左官工事の概要
| 施工内容 | その他の素材/外壁・外装 |
|---|---|
| 商品、工法 | 吉野石膏「デラクリート」、ファイバーベースコート |
| エリア&物件 | 愛知県内 |
| 日付 | 2026-06-11 |
左官のプロが解説
高耐久な外壁下地をつくる「デラクリート工法」において、専用の下地調整材「ファイバーベースコート」を塗布する左官施工です。セメント系基材であるデラクリートセメントボードの目地や表面に、耐アルカリガラス繊維メッシュを伏せ込みながらこのベースコートを塗り重ねます。これにより、経年による建物の動きや振動を吸収し、仕上げ材のクラック(ひび割れ)を強固に抑制する強靭な下地層が形成されます。
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よくある質問
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質問: デラクリート工法とはどのような外壁工法ですか?回答: セメント系のデラクリートセメントボードを外壁下地として使用し、目地処理やベースコートなどを組み合わせて仕上げ下地をつくる工法です。塗り壁などの仕上げにも対応できます。
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質問: ファイバーベースコートにはどのような役割がありますか?回答: デラクリートセメントボードの表面や目地部分を調整し、仕上げ材を施工するための下地を形成します。メッシュなどと組み合わせることで、目地部分を含めた下地を連続した面として整えます。
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質問: メッシュを伏せ込めば外壁のひび割れを完全に防げますか?回答: ひび割れの発生リスクを抑えるために有効ですが、完全に防止できるわけではありません。建物の動きや下地の状態、施工条件などによってクラックが生じる可能性はあります。
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質問: デラクリートの出隅部分はなぜ施工精度が重要なのですか?回答: 出隅は二つの面が交わるため、下地のわずかな不陸やラインの乱れが仕上げ後にも現れやすい部分です。仕上げ材を施工する前の段階から角と面を正確に整える必要があります。
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質問: ファイバーベースコートは完成後も見える部分ですか?回答: 基本的には仕上げ材の下に隠れる下地工程です。完成すると確認できなくなる部分ですが、塗り壁の仕上がりや長期的な安定性を支える重要な工程です。
この施工を担当した会社
合同会社 鏝志の代表。塗装・左官工事の現場経験を積んだのち、外壁・内装・リフォーム・ジョリパットなどの多様な施工に対応。東海三県を中心に活動し、技術だけでなく顧客目線の提案と丁寧な仕事を信条としている。
- 主な対応エリア
- 岐阜県|静岡県|愛知県|三重県
- 所在地
- 愛知県名古屋市南区明円町133

【事務局コメント】
谷澤氏が説明しているように、デラクリート工法では仕上げ材そのものだけでなく、その下にあるベースコートとメッシュの施工が重要になります。特にセメントボードを使用する外壁では、ボード同士の継ぎ目が仕上げ面の弱点にならないよう、目地部分を含めて下地を連続した面としてつくることがポイントです。
写真で注目したいのは、仕上げ後には見えなくなる出隅部分まで平滑に整えられている点です。こうした角部では面の精度だけでなく、仕上げ材を塗った後のラインにも下地の精度が現れます。
なお、メッシュを伏せ込んだ下地はクラックの発生リスクを抑えるためのものですが、建物の動きや下地条件によるひび割れを完全に防止するものではありません。完成すると隠れてしまう工程だからこそ、仕上げの耐久性を支える重要な左官仕事といえます。