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KABE-DAN事務局 さんが新しい記事を投稿しました。 1か月, 2週間前
テラスの素材比較ガイド|タイル・モルタル・木材・樹脂デッキの選び方
テラスの素材、結局どれがいい?プロが教える比較と選び方「テラスの床、 … テラスの素材比較ガイド|タイル・モルタル・木材・樹脂デッキの選び方もっと読む » -
KABE-DAN事務局 さんが新しい記事を投稿しました。 1か月, 3週間前
おしゃれなテラスの作り方完全ガイド|広さ・素材・下地・業者選びまで
おしゃれなテラスをつくる完全ガイド——素材選びから業者選びまで「テラスが欲しいけど、何から決めればいいかわからない」——そんな方に向けて、テラスの広さや形の決め方から、タイル・ウッドデッキなどの素材選び、見えない土台部分の重要性、完成後の手入れ、そして後悔しない業者の選び方まで、左官のプロの視点を交えて一つずつ解説します。漠然としたイメージを、具体的な計画に変えるための完全ガイドです。 この記事を読んで欲しい人これから新築・リフォームでテラスを検討中の30〜40代見積もりを取り始めた、比較検討フェーズのユーザー既存のテラスの劣化やトラブルに悩んでいる既存住宅のオーナー テラスに何を求めるか?使い方から広さと形を決める テラスづくりで最初につまずきやすいのが、「なんとなくおしゃれな空間にしたい」というイメージだけで計画を始めてしまうことです。広さも形も、そのあとに続く素材選びも、実は「そこで何をしたいか」が定まって初めて具体的になっていきます。まずは目的をはっきりさせることから始めましょう。バーベキュー・くつろぎ・子どもの遊び場——目的別に必要な広さの目安テラスに何を置いて、誰と過ごすかによって、必要な広さは大きく変わります。例えば4〜5人でバーベキューを楽しみたいなら、テーブルと椅子、コンロを置いてもゆとりがある3〜4畳(畳4枚分、約2坪・7〜8平米)程度が一つの目安です。これくらいのスペースがあれば、立食スタイルでも座って食事をするスタイルでも窮屈さを感じにくくなります。一方、外で涼んだり読書をしたりする、いわば「一人か二人でくつろぐための場所」として使うのであれば、もっとコンパクトなスペースでも十分に機能します。椅子を1〜2脚とサイドテーブルを置ける程度の広さがあれば、朝のコーヒーやちょっとした読書時間を楽しむには十分でしょう。逆に、子ども用のビニールプールを広げたり、自転車やアウトドア用品を一時的に置いたりすることまで想定するなら、それに応じた余裕のあるサイズを検討する必要があります。あとから「もう少し広くしておけばよかった」と後悔しないためにも、家族構成やライフスタイルの変化まで見据えておくと安心です。用途を先に決めておくことで、必要以上に広く作ってコストがかさんでしまう、あるいは狭すぎて使い勝手が悪くなってしまう、といった失敗を避けやすくなります。形は凝らなくていい、シンプルが正解な理由テラスの形については、変形やカーブのある凝ったデザインにする必要は基本的にありません。四角形をベースにしたシンプルな形の方が、テーブルや椅子といった家具の配置がしやすく、動線にも無駄が出にくいという実用面でのメリットがあります。また、施工の面でも直線的な形状の方が材料のロスが少なく、コストを抑えやすい傾向にあります。おしゃれな印象は、形の複雑さから生まれるものではなく、むしろ素材の選び方や色合い、仕上げの質感によって作られることがほとんどです。凝った形にこだわるよりも、まずはシンプルな形をベースに、次のステップである素材選びに時間をかける方が、満足度の高いテラスに近づきやすいといえるでしょう。 このセクションのまとめテラスの広さや形は「何を目的に使うか」から逆算して決めるバーベキューなら4〜5人で3〜4畳(約2坪)程度が目安涼む・くつろぐだけならもっとコンパクトでも十分子ども用プールなど用途が増えるなら余裕を持ったサイズを検討形は凝らずシンプルにする方が、コストと使いやすさの両面で有利 素材で決まる、テラスの表情とメンテナンスのしやすさ テラスの印象や使い心地は、素材選びで大きく変わります。