

石英と呼ばれる二酸化ケイ素が主成分の鉱物からできている。耐熱性や耐火性に優れていて、左官用の 骨材 として 砂壁 や 土壁 に使用されている。粒度が均一で不純物が少ないため、建築や工業のさまざまな分野で利用されています。
珪砂には2種類あり、砂浜や地層から採った天然珪砂と、珪石を砕いてふるい分けした人工珪砂に分けられる。左官材の他にはガラス製品の主原料や宝石の研磨用として用いられ、安く入手できることから一般的に幅広く使用されている。
粒径の違いによって仕上がりや強度、質感が変わるため、用途に応じて使い分けられます。
その他、ガラスの原料、鋳物砂、フィルター材、人工芝の充填材などにも使われており、産地としては茨城県・鳥取県などの高純度な石英砂が知られています。
※ケイサと呼ぶこともある。