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マイクロクラック

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マイクロクラックのイメージ 本来は肉眼では見えない

マイクロクラックとは、モルタルやコンクリートなどの表面に生じる肉眼では確認しにくい極めて微細なひび割れのことを指します。
マイクロクラックは、主に乾燥収縮や温度変化、硬化時の内部応力によって発生する幅0.1mm未満の極小ひび割れです。構造上の強度に影響することは少ないものの、雨水や汚れの侵入、白華(エフロレッセンス)の発生を促す要因になる場合があります。塗装や左官仕上げでは、仕上げ後の早期段階に発生しやすく、弾性下地材や微弾性フィラーを使用して抑制します。マイクロクラックは経年劣化の初期兆候とも言え、点検や再塗装の判断指標としても重要です。

関連用語:クラック ヘアークラック 白華 弾性下地材 経年劣化