代表的な素材は、モルタル、タイル、木材のウッドデッキ、そして樹脂製のデッキの4種類です。それぞれに得意・不得意があるため、見た目だけでなく、価格帯や耐久性、日々のお手入れのしやすさまで含めて比較することが、後悔しないテラスづくりの分かれ目になります。タイル・モルタル・ウッドデッキ・樹脂——それぞれの特徴と価格帯最も費用を抑えやすいのはモルタル仕上げです。シンプルで洗練された雰囲気を作りやすい一方、経年でひび割れが生じやすく、部分的な補修が難しいという弱点もあります。タイルは、モルタルよりコストはかかるものの、耐久性の高さが際立つ素材です。割れたり剥がれたりしにくく、日々の手入れも掃除程度で済むため、長い目で見ると管理の手間が少ないのが特徴です。近年はテラコッタ調や木目調など、デザインの選択肢も豊富になっています。木材のウッドデッキは、裸足で歩いたり直接座ったり寝転んだりできる、肌触りの良さが最大の魅力です。ただし、経年劣化しやすく、定期的な塗装や防腐処理といったメンテナンスが欠かせません。木の質感を楽しみたい方には根強い人気がありますが、手入れの手間を許容できるかが選ぶ際の分かれ目になります。樹脂製のデッキは、見た目は木目調でありながら、腐食やシロアリの心配が少なく、メンテナンスの負担を抑えたい方に向いています。木の質感に近い雰囲気を保ちながら、耐久性を重視したい場合の現実的な選択肢といえるでしょう。スタンプコンクリートという選択肢石畳やレンガ敷きのような表情を、コンクリートだけで再現できるのがスタンプコンクリートです。型を押し当てて模様をつけ、塗装で色味を調整するため、デザインの自由度は高い一方、下地にひび割れが生じた際の補修が難しいという注意点もあります。工法や向いているケースについては、別記事で詳しく解説します。このセクションのまとめテラスの代表的な素材は、モルタル・タイル・ウッドデッキ・樹脂の4種類モルタルは費用を抑えやすいが、ひび割れや部分補修のしにくさが弱点タイルは初期費用はかかるが耐久性が高く、掃除程度の手入れで済むウッドデッキは肌触りが魅力だが、定期的な塗装・防腐処理が必須樹脂デッキは木目調の見た目を保ちつつ、腐食やメンテナンスの負担を抑えられるスタンプコンクリートはデザイン性が高い一方、ひび割れ時の補修が難しい テラスを含めた庭全体で”おしゃれ”を作る配色と予算配分 素材を選んだら、次に考えたいのが「見た目をどうまとめるか」です。テラスは単体で存在しているわけではなく、家の外壁や屋根、庭全体の一部として目に入ります。床だけをどれだけこだわっても、空間全体のバランスが取れていなければ、思ったほどおしゃれには見えないことがあります。外壁・屋根の色との関連性——自然に馴染む配色の選び方テラスの色選びで失敗しやすいのは、テラス単体で「かっこいい色」を選んでしまうことです。実際には、住宅の外壁や屋根の色とのバランスが重要で、建物に合った落ち着いた色を選ぶ方が、突飛な色を選ぶよりも失敗しにくいとされています。部分的にアクセントカラーを入れること自体は可能ですが、入れすぎるとかえって雑然とした印象になりやすいため、ワンポイント程度に留めるのが無難です。タイルなどはサンプルを事前に確認できることが多いので、実際の仕上がりイメージを施工前にしっかり共有しておくと安心です。限られた予算は「床」より「壁・屋根」にかける方が高級感が出る予算が限られている場合、どこにお金をかけるかで印象は大きく変わります。実は、床(テラスの仕上げ材そのもの)よりも、テラスの屋根やエクステリア商品といった、目に入りやすい「壁から上」の部分に予算をかけた方が、全体として高級感が出やすいといわれています。床は生活が始まると意外と視線が向かなくなる部分でもあるため、コストを抑えたコンクリート仕上げであっても、その上の空間づくりに力を入れることで、印象は十分に良くなります。