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ノンクラック工法は地震に強いか?

熊本地震16物件調査が示した真実|ラスモルノンクラック工法の外壁は崩落しなかった

2016年4月、熊本を震度7が2回襲いました。多くの建物が倒壊し、街が大きな被害を受けた一方で、ラスモルタル外壁は崩落しなかった。これは偶然ではありません。富士川建材工業は大阪市立大学と調査隊を組み、被害の大きかった益城町周辺で16物件の現地調査を実施しました。そのデータが示す事実は、外壁選びを考えるすべての方に知っておいてほしい内容です。

富士川建材ノンクラック工法について解説します

主要トピック「ノンクラック工法とは?富士川建材ラスモルで実現する割れないモルタル外壁の完全ガイド」

こちらの関連記事では、総合的に「ノンクラック工法」について解説しています。この記事の後に是非ご一読下さい。

この記事を読んでほしい人

  • 地震対策として外壁選びを真剣に考えている方|地震時に外壁崩落が引き起こすリスクを正しく理解した上で、工法選択の判断材料にしたい人
  • ラスモルノンクラック工法の耐震性能を具体的なデータで確認したい方|カタログの数値だけでなく実際の被災地調査という第三者による実証データを知りたい人
  • 南海トラフ地震など将来の大規模地震に備えて家を建てたい方|今から選ぶ外壁工法が地震時にどう機能するかを事前に把握しておきたい人
地震に備える外壁

情報の事前整理:地震時の外壁崩落が引き起こす3つのリスク

「外壁が崩落する」という事態を、多くの方は建物倒壊と同列に考えていません。しかし外壁崩落は倒壊とは別の深刻なリスクを持っています。建物が構造的に無事でも、外壁が崩落すれば居住者や通行人に直接的な被害が及ぶ可能性があります。外壁の耐震性を正しく理解することが、地震への備えの第一歩です。


人的被害リスク|崩落した外壁材は凶器になる

地震の揺れによって外壁材が剥落した場合、その破片は建物の周囲に散乱します。居住者が屋外に避難しようとした瞬間や、通行人が近くにいた場合、崩落した外壁材が直接的な危険をもたらします。外壁崩落は建物倒壊ほど注目されませんが、人的被害につながる現実のリスクです。


二次災害リスク|崩落後の雨水浸入が建物を蝕む

外壁が崩落した箇所から雨水が浸入すると、建物内部の木材・断熱材・構造体への深刻なダメージが始まります。地震直後は応急処置が追いつかないケースも多く、雨水浸入による腐食・カビの発生が建物の耐久性を急速に低下させます。外壁の崩落は地震後の二次災害の入口になりえます。


修繕コストリスク|地震後の外壁修繕は想像以上の負担になる

地震後に外壁の大規模修繕が必要になった場合、足場の仮設から材料・施工まで含めると相当なコスト負担が発生します。さらに大規模地震の直後は職人・材料ともに需要が集中するため、修繕までの期間が長期化するリスクもあります。地震前に崩落しにくい外壁を選ぶことが、結果的に最も合理的なコスト対策になります。


この Sectionの まとめ

  • 外壁崩落は建物倒壊とは異なるリスクであり、人的被害・二次災害・修繕コストという3つの深刻な問題を引き起こす
  • 崩落した外壁材は避難時の危険物となり居住者・通行人への人的被害リスクがある
  • 崩落箇所からの雨水浸入が構造体の腐食・カビ発生という二次災害を招く
  • 地震後の外壁修繕は足場・材料・職人の需要集中により長期化・高額化するリスクがある
  • 地震前に崩落しにくい外壁を選ぶことが最も合理的なリスク管理である
メーカー調査の結果

現地調査レポート: 大阪市立大学との共同調査|震度7の現場で確認されたこと

大阪市立大学との共同調査|震度7の現場で確認されたこと

2016年4月14日に発生した熊本地震は、震度6強が2回・震度6弱が3回・震度7が2回という極めて過酷な条件で建物を揺さぶり続けました。富士川建材工業はこの未曾有の被災地に調査隊を組み、大阪市立大学渡部教授の指導のもと同年5月30日・31日に現地被害調査を実施しました。調査対象は益城町・熊本市・菊陽町の計16物件。主に2階建て木造住宅のラスモルタル外壁を対象とした第三者機関との共同調査です。


調査の概要|益城町周辺16物件・第三者機関との共同実施

調査対象16物件のうち、ラスモルⅡとガラス繊維ネットを使用したノンクラック工法施工物件が複数含まれています。調査は単なるメーカーによる自社調査ではなく、大阪市立大学という第三者機関との共同実施である点が重要です。客観性と信頼性が担保された調査結果として評価できます。


最大の発見|ラスモルタル外壁の脱落・大きな損傷ゼロ

調査の最大の結論は明確です。震度7が2回という極めて過酷な条件下においても、調査対象となったラスモルタル外壁において脱落や大きな損傷は確認されませんでした。クラックの発生は見られましたが、外壁としての機能を失うような崩落は起きていません。これはラスモルタル外壁の高い耐震安全性を実際の被災地で実証した結果です。


