左官工事の概要
| 施工内容 | その他の素材/内装・インテリア |
|---|---|
| 商品、工法 | セニデコ「セニベトン・ハイブリッド」 |
| エリア&物件 | 愛知県内 |
| 日付 | 2026-06-16 |
左官のプロが解説
フランス・セニデコ社の薄塗りモルタル風左官材「セニベトン・ハイブリッド」を、キッチンカウンターに施工した事例です。
従来のモルタルに比べて非常に強靭で、耐水性・耐摩耗性に優れているため、水や油が飛び散りやすいキッチンの天板や造作家具の仕上げに適しています。
ひび割れのリスクを抑えつつ、鉱物特有の硬質で滑らかな質感を表現できるため、空間をスタイリッシュでモダンな雰囲気に格上げすることができます。
画像

よくある質問
-
質問: セニベトンはキッチンカウンターの天板にも施工できますか?回答: はい。適切な下地と施工仕様を組むことで、キッチンカウンターや造作家具の天板・側面などをセニベトンで仕上げることができます。
-
質問: セニベトンで天板と側面を一体的に仕上げられますか?回答: 造作された下地の形状に沿って施工できるため、天板から立ち上がり、側面まで連続したモルタル調の意匠をつくることができます。
-
質問: キッチンカウンターの出隅は施工が難しいですか?回答: 出隅は左右の面だけでなく、角の直線や天端とのつながりまで目につく部分です。シャープな形状に仕上げるには、下地精度と左官施工の両方が重要になります。
-
質問: セニベトンは完全に均一な色に仕上がりますか?回答: 左官材のため、施工方法や鏝の動き、光の当たり方によって微妙な濃淡や表情が現れます。こうした均一すぎない質感もモルタル調左官仕上げの特徴です。
-
質問: セニベトンをキッチンに使う場合は材料性能だけで選べばよいですか?回答: 材料の耐水性や耐摩耗性だけでなく、下地の状態、天板や出隅の納まり、使用環境に応じた表面保護まで含めて施工仕様を検討することが重要です。
この施工を担当した会社
愛知県高浜市を拠点とする合同会社伊良湖屋の代表。2000年に建築業界へ転身し、内外装や屋根、外構など住宅工事全般に20年以上携わる。漆喰・珪藻土・モルタル施工を得意とし、シンプルな意匠と確かな技術で信頼を築いている。
- 主な対応エリア
- 静岡県|愛知県|三重県
- 所在地
- 愛知県高浜市春日町7-8-6

【事務局コメント】
間宮氏が解説する耐水性や耐摩耗性に加えて、セニベトンをキッチンカウンターに使う面白さは、既製品の天板とは異なり、天板から立ち上がり、側面までを左官で一体的に仕上げられる点にもあります。
写真では水平の天板と垂直面がシャープな出隅でつながっています。こうした造作では、広い面を平滑に仕上げるだけでなく、天端の水平や出隅の直線を整え、それぞれの面の質感をつなげていく精度が仕上がりの印象を左右します。
また、モルタル調といっても完全に均一な工業製品の表情になるわけではありません。光の当たり方によって見える微妙な鏝の濃淡も左官仕上げの一部であり、形状と表情を同時につくれることが、セニベトンを造作カウンターに採用する魅力の一つといえます。