こうした全体のバランスを考える際は、庭全体を上から見渡すような視点で計画し、必要であれば外構デザイナーなど空間設計の専門家に相談するのも一つの方法です。このセクションのまとめテラス単体ではなく、外壁・屋根との色のバランスで選ぶと失敗しにくいアクセントカラーはワンポイント程度に留めるのが無難限られた予算は床よりも屋根・エクステリア商品にかけた方が高級感が出やすい庭全体を俯瞰する視点で計画し、必要に応じて専門家に相談するのも有効 見えない部分こそ重要——土間・下地・水はけの基本 テラスの見た目は素材選びで決まりますが、その下に隠れている土間や下地の作り方が、テラスの寿命を大きく左右します。表面上は同じように仕上がっていても、下地がしっかりしているかどうかで、数年後の状態がまったく変わってくるのです。水勾配はなぜ必要か、ひび割れが起きる原因テラスは屋外にある以上、雨水をどう逃がすかが欠かせない視点です。水はけを良くするためには、外側に向かって緩やかに下がる勾配をつける必要があります。目安としては100分の1〜100分の2程度、つまり1メートル進むごとに1〜2センチ下がる程度の傾斜です。この勾配が不十分だと、表面に水たまりができ、汚れやコケの原因になったり、素材の劣化を早めたりします。ひび割れの原因としてよく挙げられるのが、下地の強度不足です。土間コンクリートやモルタルは、経年である程度ひび割れが生じるもの自体は避けられない性質を持っていますが、下地の締固めが甘かったり、地盤が不安定だったりすると、通常より早く、大きなひび割れにつながることがあります。タイル仕上げの場合も、下地がしっかりしていなければ、タイルの浮きや割れという形で不具合が表面化します。養生期間を守ることの意味コンクリートやモルタルの土間は、打設後すぐに使えるわけではありません。硬化するまでの「養生期間」が必要で、一般的には4〜5日程度が目安とされています。これは作業日数ではなく、コンクリート自体がゆっくりと強度を高めていくための時間です。気温によっても状態は左右され、5度を下回るような寒い時期は硬化が遅れやすく、逆に真夏の急激な乾燥もひび割れの原因になりやすいため、施工に適した時期としては春や秋が好まれる傾向にあります。「早く使いたいから」と養生期間を短縮してしまうと、強度が十分に出ないままテラスを使い始めることになり、後々のトラブルにつながりかねません。土台部分は完成後には目に見えなくなるからこそ、施工段階でどれだけ丁寧に作られているかが重要です。このセクションのまとめテラスの寿命は、見えない土間・下地の作り方で大きく左右される水はけには100分の1〜2程度の勾配が必要で、不足すると水たまりや劣化の原因になるひび割れは下地の強度不足によって生じやすくなるコンクリート・モルタルは硬化に4〜5日程度の養生期間が必要気温(特に5度以下や真夏の急乾燥)は施工品質に影響するため、春・秋の施工が望ましい 長く使うために——完成後のお手入れと劣化のサイン テラスは作って終わりではなく、日々の使い方や手入れの積み重ねによって、寿命が大きく変わってきます。素材ごとに必要なメンテナンスの内容や頻度は異なるため、自分が選んだ素材にどんな手入れが必要なのかを知っておくことが、長持ちさせる第一歩になります。素材ごとに変わるメンテナンスの手間木材のウッドデッキは、メンテナンスの手間が最もかかる素材です。防腐材を含んだ塗料を定期的に塗り直さないと、表面が徐々にボロボロになっていきます。塗装を怠ると、ひび割れや腐食が進み、最終的には踏み抜いてしまうほど強度が落ちてしまうこともあります。屋外にある以上、雨風や紫外線に常にさらされていることを踏まえ、数年ごとの塗り直しを前提にしておくとよいでしょう。一方、タイルやモルタルの土間部分は、基本的にはたまに掃除をする程度で済みます。特にタイルは、外部用の滑り止め加工が施されたものであれば安全性も確保しやすく、日常的な手入れの負担はかなり軽いといえます。