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商業施設トイレの長尺シート床下地施工|厚塗りとSL材の重ね施工


左官工事の概要

施工内容 モルタル|その他の素材/床・土間
商品、工法 セルフレベリング
エリア&物件 愛知県商業施設
日付 2026-08-05

左官のプロが解説

床高の調整が必要な商業施設トイレにおける長尺シート貼りの下地調整施工です。90mmの不陸に対し、下打ちモルタル(75mm)で嵩増しを行った上で、セルフレベリング材(12mm)を打設して高度な平坦性を追求しました。下地段階で凹凸や波打ちを徹底して抑えることで、仕上げ材である長尺シートの美しい施工品質と耐久性を支えます。

よくある質問

  1. 質問: なぜ約90mmの床高調整をセルフレベリング材だけで行わないのですか?
    回答: セルフレベリング材には製品ごとに適正な施工厚があります。今回のように大きく床高を調整する場合は、下打ちモルタルで必要な高さを作り、その上をSL材で平滑に整える方法が採られます。
  2. 質問: モルタルだけで長尺シートの下地を作ることはできませんか?
    回答: 現場条件や仕上げ精度によっては可能ですが、長尺シートは下地の凹凸や段差の影響を受けやすい仕上げ材です。今回の施工では、モルタルで床高を調整した後、SL材で最終的な平坦性を整えています。
  3. 質問: セルフレベリング材を流せば自動的に完全な水平になりますか?
    回答: いいえ。SL材には流動性がありますが、施工厚や下地処理、材料の流し方などによって仕上がりは変わります。「流すだけで完全に水平になる材料」と考えるのは適切ではありません。
  4. 質問: 長尺シートではなぜ床下地の精度が重要なのですか?
    回答: 長尺シートは比較的薄いため、下地に段差や凹凸が残っていると仕上げ面にも影響が現れることがあります。そのためシートを貼る前の下地調整が重要になります。
  5. 質問: 床の高さが大きく違う改修工事でも対応できますか?
    回答: 既存床の状態、必要な調整厚、仕上げ材などによって工法を検討します。今回のように、厚みを確保する工程と最終的な平滑性を作る工程を分けて施工する方法もあります。

この施工を担当した会社

牧ケ野業務店

牧ヶ野卓也
牧ヶ野卓也

“商業施設トイレの長尺シート床下地施工|厚塗りとSL材の重ね施工” への 1 件の返信

  1. 4枚の写真を見ると、この現場でなぜモルタルとセルフレベリング材の両方を使っているのかが分かります。

    約90mmもの床高調整をSL材だけで行うのではなく、まず下打ちモルタルで必要な高さの大部分を作り、その上をSL材で整えています。

    特に長尺シートは薄い仕上げ材なので、下地の凹凸や段差が仕上がりに影響しやすく、床の高さを作る工程と、シートを貼れる平滑な面を作る工程では求められる役割が異なります。

    完成後には隠れてしまう部分ですが、写真には**「厚みを作るモルタル」と「最終的な面を整えるSL材」を使い分ける床下地施工**が工程ごとに記録されています。仕上げ材だけでなく、その下にどのような床下地を作る必要があるのかも、改修工事では重要な検討事項です。

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