中塗り、モルタル|対義語:仕上げ層