ただし、滑り止め効果のあるタイルは表面に凹凸があるぶん、砂埃が溜まりやすいという側面もあるため、汚れが気になる方は掃除の頻度を少し高めにするとよいでしょう。家庭用の高圧洗浄機を使うと、効率よく汚れを落とすことができます。放置するとどうなるか、部分補修は可能かメンテナンスを怠ったまま放置すると、木材はやがて腐食が進み、表面が劣化するだけでなく、内部から強度が失われていきます。長期間放置されたウッドデッキやタイルは、見るからに「使われていない」印象を与えてしまい、せっかく作った空間が活用されないまま朽ちていくことも少なくありません。一部が破損した場合の補修については、素材によって難易度が変わります。タイルは、同じ製品が手に入れば部分的な貼り替えで対応しやすく、色や柄の違いも比較的目立ちにくいのが利点です。一方でモルタルは、補修した部分だけ色味や乾き方が変わってしまうため、周囲となじませるのが難しい傾向にあります。既存のタイルテラスやモルタルの土間の上に新しい仕上げを重ねる「重ね張り」という方法もありますが、サッシとの高さの兼ね合いなど、事前に確認しておくべき点もあります。このセクションのまとめウッドデッキは防腐塗装の定期的な塗り直しが必須で、怠ると強度が落ちるタイル・モルタルの土間は基本的に掃除程度の手入れで済む滑り止め加工のあるタイルは砂埃が溜まりやすく、やや高めの掃除頻度が必要放置すると木材は腐食が進み、使われないまま劣化してしまう部分補修はタイルの方がなじませやすく、モルタルは色味の違いが出やすい 後悔しないための業者選びと工事の流れ どれだけ素材や設計にこだわっても、最終的な仕上がりを左右するのは施工を担当する業者の力量です。特にテラスは、見た目からは判断しにくい下地の作り込みが品質を大きく左右するため、業者選びの基準を知っておくことが失敗を避ける近道になります。見積もり比較で価格以外に見るべきポイント複数の業者から見積もりを取る際、価格だけで比較してしまうと、仕上がりの差に気づけないまま契約してしまうことがあります。まず確認したいのが、過去の施工事例を写真で豊富に見せてくれるかどうかです。実績が明確な業者は、提案力にも期待できます。外構工事全般を依頼する場合は、デザインをまとめたパース(完成イメージ図)を提示してくれるかどうかも重要な判断材料になります。パースを丁寧に作る業者は、事前の打ち合わせや設計にも力を入れている傾向があります。また、実際に施工する職人が自社の職人なのか、外注なのかを確認しておくと、責任の所在や品質管理の体制が見えやすくなります。プランニングと施工を別会社が担当する場合、寸法や位置の間違いといった伝達ミスが起きやすいため、現場管理者がどれだけこまめにチェックしているかも聞いておくとよいでしょう。依頼から完成までの流れとよくあるトラブル一般的なテラス工事は、相談・見積もりのあと、整地からブロック積み、コンクリート打設、そして仕上げ材の施工という流れで進みます。工期は規模や天候によって変動するため、目安として2週間から長くて1か月程度と考えておくとよいでしょう。良心的な業者であれば、工程表に「天候によりスケジュールが変更になる場合があります」といった一文をあらかじめ明記しています。完成後によく聞かれるトラブルとして多いのが、「水が溜まってなかなか乾かない」「ひび割れが出てきた」という声です。これらは施工不良というよりも、コンクリートやモルタルそのものの性質、あるいは勾配の設計に起因することが多いため、契約前にどのような素材にどのようなデメリットがあるのかを業者からきちんと説明してもらうことが、後々の行き違いを防ぐポイントになります。気になる点があれば、施工中であってもその都度質問する姿勢を持つとよいでしょう。