クラックデータが示すもの|発生箇所・方位・幅の統計

調査で得られたクラックの統計データは具体的な数値として残されています。発生箇所は窓などの開口部が約75%と圧倒的に多く、発生方位は南面が約55%と最多でした。クラック幅は0.5mm以上のものが40%・0.5mm未満のものが60%という結果です。この統計は外壁崩落がなかったという事実と合わせて読むことで重要な意味を持ちます。クラックは発生したが崩落はしなかった。これがラスモルノンクラック工法の耐震安全性の実態です。


この Section のまとめ

  • 大阪市立大学との共同調査という第三者機関による実証であり客観性・信頼性が担保されている
  • 震度7が2回という極めて過酷な条件下で調査対象16物件の外壁脱落・大損傷はゼロだった
  • クラック発生箇所は開口部周辺が約75%・南面が約55%という具体的なデータが得られた
  • クラックは発生したが崩落はしなかったという事実がラスモル外壁の耐震安全性を示している
  • 単なるカタログ値ではなく実際の被災地での調査結果という点に他工法にはない独自の証拠価値がある

メーカーが公開しているデータ

熊本地震での調査結果
KABE-DANメンバーの見解

左官のプロの証言: 調査データが裏付けた現場の声|左官のプロたちが語る耐震性の実感

大阪市立大学との共同調査が示したデータは、現場で働く左官のプロたちが長年感じてきた実感と一致しています。数字が証明したことを、現場はすでに知っていました。


田口氏|熊本地震の事例を施主への説明に使い続けてきた理由

田口氏は熊本地震の事例を、新築を検討する施主への説明に積極的に活用してきました。「富士川建材さんの情報によると、熊本地震の際にノンクラック工法のモルタル外壁が非常に地震に強かった。東南海地震なども心配される今、そういった事例をお伝えして興味を持っていただくようにしています」という言葉は、今回の調査資料が示すデータそのものを指しています。施主への説明ツールとして熊本地震の事例を使い続けてきた田口氏にとって、大阪市立大学との共同調査という第三者データの存在は、その説明に確固たる根拠を与えるものです。南海トラフ地震への備えが現実的な課題となっている今、この事例が持つ意味はさらに大きくなっています。


間宮氏|壁が落ちてもバキバキに割れなかったメッシュの力

間宮氏が語る現場体験は、調査データが示す「外壁脱落ゼロ」という結論の構造的な根拠を説明しています。かつてラスを接着剤で固定するという誤った手順で施工した現場で、重量に耐えきれず壁ごと落ちるトラブルが発生した際、メッシュが伏せ込まれていたためにバキバキに砕けることがなかったという体験です。工務店からも「これだったら割れないわ」という言葉が出たといいます。外壁が万が一の状況に置かれても、ガラス繊維メッシュが一体構造として機能することで崩落を防ぐ。この現場の実感が、熊本地震の調査結果と正確に重なります。


稲熊氏・生田氏|施工品質とメーカーの後ろ盾が生む安心感

稲熊氏はサッシ角への二重メッシュ処理という施工品質へのこだわりを語ります。開口部まわりへの丁寧な処理が、熊本地震の調査でクラック発生箇所の約75%を占めた窓周りへの対策として直結しています。丁寧な施工が地震時の外壁性能を左右するという現場の知見は、調査データが示すクラック発生箇所の統計と一致しています。生田氏が語る「メーカーの後ろ盾」という表現は、大阪市立大学との共同調査という第三者検証によって具体的な意味を持ちます。職人の腕だけに頼るのではなく、メーカーが材料・工法・調査という三つの層で品質を担保している。その安心感の根拠が、今回の調査資料に凝縮されています。


この Section のまとめ

  • 田口氏が施主への説明に使い続けてきた熊本地震の事例は大阪市立大学との共同調査データが一次ソースである
  • 間宮氏の現場体験がメッシュ一体構造による崩落防止という調査結果の構造的根拠を裏付けている
  • 稲熊氏のサッシ角二重処理へのこだわりは調査データが示すクラック発生箇所統計と正確に一致する
  • 生田氏の「メーカーの後ろ盾」という表現は第三者機関との共同調査によって具体的な根拠を得た
  • 現場の実感とデータが一致するという事実がラスモルノンクラック工法の信頼性をさらに高めている

地震時の外壁崩落は、備えることで防げるリスクです。熊本地震の現地調査が実証したラスモルノンクラック工法の耐震安全性は、新築・リフォームを検討するすべての方にとって外壁選びの重要な判断材料になります。地震対策も含めた外壁選びのご相談は、お気軽にどうぞ。

編集後記

地震への備えを考えるとき、多くの方が間取りや構造体の強さに目を向けます。外壁まで気が回らないのは当然のことです。しかし今回の調査が示したように、外壁は地震時に家を守る最後の一層でもあります。崩落しなかったという事実は、数値以上の重みを持ちます。ラスモルノンクラック工法を選ぶことは、見えない部分への投資です。その選択が、大切な家族を守る確かな備えになると信じています。

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