ようこそ!ゲスト さん

マンションのGL工法による壁起こし|省スペースで下地を作る左官技術


左官工事の概要

施工内容 その他の素材/内装・インテリア
商品、工法 GL工法
エリア&物件 愛知県内
日付 2026-06-15

左官のプロが解説

マンションのリフォームで行われる、GLボンド(石膏系接着剤)を用いた「GL工法(直貼り工法)」による壁起こしです。骨組み(下地組み)を組む必要がなく、コンクリートの骨組みに直接ボードを貼り付けられるため、お部屋のスペースを最大限に広く保ったまま壁を作ることができます。凹凸のあるコンクリート面を職人の技術で真っ直ぐ平滑に整え、美しい内装仕上げの土台を作ります。

よくある質問

  1. 質問: GL工法とはどのような壁下地工法ですか?
    回答: GLボンドと呼ばれる石膏系接着材を使い、コンクリートなどの下地に石膏ボードを直張りする工法です。マンションなどの内装工事で用いられています。
  2. 質問: GL工法では石膏ボードをコンクリートに密着させるのですか?
    回答: 単純に密着させるのではなく、GLボンドを所定の位置に盛り付け、その厚みを利用してボードの位置や面を調整しながら張り付けます。
  3. 質問: GL工法でコンクリートの不陸を調整できますか?
    回答: 一定範囲の不陸であれば、GLボンドの厚みを調整しながら石膏ボードを張ることで、室内側の壁面を垂直かつ平滑に整えることができます。
  4. 質問: GL工法はマンションリフォームに向いていますか?
    回答: コンクリート躯体の室内側に比較的薄い壁下地をつくれるため、マンションで採用されることがあります。ただし、下地の状態や湿気、設備計画などによって適否を判断する必要があります。
  5. 質問: GL工法の「壁起こし」で重要なことは何ですか?
    回答: 一枚ごとの石膏ボードだけでなく、壁全体の垂直や通り、隣接するボードとの面を揃えることが重要です。この精度がクロスなど最終的な内装仕上げにも影響します。

この施工を担当した会社

株式会社 田口業務店

株式会社田口業務店の代表。昭和40年創業の二代目として、タイル・左官・土間・外構などの内外装工事に30年以上携わる。店舗や古民家の再生にも精通し、「良い物は長持ち」を信条に地域の住まいの課題解決に取り組んでいる。

主な対応エリア
長野県|岐阜県|静岡県|愛知県|三重県
所在地
愛知県名古屋市南区明円町130
田口 時育
田口 時育

“マンションのGL工法による壁起こし|省スペースで下地を作る左官技術” への 1 件の返信

  1. 【事務局コメント】

    田口氏が説明しているように、GL工法はコンクリート躯体などに石膏ボードを直接張ることで、壁の厚みを比較的抑えられる工法です。ただし、「直接張る」といっても、ボードをコンクリート面にそのまま密着させるわけではありません。

    GLボンドを団子状に盛り付け、その厚みを調整しながら石膏ボードを押さえることで、躯体側に多少の不陸があっても、室内側には垂直で通りの良い壁面をつくることができます。この「壁を起こす」作業では、ボード一枚だけを見るのではなく、隣り合うボードまで含めて一つの面として精度を出すことが重要です。

    一方、GL工法はどこにでも適用できるわけではなく、下地の状態や湿気の影響、必要な設備スペースなどによっては、別の下地工法が適する場合もあります。省スペースという利点だけでなく、既存躯体とその後の内装仕上げまで考えて工法を選ぶ必要があります。

コメントを残す