このセクションのまとめ見積もり比較では価格だけでなく、施工事例やパースの有無を確認する職人が自社か外注か、現場管理の体制も業者選びの判断材料になる工事は整地→ブロック積み→コンクリート打設→仕上げの順で進み、工期は2週間〜1か月が目安良心的な業者は工程表に天候によるスケジュール変更の可能性を明記している水たまりやひび割れは施工不良ではなく素材の性質によることが多く、事前説明の有無が重要 編集後記テラスというと素材や見た目に目が行きがちですが、実際に長く使えるかどうかを決めるのは、勾配や養生期間といった、完成後には見えなくなる下地の部分です。私たち左官職人にとって、この「見えない部分」こそが腕の見せどころであり、責任の重い工程でもあります。素材選びと同じくらい、下地作りに手間を惜しまない業者かどうかにも、ぜひ目を向けてみてくださ … おしゃれなテラスの作り方完全ガイド|広さ・素材・下地・業者選びまでもっと読む » -
KABE-DAN事務局 さんが新しい記事を投稿しました。 3か月前
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KABE-DAN事務局 さんが新しい記事を投稿しました。 3か月, 2週間前
西洋漆喰ピュアライムとは?イタリア熟成漆喰の特徴と施工性を解説
イタリア発・天然熟成漆喰ピュアライムとは?カラーラ・ダイヤモンドシステムで実現する重厚感ある塗り壁の世界「漆喰」と聞くと、日本の土壁や和風建築を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし今、世界の内装トレンドは天然素材(自然素材)の重厚感と テクスチャー 表現へと大きくシフトしています。イタリア発の デコラ社 が手がける ピュアライム は、何年もかけて熟成させた天然素材99%の西洋漆喰。カラーラ 大理石粉を配合した圧倒的な白さと滑らかな施工性は、左官職人はもちろん、塗装屋や防水屋にも扱えるボーダーレスな素材として日本の住宅・店舗内装に新たな可能性をもたらしています。 この記事を読んで欲しい人自然素材にこだわった上質な内装仕上げを検討している施主・設計士の方モールテックス や ジョリパッド に限らず、新しい塗り壁材の可能性を広げたい左官・塗装・防水などの職人の方店舗内装で差別化できるテクスチャー表現や不燃対応の素材を探しているインテリアデザイナーの方 企業紹介2011年に静岡県で創業した左官仕上げ材の専門メーカー。住空間における壁面の可能性を追求し、個性豊かな表情を持つ塗り壁材を提供している。天然系塗り壁材の製造・輸入・販売を一貫して手がけ、日本の伝統的な左官技術に現代的な感性と効率性を融合させた製品開発を行っている。 村上哲之介氏(オンザウォール代表取締役)1973年、神奈川県生まれ。ハウスメーカーにて12年間のキャリアを積んだ後、2011年に創業。現在、販売パートナーは50社を超える規模へと事業を拡大している。 オンザウォールの歩みと、西洋漆喰との出会い 神谷 本日はよろしくお願いします。村上社長、まず自己紹介をお願いします。村上 株式会社オンザウォールの代表をしております。今年で創業16年目になります。本社は静岡市にありますが、現在は東京の事務所に居ることが多くなっています。元々は珪藻土・漆喰の製造メーカーとしてスタートし、自然素材の塗り壁材を普及させることで、より良質な室内空間を作れるようにしたいという思いでやり始めました。その延長で、自社製品では実現できない意匠性を補うため、西洋漆喰 を中心に海外の材料を輸入・販売するようになりました。神谷 オンザウォールさんの主力商品は何でしょうか?村上 自社でオリジナルの漆喰や 珪藻土 を作っております。ただしファブレスといいまして、工場を持たない会社です。iPhoneを扱うアップル社のように、製品の開発は日本でやりながら海外で製造してもらい日本に戻すという形が主力になります。それに加えて、西洋漆喰を中心にヨーロッパ・アメリカの材料を扱うようになっています。神谷 ファブレスメーカーは左官業界では珍しいのでしょうか?村上 おそらく他にはないと思います。海外から輸入して販売するインポーターという形はあると思いますが、生産拠点を持たずに海外に生産委託するというのはかなりレアなケースだと思います。 デコラ社とピュアライムが生まれた理由 神谷 今回はデコラ社の ピュアライム をご紹介いただくのですが、まずピュアライムとは何かご説明をお願いできますか?村上 ピュアライムというのは西洋漆喰の中でも天然度の高いものを指す言葉です。一般的なヨーロッパの漆喰は「既調合漆喰」と呼ばれ、石灰石 を焼成して水を混ぜた後に本来必要な熟成期間を省き、接着剤などを加えて製品化したものです。それに対してピュアライムは、フレスコ画で使うような天然素材を何年も熟成させて作ったもので、材料同士が結晶化して馴染むため、塗ってみると明らかに滑らかで塗りやすいのが特徴です。神谷 イタリアのデコラ社とお付き合いになった経緯をお聞かせください。村上 弊社は現在4社のイタリアの材料メーカーと取引があり、合計20ブランドほど扱っています。イタリアでは国ごとに1ブランドしか扱えないという慣習が今も残っており、複数社を扱うことは通常ありえないのですが、弊社はそれができています。その最初のきっかけはベネチア北にある「サンマルコ」という会社との取引でした。デコラ社の社長・ルイージ氏はもともとサンマルコでアジア担当をしており、シンガポール・タイ・マレーシア・中国・韓国・オーストラリアなどをまとめていた人物です。高温多湿のアジアで欧州の材料を販売するには特殊なノウハウが必要で、そのアジア向け対応を一手に担っていたのが彼でした。その後ルイージ氏がサンマルコを離れて自分のブランドを立ち上げる際に、弊社に声をかけてくれました。私はサンマルコとの直接取引があったのですぐには動けませんでしたが、サンマルコと異なる材料であれば協力するということで、デコラ社ともお取引を始めたという経緯です。神谷 ヨーロッパの漆喰をそのまま日本に持ってきても気候的に合わない問題があるかと思いますが、その点はいかがですか?村上 まさにその通りで、欧州の材料は「施工後72時間は雨に当てないでください」という説明書きが一般的です。梅雨や台風の時期にそのリスクを負うのは日本では現実的ではありません。デコラ社はアジアの気候に合わせた材料改良を継続してきた会社ですので、その問題に対応できています。神谷 ヨーロッパと日本の職人さんで施工上の違いはありますか?村上 日本の職人さんはコテ板に大量の材料を乗せて大きなコテでスピード重視に塗っていきますが、ヨーロッパの職人はコテ板を使いません。容器から少量をヘラですくって直接つけていく塗り方です。向こうは一発塗りを前提とせず、2度塗りで厚みと重厚感のあるテクスチャーを作るのが基本ですので、急ぐ必要がそもそもないんです。こういった施工スタイルの違いが材料の設計にも影響しています。 カラーラ・ダイヤモンドシステム・ティセオの実力と可能性 神谷 デコラ社の「ダイヤモンドシステム」と「カラーラ」についてご説明いただけますか?村上 デコラ社最大の特徴は約99%が天然素材でできているという点です。糊の部分だけ微量の有機系材料を使っていますが、それ以外はフレスコ画に使うような天然素材を何年も熟成させて作っています。ダイヤモンドシステムはその天然漆喰に加えて、モールテックスなどで流行っている マイクロセメント に相当する材料です。カラーラは16種類ある天然漆喰のうちの一つで、「世界一白い」とも言われるカラーラ産の大理石粉を配合しており、天然素材でありながら非常に白い仕上がりになるのが特徴です。弊社では標準的にご用意しています。神谷 カラーラの派生型である「ティセオ」の特徴も教えてください。村上 16種類の材料はそれぞれ表現できるテクスチャーが異なります。ティセオは今ヨーロッパで流行しているミネラル系、石っぽいゴツゴツしたラフな表情を作る材料です。骨材をかなり大きめのものまで配合しています。カラーラは大理石粉による細かい粒子で、滑らかで重厚感のある陰影のあるテクスチャーになります。この違いのために16種類は必要なのだというのがルイージ社長の強い主張です。神谷 金額的な目安を教えていただけますか?村上 工程はプライマーを塗ってから材料を2回塗り、最後に押さえをかけるという流れです。金額の目安として、一缶が約2万円で2度塗りで約10平米塗れますので、材料費は約2,000円/平米。副資材やプライマーを含めると約3,000円/平米が一つの基準です。職人さんの工賃やテクスチャーの複雑さによってそれ以上になります。稲熊 カラーラについてですが、松坂の店舗工事で塗装屋さんが施工しているのを見たのですが、施工は塗装屋さんの方が多いのでしょうか?村上 そんなことはありません。弊社としてはできるだけボーダーレスにしたいという方向性がありまして、塗装屋さん・タイル屋さん・防水屋さんなど、様々な職種の方が施工できるよう指導しています。西洋漆喰は2度塗りの工程で1度目の多少の荒さは2度目でカバーできるため、日本漆喰ほどの高度な技術が必要ありません。参入障壁が低いんですね。また サンディング が可能なので、機械で平滑に仕上げることもできます。稲熊 そういった職人さんの方がいい柄が出ることはあるんですか?村上 実はあります。左官屋さんは長年の癖が染みついていて、土間の塗り方やジョリパッドの塗り方を自然にやってしまいます。西洋漆喰はコテ板を使わず少量を小さいコテでつけていくのが本来のやり方なので、コテ板を使えない他業種の職人さんが少量で細かくつけた方が、かえって良いテクスチャーになることがあります。間宮 カラーラやティセオは粉体ではなく、最初から練り状態で来るのでしょうか?村上 はい、弊社はほぼすべてプレミックスの練り状態で取り扱っています。田口 店舗工事をよくやるのですが、デコラ社の商品が指定されることがこれまであまりなく、見積もりもしたことがありません。大手の店舗へのアピールはされているのでしょうか?村上 東京に事務所を出した主な理由はそのためです。すでに工事も受けており、デザイナーや設計士が求めるテクスチャーをいかに正確に再現できるかを提案しています。どんなテクスチャーの写真を見せられてもサンプルで断られたことはほぼありません。ただ材料名だけで売るのは難しく、実績と表現力を合わせて提案する方が店舗系には響きます。カラーラはあくまで手段の一つです。田口 自宅のキッチンに 珪藻土 を塗っているのですが、油汚れが染みてしまいました。DIYで対処するとしたらおすすめの方法はありますか?村上 珪藻土は気孔が大きいので油が染み込んでしまうと取れにくいです。そういった場合には専用のワックスを上から塗ることで、染みを防ぐケアが可能です。生田 最初は気難しい材料かと思っていたのですが、防水屋さんでもできるというお話を聞いて、左官屋さんに限らない可能性の広さに驚きました。谷澤 16種類というのは、テクスチャーが16種類なのか、材料が16種類でそれぞれからさらにテクスチャーが出るのかどちらですか?村上 後者です。16種類の材料それぞれからテクスチャーが表現できます。材料ごとに成分が異なり、添加物や骨材の違いが接着力や重量に影響しますので、伊達に16種類作っているわけではありません。表現者のニーズに応えるために必要な数だとルイージ社長は強く言っています。谷澤 店舗の仕事では不燃認定を求められることが多いのですが、デコラ社の商品はどうでしょうか?村上 デコラ社の商品はすべて石灰の含有量が35%以上ありますので、日本の漆喰工業会の基準により「漆喰・告示対象外」として不燃認定の取得が不要です。見積書や仕様書にその旨を記載していただければ問題ありません。伊藤 シチリアが本社のデコラ社ですが、イタリア本土と日本国内でテクスチャーやデザインのニーズに違いはありますか?村上 違いはあります。ヨーロッパのトレンドが数年遅れて日本に入ってきたり、逆にオリエンタルな素 … 西洋漆喰ピュアライムとは?イタリア熟成漆喰の特徴と施工性を解説もっと読む » -
KABE-DAN事務局 さんが新しい記事を投稿しました。 8か月, 2週間前
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Instagram アカウント開設 準備中!
https://www.instagram.com/kabedandizm/ 2年, 5か月前 -
綺麗なタイルでお風呂も快適!これも左官仕事のひとつです。 2年, 6か月前
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KABE-DAN事務局 さんと
神谷幸仁 さんが友達になりました 4年, 10か月前 -
KABE-DAN事務局 は フォーラム「サイトのシステムに関する要望」のトピック「添付画像のサイズに関して」に返信しました。 4年, 11か月前
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KABE-DAN事務局 は フォーラム「サイトの利用方法に関して」のトピック「ソーシャルログインができない」に返信しました。 4年, 11か月前
ご登録とご利用ありがとうございます。
「このメールアドレスに登録されているユーザーはいません。」という表示がされましたでしょうか?
ソーシャルログイン機能で作成されたアカウントでは、
IDもしくはメールアドレスはシステム側にて自動附番される仕組みになっております。
また、「個人ページ」及び「プロフィール画面」に表示されるお名前もIDでななく、
サイト上でのニックネーム扱いとなっている為、ログインの際にはご利用いただけません。初回をソーシャルログインでご利用頂いた方の場合、通常のログイン画面でなく、
2回目以降もソーシャルログインにてご利用いただく形となります。なお、IDは変更不可ですが、プロフィール編集から「メールアドレス」
「パスワード」「ニックネーム…[ 続きを読む ] -
KABE-DAN事務局 は フォーラム「サイトの利用方法に関して」のトピック「アバターの写真を変更したい。」に返信しました。 4年, 11か月前
1.ヘッダーメニューから「アカウント」→「プロフィール編集」を選択します。
2.左側のカラフルなアイコンからアバターとカバー写真が変更できます。
緑のアイコンが「アバター編集」
ピンクのアイコンが「カバー写真編集」 -
KABE-DAN事務局 は フォーラム「サイトの利用方法に関して」のトピック「サポート会員とは何ですか?」に返信しました。 4年, 11か月前
サポート会員は施工はせず、設計や工事の現場管理、空間ディレクションを主に行うメンバーです。
実際に工事を依頼できるかは参加メンバーのページから「個人ページ」の「基本情報」などをご覧ください。 -
KABE-DAN事務局 は フォーラム「エラー、不具合について」のトピック「動画投稿」に返信しました。 4年, 11か月前
こちらの投稿は以下と重複の内容なのでクローズとさせて頂きます。
添付画像のサイズに関して -
KABE-DAN事務局 は フォーラム「エラー、不具合について」のトピック「Wi-Fi環境」に返信しました。 4年, 11か月前
こちらの投稿は以下と重複の内容なのでクローズとさせて頂きます。
添付画像のサイズに関して -
KABE-DAN事務局 は フォーラム「エラー、不具合について」のトピック「添付写真 アップの件」に返信しました。 4年, 12か月前
システムに関するご報告ありがとうございます。
検証の為、こちらでアクティビティにアップしてみましたが、現状は問題がありませんでした。
頂いた情報だけですと、原因の絞り込みが出来ない為、もう少し詳細な情報を共有頂けますでしょうか?- 投稿に失敗した箇所(質問フォーラム、アクティビティ、アバターなど)
- お使いの機種(PCまたは携帯電話)
- アップロードに失敗した画像の情報(サイズと拡張子)
- ネットワークの環境(WiFiの機種や型番)
それではお手数ですがよろしくお願いいたします。
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KABE-DAN事務局 さんがプロフィール写真を変更しました 5年前
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KABE-DAN事務局 が新しいアクティビティコメントを投稿しました 5年前
ラベル表記に誤植発見。セニベントンHBになっていますよ。
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ラス はタッカーでしっかり止めていましょう。 5年前
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KABE-DAN事務局 さんと
生田泰幸 さんが友達になりました 5年, 1か月前 - さらに読み込む

